感想@テレビアニメ『「艦これ」いつかあの海で』Episode2:海峡へ*ネタバレあり [艦隊これくしょん -艦これ-]
テレビアニメ『「艦これ」いつかあの海で』の感想です。
今回はこちらについて記します。
Episode-2:海峡へ
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「時雨」たち、第一遊撃部隊第三部隊(1YB3H)は、主力部隊の掩護のため、運命の海峡へと向かう。
海峡に向う道中で襲い掛かる敵艦載機、そして待伏せ攻撃を企図するPT小鬼群。1YB3Hは、彼女達の唯一の海上航空兵力、航空巡洋艦「最上」から「瑞雲」「強風改」の水上機部隊を発艦、迎撃にあたるのだった。
のっけから次回予告についてで恐縮ですが、
山城さんの「邪魔だ、どけぇぇぇぇ!」は反則です!!
これを不意打ちで聞かされたら
泣くに決まっているじゃないですか……!
ご存知のとおり、この台詞は、
ゲームの「レイテ沖海戦」イベントの際に
期間限定で実装されたものです。
鬼気迫る山城さんの声がとにかく凄くて、
実装直後からネットで話題になるだけでなく、
物凄く好評だったのを、今でもよく覚えています。
当時から「艦これ」を遊んでいた提督さんなら、
この次回予告で再びこれを聞けて、
胸にぐっとくるものがあったのではないでしょうか。
かつての私もこのイベントに参加していて、
このアニメが始まった時も
「絶対に聞きたい。いや、絶対に聞けるはず!」と
強く強く待ち望んでいたので、
この次回予告はめちゃくちゃ興奮しました。
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しかしながら、
声と共に流れた断片的な映像では、
西村艦隊の皆がぼろぼろで血だらけだったので、
同時に辛くもありました。
反射的に泣きました。
さて、ここからは本編の感想です。
今回は最上さん回、
そして妖精さんの活躍回でもありました。
「艦これ」に登場する装備には、
艦娘に似た妖精さんがそれぞれいて、
一生懸命に働いているらしい……とは知りつつも、
ゲームで彼女らが動く様を見ることは無いので、
「こんなふうなんだ」と感心しながら視聴しました。
驚いたのは、撃墜された艦載機から
妖精さんが脱出していた点です。
ゲームでは「PBY-5A Catalina」という機体があり、
「カタリナ救助」という特殊な効果を狙えるのですが、
もしそれを使うとなると、
アニメのような感じで自力で脱出した妖精さんが、
一緒に飛ばしたカタリナに拾われる流れになるのかなと
ぼんやりと想像しました。
最上さんは特に大活躍でした!
勇ましくて格好良いのは当然として、
生存が見込めないような厳しい現状を前に
「これが最後の出撃……かな」と腹を括りながらも
決して弱音を吐かず、明るさを失わないのが
素晴らしかったです。
山雲ちゃんや時雨ちゃんの危機も見事に救っていて、
あぁお姉さんだなぁと実感しました。
実に頼もしかったです。
たくさんの妖精さんもお疲れ様でした。
みんな、ちまちましていて可愛かったです。
西村艦隊を襲撃した、敵のPT小鬼群。
ゲームではイベントでしか登場しないものの、
適した装備を積んで対策をきちんと取らないと
こちらの攻撃が全く当たらなくて倒せないだけでなく、
放置しておけば、
たった一発の雷撃で艦娘が大破まで追い込まれるという
非常にやっかいな存在です。
【艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*:PT小鬼群】
https://wikiwiki.jp/kancolle/PT%E5%B0%8F%E9%AC%BC%E7%BE%A4
ゲームでPTと戦ったことのある提督さんなら、
全員が、今回の西村艦隊の苦労を理解できたと思います。
本当にいやらしくてウザったいです。
あのキャッキャッという甲高い笑い声を聞いただけで、
イベントでの嫌な記憶が蘇ると同時に
イライラしそうになります。
待ち伏せしていた敵の大軍をどうにか蹴散らした
山城さんを始めとする第一遊撃部隊 第三部隊
(1YB3H:通称「西村艦隊」)。
偵察機に乗った妖精さんによる報告が通信でなされたとおり、
こちらはたったの七隻なのに、
待ち受けている敵の数は十倍以上ということで、
戦力差があまりにも大きすぎます。
とにかく敵が多すぎるんですよね。
怖いのが、
この第2話で描かれたのはまだ前哨戦だという点です。
敵の最初の奇襲を退けた後、
最上さんたち四隻が先行し、
スリガオ海峡の入口で待ち伏せていた敵を掃討して
道を開いたので、
本隊と合流して再び七隻となった西村艦隊は
いよいよスリガオ海峡に突入します。
地獄は、次週です……。
【ピクシブ百科事典:スリガオ海峡海戦】
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%82%AA%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E6%B5%B7%E6%88%A6
第2話のリアタイ視聴中の私は、
最上さんの奮戦に感動しつつも、
圧倒的不利な状況を見るのが辛くて
ちょっと泣いてしまいました。
戦闘の終了と共に私の涙もようやく止まり、
少し気を抜いてぼんやりとしながら視聴を続けていたら、
最後の最後……EDの終わりの次回予告で
山城さんの「邪魔どけ」が耳に飛び込んできて、
いきなり涙腺崩壊
→夜中なのに大泣き
→興奮もあって全然眠れない、心が鎮まらない
という状態でした。
前哨戦と予告でこれなら、
次週で悪夢のスリガオ海峡海戦を見たら
一体どうなるんでしょうか。
心がとてももたない気がします。
きっと目が溶けそうなほど泣くと思います……。
勿論、最上さんだけでなく、
他の艦娘も凄く凄く頑張っていました。
山ちゃん朝ちゃん……もとい、
山雲ちゃんと朝雲ちゃんのいちゃいちゃも微笑ましくて
シリアスの重い雰囲気の中では
心地よい癒し要素でした。
特に扶桑・山城姉妹の頑張りは
痛々しさを感じるほどの意気込みが伝わってきて、
この先に待ち受けているであろう史実の悲劇を思うと、
胸が痛くなります。
アニメがどれだけ史実に寄せているかは不明ですが、
原作のゲームでは、二隻の台詞から伺えるとおり、
超弩級戦艦としての誇りを持ちつつも、
不本意ながら辛酸を舐めてきたようで、
稀に卑屈だと思えてしまう時もあります。
だからこそ扶桑姉妹は、
他の艦娘よりも「ここでやってやる!」感が強く、
勇ましくて格好良く、
ドラマ性の高い魅力的なキャラクターなんですよね……。
この第2話では、
厳しい現実に山城さんがキレて不敵に笑うところが
とても好きです。
キレても美人さん!
あと、軽被害を受けて本当は駄目な扶桑さんが、
過度に心配する山城さんの心の負担を取り除くために
「平気よ」「本当よ」と敢えて穏やかに言うだけでなく、
「ね? 時雨?」と彼女まで巻き込むあたりが、
やっぱり姉様だなと思いました。
ドラマチックな背景を持つ扶桑姉妹だからこそ、
彼女らをモチーフにした深海棲姫もまた
同様にドラマチックなわけで……。
とうとう出ました、海峡夜棲姫さん!
海峡夜棲姫さんは
上記のレイテイベで登場した敵の深海棲姫(ボス級キャラ)で、
「戦艦姉妹」という肩書きがあるとおり、
扶桑・山城と思しき二人の女性(二人で一隻)の姿を
しています。
【艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*:海峡夜棲姫】
https://wikiwiki.jp/kancolle/%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E5%A4%9C%E6%A3%B2%E5%A7%AB
ゲームでは静止画ということもあってか
二人ともお人形感が強かったですが、
アニメでは、向かって右の山城さんっぽい方が
ちゃんと動いていて、
生きている感を出していました。
彼女は口も少し動かして声を発していたようですが、
何と言っているんでしょうか。
ただ、向かって左の扶桑さんっぽい方は、
ゲームと同様に無表情で、
生気を感じられなかったのが気になります。
というのも、ゲームでは海峡夜棲姫を倒し続けると、
「壊」状態になった時に扶桑さんっぽい方は消えて
山城さんっぽい方のみになるんですよね。
史実では、後続の扶桑さんがとっくに沈んでいることを
山城さんは最後まで知らなかったらしいとのことで、
もしやゲームではそれが反映されているのではないかと
言われてもいます。
(扶桑さんっぽいのは
あくまで山城さんっぽい方が生み出している幻影??
艤装の一部??)
これについては、他の深海棲姫と同じく、
公式さんからの正式な説明が一切無いので、
ユーザーが推測した内の一つに過ぎません。
でも、イベント中は私も同じ想像をしたので、
そこにロマンを強く感じています。
次週の放送での戦闘で、
もし海峡夜棲姫の足元や背景に
八本もしくは十本の彼岸花が咲いたら、
私はまじでガチ泣きすると思います。
号泣必須です。
(彼岸花が示す意味については
上記の攻略wikiさんの記事を参照してください)
史実での西村艦隊は、
敵の大軍の待ち伏せにより壊滅し、
スリガオ海峡を抜けることができませんでした。
ゲームのレイテイベでは、
奮戦の末に海峡の先に進むことに成功して、
西村艦隊は友軍として栗田艦隊の援護もしています。
アニメではどうなるんでしょうね。
史実のように圧倒的な敗北となるのか、
ゲームのように勝って海峡を抜けるのか、
はたまたそれら二つとは違う結末を迎えるのか……。
個人的には、
海峡夜棲姫をぎりぎりまで追いつめるものの
(ゲームでの「壊」状態に追い込んで
扶桑さんっぽい方を消すことに成功する)
勝利まであと一歩というところで
無念の結果を迎える羽目になるのではないかと
想像しています。
轟沈は……絶対にしてほしくないので、
しないものだと信じています。
そういえば、Bパートの終盤で、
後続する志摩艦隊の描写もありました。
史実と大きく異なり、
アニメでは西村艦隊との連絡が相変わらず活発なようで、
ここが今後の救いや希望に繋がるはずだと
勝手に期待しています。
たとえば、
甚大な被害により戦線を離脱する(はずの)最上さんは、
史実では那智さんと衝突するそうですが、
アニメでは全力で逃げてくる最上さんが
那智さんに勢いよくぶつかって
抱きとめられる(保護される)とか
上手い具合に改変されるといいなと思っています。
艦これのアニメ一期の出来が賛否両論だったからか、
このアニメ二期に対する放送前の期待度は
失礼ながらあまり高くなかった気がします。
でも、いざ放送が始まったら、
少なくともネットでは高評価の方が多いようで、
いち艦これユーザーとしては嬉しい限りです。
作画は常にちゃんとしていてきれいですし、
戦闘シーンは細かな描写が多くて見応え抜群だと
私も思っています。
ストーリー自体も面白くて、
三十分の放送が体感ではあっという間に過ぎていきます。
良い意味で裏切られた感があり、幸せです。
アニメ効果なのか、
ゲームの「艦これ」も新人提督さんが増えているそうです。
現在放送中の新作TVアニメーション「艦これ」いつかあの海で。
— C2機関 (@C2_STAFF) November 8, 2022
「艦これ」のプロモーションや新規加入を企図したものではないのですが、意外なことに新規着任が激増しており、本日緊急で現在開放可能なサーバ枠を増強開放しました!地上波TVアニメというのは、令和の時代でも健在か!#艦これ#いつ海
「艦これ」は人を選ぶゲームだと思いますが、
私は大好きですし、やりがいも感じているので、
ゲームが盛り上がるのはやはり嬉しいです。
皆で一緒に頑張りましょう!
https://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html
次週は怖い。本当に怖いです。
でも見ます。
必ずリアタイ視聴します。
覚悟して、最後までちゃんと見届けます!
続きはこちら。
【感想@テレビアニメ『「艦これ」いつかあの海で』Episode3:海峡夜戦*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-18
予想以上に凄かったです。
たくさん泣きました……。
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2022-11-11 13:16
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