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感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_17(シェリプラス2022年7月号掲載)*ネタバレあり [ギヴン]

シェリプラスで連載中の漫画「ギヴン」の感想です。
今回は、以下の号について記します。
・柊mix_17(シェリプラス2022年7月号掲載)

以下の記述にはネタバレを含みます。

ギヴン(7)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)

ギヴン(7)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)

  • 作者: キヅナツキ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2021/12/01
  • メディア: Kindle版

「ギヴン」にハマった際の記事
【感想@テレビアニメ「ギヴン」第9話 冬のはなし】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-30
前回の記事
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_15・ 柊mix_16*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-14-1



揺れる思いを整理できず、昇華させることもできず、
迫る柊たちのライブに対して
前向きに「行こう!」とは未だになれない真冬くんの描写が
引き続きありました。
「ギヴン」という作品は、わざわざ言うまでもなく、
登場人物の細やかな心情描写が大きな魅力なので、
後で単行本などで一気に読み返してみたら気にならないのでしょうが、
やはり、こうもお話が進まないと
もどかしい思いが募るのは否めません。

とはいえ真冬くんが前進しているのは明らかで、
柊くん、そしてクラスメイト二人との会話を経たことで、
真冬くんの心を覆う霧が少し晴れてきたようなのが
私にも実感できました。
皆、真冬くんに優しいのが良いですね……。
以前にも書いたと思うのですが、
ぶっちゃけ、真冬くんって面倒くさい人じゃないですか。
状況によっても変わるとはいえ、
真冬くんがあのまま誰からも心配されずに放置された結果、
つまらないことをうだうだとずっと考えたまま、
結局、ライブに足を運ぶことができず、
立夏くんとは更に気まずくなり、
バンド内の雰囲気も悪くなる一方で
皆が居心地の悪さを強く感じるようになって、
結局、空中分解する……という流れになるのも
十分にあり得るわけで。
真冬くんだけでは明るい未来に進めないのが明らかな分、
なんだかんだいって彼の世話を焼く皆
(勿論、その中には立夏くんも含まれます)の存在は
非常に大きいので、
いち読者、いちファンとしては
彼らに感謝するしかないです。



そして、最後に登場した雨月さん!!!
私は作中で雨月さんが一番好きなので、
初めて読んだ瞬間は脳が叫んだような感覚になりました。
嬉しい。嬉しい。
とにかく嬉しかったです。
雨月さんが元気そうなのも何よりでした。
そして、真冬くんがライブに行かないと
お話の続きが成り立たないとはいえ、
雨月さんの登場によりそれはもう確定したも同然だと
強く強く感じました。
いつも以上に、次号が本当に楽しみです。
早く、飄々と話す雨月さんを読みたいです……!



続きはこちら。
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_18(シェリプラス2022年9月号掲載)*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-08-06-2

雨月さん祭りで嬉しかったです!



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2022-06-09 12:11 
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