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感想「アイドリッシュセブン」第5部 第1章:時代*ネタバレあり [アイナナ第5部 感想]

アプリ「アイドリッシュセブン」第5部の感想です。
https://idolish7.com/campaign/fifth_chapter/
今回は、第1章「時代」について記します。
第1話:ライブ会場
第2話:関係者席の賑わい
第3話:スペシャルすぎるゲスト
第4話:スポットライトの中で
第5話:演出家

私の推しキャラは、TRIGGERの八乙女楽くんです。
以下の記述にはネタバレを含みます。
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関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7



今回から、アイナナ第5部ストーリーの感想を綴っていきます。
 自分を捨てた兄を追いかけアイドルを目指した一人の少年は、悔し涙も嬉し涙も共に流すことのできる、かけがえのない仲間を得た。
 共に走り続けた7人は、ついに芸能界の主要アワードであるブラック・オア・ホワイトミュージックファンタジアで二年連続の勝利を飾る。
 みんなを笑顔にできるアイドルになりたいという彼の夢は、仲間やスタッフやファンの夢と混ざり合い、大きな夢になっていった。虹を超えるような大きな夢を、真っ直ぐに追いかけた彼らの物語は今、一つの結末に向かって動き出す。
 当たり前じゃない日々を、駆けて行く。

この記事を書くにあたって第5部は読了しており、
現在は第6部の半ばぐらいまで目を通しています。
よって、記事の中では
先の出来事についても前置き無しで触れていきますので、
ネタバレを回避している方はご注意ください。

最愛のキャラは、相変わらず八乙女楽くんです!
最推しのグループも、勿論TRIGGERです!

第3~4部で皆を引っ掻き回していた月雲了さんが退場し、
この第5部ではどのような事件が起こるのだろうかと、
不安半分、期待半分でしたが、
これまでもがそうだったように
読み進めるうちに話に深く引き込まれていき、
最後まで楽しめました!
個人的には、
第4部を経てもあまり興味を持てなかったŹOOĻの
とあるメンバーに対して、
とあるエピソードを読んだ際に
「あぁ……これは好きになっちゃうわ」と思えたのが、
最も大きな出来事でした。
ŹOOĻについては、第3部でのTRIGGERへの言動のせいで
一時期は本当に苦手だったので、
このように気持ちが良い方に変わったのは
未だに意外でなりません。



では、第1章「時代」の感想です。

【第1話:ライブ会場】
当初は、最初からユーザーを随分と煽るんだなと思いました。
また、この第5部では
九条鷹匡さんと九条天くんの関係に向けて
これまで以上の焦点が当てられるようだとも感じました。
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天くんがゼロとして観客からの声援を浴びるだなんて、
どう考えても誰も得しないのに
(九条さんのためを思うならゼロの復活は不要のはず)
作中ではとうとうその時を迎えてしまったらしいんですから、
初見時は「これはのっけから頭が痛い内容だな」と
本気で思いました。
しかし、第5部のストーリーを読み終えた今では、
これを素直に天くんの晴れ舞台として受け止められるだけでなく、
心の底から彼を応援できています。
このように、一つのシーンについて
ストーリーを読む前と読んだ後では抱く感想が全く異なってくる構成は、
創作の世界では珍しくないのですが、
今回は上手くハマっていたなと思いました。

その後、月日が大きく戻り、
IDOLiSH7のゼロアリーナでの単独コンサートの開催当日に
移りました。
大型企画番組へのメイン参加などを経て、
IDOLiSH7はファンから見ても客層が広がり、
人気が更に高まったようです。
そして、TRIGGERと姉鷺さんも会場に向かうようですが……。
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TRIGGERの三人が
むちゃくちゃ既視感のある会話をしていたので、
私も思わず笑ってしまいました。
普通なら誰もが姉鷺さんのような返答をするところですが、
かつての四葉環くんたちの事件を知っている身としては、
もう無条件で彼らを信じずにはいられなかったです。

その既視感がある出来事の元についてご存知ない方は、
「アイドリッシュセブン Vibrato」の第3~4話をご視聴ください。
私の感想記事はこちらです。
【アイドリッシュセブン Vibrato Ep.3~4:巻き込まれた男】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-06-01-1
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【第2話:関係者席の賑わい】
IDOLiSH7の単独コンサートに招待されたのは、
TRIGGERだけでなくŹOOĻもでした。
ノースメイアでの一件で親交を深めた二グループの仲は、
ちゃんと良好のままであったようで、何よりです。
棗巳波くんが、縁のある二階堂大和くんと六弥ナギくんから
ライブ用のグッズを事前に貰えていたのも、
学校で和泉一織くんや環くんと一緒にいることが多い亥清悠くんは
彼らから何も貰えていなかったのも、
それぞれの個性を強く感じることができて面白かったです。
おそらく環くんは、悠くんにグッズを贈るなんてことは
全く考えていなかったんでしょう。
一織くんは、一度は「差し上げた方が良いのだろうか」と
思ってみたものの、
「いや、私が贈れば亥清さんに余計な気を遣わせるに違いない」
(このグッズを身につけろと強要することになるかもしれない)と
考え直した結果、止めたんだろうと想像しています。

ここでは狗丸トウマくんの指摘を通して、
大和くんとナギくんは同じ寮に住んでいるのに
共に仕事で忙しすぎるせいで
あまり会話ができていないらしいと分かります。
仕方が無いこととはいえ、
芸能人として売れた際の弊害にもちゃんと触れるのは
アイナナらしい良さだなと思いました。

そして、新たにŹOOĻのマネージャーとなった宇都木さんが、
ここで本格的に登場しました!
宇都木さんは、いかにも仕事ができそうなイケメンさんですが、
ちょっと抜けたところがあるようなのが魅力的で、
私も大好きです。
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凄く格好良い外見なのに、中身は可愛いだなんて、
とにかく最強すぎます。
ここでIDOLiSH7のライブのグッズ
(メンバーカラーのリストバンド)を大人げなく欲しがるのも
好きです。



【第3話:スペシャルすぎるゲスト】
第2話の終盤で触れられた、
IDOLiSH7の単独ライブに出るというスペシャルゲスト。
まぁRe:valeだよね?と思っていたら、やはりその通りでした。
相変わらずの二人の仲の良さは微笑ましかったものの、
オカリンも加わった話の内容は割と深刻で、
Re:valeならではの問題(悩み)だったので、
その落差も見どころとなっていました。
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仕事でもプライベートでも
Re:valeが親身になって後輩たちを手助けした結果、
その後輩たちによって頂点から落とされる危険性があるとは
随分と皮肉な話です。
でもRe:valeなら、更に高く飛べますよね……!
だからこそ後輩たちも無我夢中でRe:valeを追っているわけで。
Re:valeが追い甲斐のある先輩だからこそ、
後輩たちも頑張り甲斐があるんだと思います。



【第4話:スポットライトの中で】
いよいよIDOLiSH7のライブが始まりました。
七瀬陸くんがいつになく頼もしい!
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この時に「マロウブルー」が初めて披露されたようですが
昨年(2022年)ようやく第5部を読んだ私にしてみれば、
これは既存の曲という認識だったので、
少し不思議な気持ちになりました。
(当然、第5部で初披露となった他の曲についても同じです)
【IDOLiSH7「Mallow Blue」】

「マロウブルー」は凄くIDOLiSH7らしい曲だと思っています。
上手く言葉にできないのですが、
大事に取っておいたお菓子の箱の中に
きれいな石をしまっていて、
普段は箱ごと机の引き出しの中に入れているけれど、
時々それを取り出して眺めてはフフッとなる感じ……がします。
ポロポロと鳴るピアノがロマンチックで、特に好きです!
とても好きな曲なので、普段からよく聴いています。



【第5話:演出家】
熱気溢れる会場の外には
可愛い格好をした理ちゃんがいました。
四葉環という実兄と九条天という義兄を持ち、
自身もアイドル候補生としてレッスンに励む理ちゃんだからこそ、
アイドルの喜びも苦しみもよく知っているので、
通りすがりの人の暴言ですら許せなかったんでしょう。
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他人の言葉に噛みつくだなんて危なっかしいけれど、
そういうことを平然としてしまうあたりが
理ちゃんが本当は環くんの妹である証だと思えてならず、
ちょっと嬉しかったです。

そして会場の中では、ファンサをするRe:valeに対抗して、
大和くんが頑張っていました。
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照れちゃうところはアイドルとしてまだまだなんでしょうが、
そういう弱さも魅力に繋がっていました。
作中のファンだけでなく、現実のファンも、
これでもう大満足だったと思います。



第5部の始まりということで、
冒頭でゼロに扮した天くんの描写こそ不穏だったものの、
それ以外では各グループの仲の良い現状ばかりが見られたので、
シナリオを読んでいて楽しかったですし、幸せでした。
やはり、変な人が二人(九条鷹匡・月雲了)も居た第3~4部は、
シナリオ全体的にストレスが掛かっていたというか、
空に暗雲が広がっていた状態だったんだと
改めて思いました。



時間が空いた時にしかブログを書けないので、
かなりの月日を要するとは思いますが、
この後もまた少しずつ書いていくつもりです。
その際はお読みいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!



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2023-04-11 16:47 
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