感想「アイドリッシュセブン」第5部 第4章:会談*ネタバレあり [アイナナ第5部 感想]
アプリ「アイドリッシュセブン」第5部の感想です。
https://idolish7.com/campaign/fifth_chapter/
今回は、第4章「会談」について記します。
第1話:企画説明会
第2話:取り戻したいもの
第3話:ブランド、プライド
第4話:カフェにて
私の推しキャラは、TRIGGERの八乙女楽くんです。
以下の記述にはネタバレを含みます。
この記事を書いている今は第6部の途中まで読み進めているため、
先の展開について前置き無しで触れることがあります。
アイドリッシュセブン 7th Anniversary Event "ONLY ONCE, ONLY 7TH." Blu-ray BOX【数量限定生産】
- アーティスト: IDOLiSH7, TRIGGER, Re:vale, ŹOOĻ
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2023/04/26
- メディア: Blu-ray
関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7
【感想「アイドリッシュセブン」第5部】
第1章:時代
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-11
第2章:車窓の如く
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-13-1
第3章:白羽の矢
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-15
【第1話:企画説明会】
密着型ドキュメンタリー番組の新たな始動にあたり、
小鳥遊事務所、岡崎事務所、ツクモプロダクション、
そしてTRIGGERの個人事務所の面々が一堂に会しました。
皆が乗り気というわけではなく、
そのテレビ局への不満を抱える姉鷺さんは
TRIGGERの参加を保留しているようで、
今回はとりあえず話を聞きに来たとのことでした。
ミスター下岡さんと和泉三月くんの会話から察するに、
これは本当に大きな番組であるようです。
きっと売り出し中のアイドルなら、
出演のオファーがあれば、即、飛びつくのでしょうが、
テレビスタッフへの不信感が拭えない姉鷺さんは
おいしい話でも慎重になってしまうようです。
また、アイドルの傍でカメラが始終回っているとなれば、
三月くんが懸念していたとおり、
普段ならファンには見せないものを見せることになります。
この辺も物議を醸しそうでした。
【第2話:取り戻したいもの】
新番組のタイトルは「バックヤードMAGIC」でした。
一回きりの特番ではなく、
ゴールデンタイムに毎週放送される帯番組で、
楽しみが定期的に供給されるファンは良いのでしょうが、
映される側のアイドルの負担は大きそうだと思いました。
手が届かない憧れの存在であるアイドルも、
スポットライトが当たらない時は普通の人で、
そんな彼らが必死に頑張る姿に世間が共感し、
根強く応援するようになる……という松永プロデューサーの主旨は、
私にも理解できます。
しかし、かつて実際に48Gや坂道を追っていた私は、
諸手を挙げて賛成することはできなかったです。
というのも、
カメラが回されていると対象(アイドル)が意識した時点で
正確にはもう素の状態ではないですし、
カメラの映され方や映像の編集のされ方によって
彼らの都合の良い方に事実が誘導されるからです。
これまで私も、アイドルのドキュメント映像を見る機会が
たくさんありましたが、
中には対象の子がファンからの非難を受けやすくするような
制作側の悪意を感じるものがあり、
実際、ネットで炎上したこともありました。
なので本来は、
撮影や編集で誰かの主観が入るかぎり
絶対に公平な映像はあり得ないとの自覚が
作る側にも見る側にも必要ですが、
どちらもそこまで考えていないのが現状です。
また、アイドルが裏の部分を明かすと
説教厨を中心とした厄介勢が増える気がします。
ドキュメント映像を信じて思い余った熱心なファンが、
勘違いであるがゆえの的外れな指摘や指示、忠告を
有料の握手会などで一方的に行ない続けた結果、
堪忍袋の緒が切れたアイドルがSNSで切れたり、
ファンには何も言わずに病んだりするのは
本当に頻繁にあります。
アイナナはあくまで創作の世界なので、
こういった問題までは描かれないとは思いますが……。
そういえば、女優の松井玲奈さんがアイナナのファンで、
関連動画を幾つも出していますよね。
彼女もSKE48時代に
たくさんカメラを回されてきた一人なので、
このシナリオを読んだ時にどう思ったのかが
ちょっと気になります。
(ちなみに、私はSKE48を知ったきっかけがひょんさんで、
握手会にも通っていました)
【第3話:ブランド、プライド】
新番組の問題は、三月くんも挙げていたとおり、
やはり完璧主義者の九条天くんの件でしょう。
それを受けて、松永Pが姉鷺さんに話し始めますが……。
松永Pは素で他人を怒らせることが多いらしく、
実際、このシーンは読むたびにムカつきました。
そもそも松永Pの言い方が駄目でしたが、
それ以上に、
彼は新番組の正当性を強く押しだすばかりで
TRIGGERの気持ちを全く配慮しておらず、
しかもTRIGGERや姉鷺さんを否定していました。
シナリオを読んでいて
「この人、本当に勧誘する気があるの?」と
何度も疑いたくなりましたし、
人の心の機微が分からない人間が作る番組も
ろくなものではないと思いました。
ŹOOĻについてはよく分からないのですが、
宇都木さんの意見には自然に同意できたので、
彼が大丈夫と言うならそうなんでしょう。
また、三月くんや紡ちゃんが言っていたとおり、
これは本当にIDOLiSH7向きだと私も思います。
この「素晴らしいものになる可能性を秘めた
友達のような何か」という松永Pの台詞にも
私はちょっと引っかかりました。
私たちが生きている現実の世界でも、
ここ数年でオーディション番組が乱立している通り、
身近な対象の伸びしろに目を付けて
その成長や活躍を見守っていく行為は
とても楽しいです。
でも、それが多いというのは一時的な流行りですし、
全てのアイドルが成長過程を明かす必要も無いです。
逆に素の姿を徹底的に隠し、
時には理想のアイドル像を演じて
カリスマ性をひたすら高めていくやり方も
同じように認められても良いはずです。
姉鷺さんが言っていたとおり、
TRIGGERはその路線で成功したのだから、
私には松永Pの言葉が納得できなかったです。
それに、皆が親しみを感じられるアイドルは
確かに魅力的だけれど、
そういう庶民的なアイドルが増えれば増えるほど、
次は逆にそうでないアイドルは希少な存在となり、
価値が高まりますよね?
TRIGGERへの愛情が誰よりも深いだけでなく、
マネージャーとしても非常に有能で、
当人たち以上にTRIGGERを理解している姉鷺さんが、
TRIGGERのマネージャーでいてくれて本当に良かったと、
何度も何度も思いました。
姉鷺さんの台詞には、私も頷きっぱなしでした。
ここまで書いてきてふと思ったんですが、
たとえばIDOLiSH7は本当にザ★アイドルという感じですが、
TRIGGERはアーティスト寄りなので、
この二グループを同じ土俵で語るのには無理がありますよね。
だからこそ、アーティスト色の強いTRIGGERを
今さらアイドル色に染めようとする松永Pの考えには、
違和感しかなかったです。
これはもう本当に頭にきました。
TRIGGERに失礼すぎます。
私が姉鷺さんだったら、怒りに任せて、
松永Pの頬を引っぱたいていたと思います。
【第4話:カフェにて】
紡ちゃんに当たる姉鷺さんを見るのは、
非常に珍しかったです。
それだけ心に余裕が無かったんでしょう。
そして、カフェで待ち合わせをしていた
天くんと九条鷹匡さんの会話が始まりました。
もう二度と不幸な子を作らないようにと、
進んで身を捧げようとしている天くんが
ちょっと見ていられないです。
天くんには天くん自身をもっと大事にしてほしい。
でも、最後はちょっと笑ってしまいました。
九条さんから、TRIGGERの二人のうち
どちらが自分に似ているかと問われた天くんが、
似ていないと最初に否定した上で、
強いて言えばと再度問われたので、渋々と
「蕎麦が好きなところは、楽……かな……くらいのと
答えていたシーンです。
これ、もう似ていないですよねww
蕎麦が嫌いな人でないなら
誰もが九条さんと似ているということになりますし、
それなら私だって九条さんと似ていますww
最後は九条さんのお茶目なところで
誤魔化された感はありますが、
各方面の話は着々と進んでいて、
問題も芽吹き始めています。
アイドルたちが大変な分、
周囲の人々も苦労が多いですね……。
タグ:会談 第5部 第五部 シナリオ ストーリー 第四章 第4章 企画説明会 取り戻したいもの ブランド、プライド カフェにて ゲーム アニメ ソシャゲ アプリ アプリゲー 感想 ネタバレ レビュー プレイ日記 スクショ スクリーンショット 画像 アイドリッシュセブン アイナナ IDOLiSH7 アニナナ トリガー trigger
2023-04-20 15:23
共通テーマ:ゲーム
共通テーマ:ゲーム