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CD感想@ギヴン「gift」 [ギヴン]

明日(8/26)発売のギヴンのアルバムCD「gift」が届きました。
以下に感想を記します。
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【Amazon.co.jp限定】gift (完全生産限定盤) (メガジャケ付)

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  • アーティスト: ギヴン
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2020/08/26
  • メディア: CD

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映画の公開に合わせてCDが新たに出ると聞いた時から、
そしてそして、映画を実際に観てから(とても良かったです!!)
更に楽しみにしていたギヴンの「gift」。
Amazonで注文していた分が、今日、届きました!!
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特筆すべきは、やはり映画の挿入歌として使用された
ギヴンの二つ目の曲に当たる新曲「夜が明ける」です。
特にサビのメロディは、
映画館で初めて聴いた時からとても印象深くて、
タイトルがそのままメロディに乗っていることもあり、
暫くの間、私の頭の中では
「よるーがあーけるー♪」の部分がひたすら鳴っていました。


前曲の「冬のはなし」は、
サビのメロディ以外を立夏くんが作ったというとおり、
割と素直で真っ直ぐな構成のJ-ROCKでした。
今回の「夜が明ける」は、
制作の過程で真冬くんの才能が花開きつつあるとあったように、
あれこれと面白い試みがなされていて、
分析して聴いてみたら面白いだろうなと思えました。
ドラムのフィルインも格好良かったです!
個人的には、サビの最後でメジャーコードに転調するのが、
聴いていてとても心地よいです。
せつないメロディですけれど、土台はしっかりとしているというか、
太い芯のようなものをちゃんと感じられていて、
それが、「冬のはなし」と同様に
真冬くんの魂の叫びなんだろうなと思っています。
出だしのちょっと大きめなブレスにさえ、
「俺はこれから歌います! あなたに伝えます!」という
真冬くんの強い意思を感じました。

歌詞にあるとおり、たとえ大事な人が亡くなっても、
時間は容赦なく、無情に過ぎていきます。
気持ちの整理をつけたくてもできない時はありますし、
絶対に忘れないと思っていたことでも
ふと気付くと忘れてしまっているのを自覚させられ、
そのせいで深い罪悪感に襲われ、
いたたまれない気持ちになる時もあります。
なかなかしんどくて険しい道ですが、
それらはよくある人生の一部なんですよね。
そして、「夜明け」という単語からは、
やはり「光」や「明るい未来」といったことを連想します。
そういう歌を作ることができた真冬くんにとって、
立夏くんとの今があるからこそ、
由紀くんとの過去は、
辛さを纏う愛しい思い出になっているんだなと
受け止めました。

特に、中盤の歌詞の
「君がいなくても生きてゆけるけど
愛されなくても君に会いたい」は、
まず間違いなく真冬くんの本音で、
文字だけを見るとかなり淋しくて辛い内容ですが、
「冬のはなし」ほど悲しみが滲んでいない気がするのは、
今の真冬くんが立夏くんのお陰で
幸せになれているからなんでしょうね。
良い歌です。



アルバム収録曲の「へたくそ」と
「ステージから君に捧ぐ」も、大変良かったです。
それぞれ曲のテイストが違っていて、
幅の広い楽曲性を感じられました。
特に「へたくそ」は、ライブで盛り上がりそうですね。
手拍子にコーラスと、
お客さんが笑顔で参加する図が頭に浮かびました。



「冬のはなし」と「まるつけ。」については、
以前の記事で既に語りましたので、今回は割愛します。
【CD:ギヴン「まるつけ / 冬のはなし」】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-06-11-2

今回の収録の中で一番好きなのは、
やはり「冬のはなし」でした。
アニメ第9話の再放送をリアタイ視聴した時の衝撃が
本当に本当に大きすぎました。
曲としての完成度や凝り具合は
「夜が明ける」の方が上なんでしょうが、
私の中でもう「冬のはなし」は圧倒的に一番というか
もう殿堂入りしている感じです。



さて、このCDにはBlu-ray Diskが付属しており、
「まるつけ。」のMVと
映画ギヴンの特報CMが収録されていました。

「まるつけ。」MVは、
アニメ「ギヴン」の名場面集というか、
「『まるつけ。』の曲と共に振り返るテレビ版ギヴン」
という内容でした。
既存の映像を短く再編集したものですが、
見ていると、
「あんなこともあった……あぁ、そんなこともあったね」と
色々と思い出しては笑ったりせつなくなったりしましたので、
一見の価値はあると思います。
特に、最後が、
みなとみらいで立夏くんに見せた真冬くんの笑顔で
締められているというのが、
映像的にもストーリー的にも良かったです。
(真冬くんが告白する直前で、
立夏くんとの恋が本格的に始まる寸前なので)


映画「ギヴン」の特報は、
既にテレビで見ていたものの(録画もしていました)、
こうして円盤として手元に置けるのは嬉しかったです。
どうせなら、特報だけでなく、
公開直前に流れていたCMも収録してくれれば良いのにと
思いましたが、
それはきっと映画の円盤の特典になるだろうと
勝手に期待することにしました。



とりあえず私は、「夜が明ける」をたくさん聴きこみます!
そして映画をまた見て、
今度は梶さんと雨月さんのモノローグをちゃんと聞きます。
映画初見時は、曲を聴くのに集中したかったのに
モノローグにも気を取られてしまい、
結局、どちらもちゃんと聞けなかった残念な状態で
終わったので……。
楽しみです!!!



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2020-08-25 23:25 
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