感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_20(シェリプラス2023年1月号掲載)*ネタバレあり [ギヴン]
シェリプラスで連載中の漫画「ギヴン」の感想です。
今回は、以下の号について記します。
・柊mix_20(シェリプラス2023年1月号掲載)
以下の記述にはネタバレを含みます。
ギヴン(8)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)
- 作者: キヅナツキ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2022/10/07
- メディア: Kindle版
「ギヴン」にハマった際の記事
【感想@テレビアニメ「ギヴン」第9話 冬のはなし】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-30
前回の記事
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 柊mix_19】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-10-12
この号も紙で購入したものの、
その足で寄った友人宅に置いてきてしまったため、
現在、読み直すことができません。
薄らと残っている記憶を元に感想を記すので、
細かな点で間違いがあるかもしれません。
(後で読み直した後、追記や訂正をするかは未定です)
立夏くんがサポートメンバーとして出演中の、
柊くんたちのライブの続きが描かれました。
元カレの遺作を今カレが仕上げ、
実際に演奏もするという
これ以上ない曲を聞いたことにより、
それまで目をそむけてきた自分の本当の思いと
改めて向き合った真冬くん。
彼がここで「歌いたい」と強く思わなければ
話が成立せず、今後も続かないとはいえ、
これまで一年以上も散々焦らされて待たされてきたので、
とうとうここに至ったのか……という達成感を
私も得ることができました。
何より、立夏くんが柊くんのバンドに参加した意味
(真冬くんと一緒ではないのにステージに立つ意味)が
しっかりと表れていたのが、
とても良かったです。
私は、作中の人物では雨月さんが一番好きなので……
彼がそっとライブハウスを後にするシーンで
悶絶しそうになりました。
というのも、このシーンを読むまで、
あのライブハウスに秋彦さんもいることを
一時的に失念していたからです。
どちらも相手の存在に気付かず、
知らずに再びの別れを迎えていた……という状況は、
私にとってはたまらない萌えポイントでした。
「そうか……そうだよね。
ここには秋彦がいたよね。
しかも隣には、今カレの春ちゃんも一緒で……。
雨月さんなら二人を見た瞬間に全てを察するだろうから、
雨月さんがそんな彼らを見てももう傷付かないとしても、
会わずに済んで良かったなー。
いやぁ、良かった良かった」
と思いました。
仕事で海外を飛び回っている雨月さんはともかく、
秋彦さんがこのライブを観に来ている可能性は高いので、
雨月さんが未練がましく秋彦さんを無意識で探したり、
彼がいるかもしれないから……と言って
ここに行くのを躊躇したりしなかったのが、
今さらですが大変良かったです。
二人とも、過去の恋とはきっちり決別できていて、
それぞれ別の幸せを掴めているんだなと
改めて実感しました。
次週からは、いよいよ所属云々の話でしょうか。
またここから長くなりそうですが、
これまで通り、じっくり見守っていきたいです。
続きはこちら。
なんとなんと「次」は無く、最終回でした……。
【感想@キヅナツキ「ギヴン」 最終回(シェリプラス2023年5月号掲載)*ネタバレあり】 https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-03-30
2023-01-07 20:20