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感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_15・ 柊mix_16*ネタバレあり [ギヴン]

シェリプラスで連載中の漫画「ギヴン」の感想です。
今回は、以下の号について記します。
・柊mix_15(シェリプラス2022年3月号掲載)
・柊mix_16(シェリプラス2022年5月号掲載)

以下の記述にはネタバレを含みます。

ギヴン(7)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)

ギヴン(7)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)

  • 作者: キヅナツキ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2021/12/01
  • メディア: Kindle版

「ギヴン」にハマった際の記事
【感想@テレビアニメ「ギヴン」第9話 冬のはなし】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-30
前回の記事
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_14*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-30



感想記事の投稿に間が空いてしまいました。
他の記事でも近況を少し書いたとおり、
忙しい今はブログ更新に時間を割けないので、
手間が掛かる感想記事はどうしても後回しにしがちです。

漫画「ギヴン」については
本誌での隔月の連載も一応読み続けています。
「一応」と書いたのは、
シェリプラスの3月号と5月号については、
たまたま知人が買ったのを読ませてもらったので
自分では買っていないんです。
そのうち買おう、
買ったら感想を書こうと思っているうちに
すっかり忘れてしまい、今に至るという次第です。
このままですと、
何も書かないまま次の7月号の発売日を迎えそうなので、
覚えている範囲ですが、
思ったことを二か月分まとめて記しておきます。



まずは、柊mix15(シェリプラス3月号)について。

学校の下駄箱に入れられたチケットが、
大事なものだと真冬くんも重々分かっているのに、
ついそのままにしておいているのが、
いかにも彼らしかったです。
そういう彼の背中を押す立夏くんの苦労を多大に感じつつ、
読んでいて「こうなるよね」と笑ってしまいました。
家に持って帰ったら、それが気になって気になって、
気持ちが余計に乱されてしまいますもんね。
とはいえ、あのまま放置というのは
ただ現実から逃げている状態なので、
真冬くんは柊たちのライブに行く行かないの選択を
嫌でも強いられるのですが。


一方の、立夏くんの話。
柊のバンドのライブの日が、
いよいよ間近に迫ってきたようです。
「マネージャーに会え」という彼の勧めがあり、
立夏くんはいちギタリストとして
更に大きな一歩を踏み出しそうでもありました。
この紹介を機に各方面のスタッフとも知り合えたなら、
仕事に繋がる(コネができる)可能性も
無いわけではないので、
立夏くんが応じないという選択はまず無いです。
とはいえ、今はまだバンドの未来が曖昧なので、
仮に有益なコネができたとしても、
それをバンドの活動に生かせるのか、
はたまた立夏くん個人の話になるのかは不明ですが……。
例を挙げれば、
今回のようなサポートやスタジオミュージシャンの道も
開けるかもしれませんし、
それこそ立夏くんはまだ若くて顔も格好良いので、
レコード会社お抱えの若い女の子と組まされて
メジャーデビュー!という未来も、
割とあり得るかなと想像しました。
勿論、立夏くんにそれらを受ける気があるかどうかは、
また別の話……というか、
そこで彼が真冬くんたちとやることにこだわらなかったら、
この作品が成立しなくなるので
彼がそうなることはまず無いのですが。



続いて、柊mix16(シェリプラス5月号)についてです。
この回では、大人組の会話が主でした。

春ちゃんに声をかけてきたというレコード会社の人が、
とても誠実そうでした。
この四人でやりたいと望む春ちゃんたちと、
この四人でやってほしいと望むスタッフさんの希望が
ちゃんと合致していたのは、
読んでいて私も嬉しかったです。
とはいえ、レコード会社の人はあくまで会社員なので、
上司の偉い人が「もう待てない」と言えば、
真冬くんの気持ちが固まる前に
「やっぱりこの話は無かったことに……」や、
「代わりのボーカルはうちで用意するので」となるのは、
現実でも普通にあるので、
気は抜けないですけれども、
とはいえ、上でも書いたとおり、
ここであの四人でプロデビューができなければ
漫画「ギヴン」の世界が崩れるので、
そうならないわけはないはずです。
(この漫画は、結果ではなく、
お約束のハッピーエンドを迎えるまでの過程を
じっくりゆっくり楽しむタイプの作品だと
私は思っています)

前に進めない真冬くんについては、
正直、面倒くさい人だと思います。
それでも、立夏くんだけでなく、
大人組やレコード会社の人までが待てるのは、
真冬くんの歌に魅入られていて、
自分たちが待つだけの価値が彼にはあると認めているからで。
それをもっと真冬くんには知ってほしいなと
読んでいてうずうずします。
それを一番体感できる場は、勿論、ライブなので、
柊たちのライブを見て真冬くんが触発される
→俺も歌いたい、
みんなともっともっと演りたいと望む
という、王道の流れを早く読みたいです。



二か月分の感想は以上です。
続きが楽しみです。



続きはこちら。
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_17(シェリプラス2022年7月号掲載)*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-06-09-1



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2022-05-14 20:48 
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