NHK朝ドラ感想「エール」第18週:戦場の歌*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の感想です。
今回は第18週「戦場の歌」について記します。
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初回と前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週:初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1
【NHK朝ドラ感想「エール」第14~17週*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-10-10-1
【第18週:戦場の歌】のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/yell/
裕一(窪田正孝)は、慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れる。そこは“インパール作戦”が展開される激戦地だった。一方、福島では母・まさ(菊池桃子)が倒れ、弟の浩二(佐久本 宝)から知らせを受けた音(二階堂ふみ)が駆けつけていた。
その頃、恩師の藤堂先生(森山直太朗)が前線の駐屯地にいることを知った裕一は、危険を冒し会いにいく。兵士たちと演奏会を開き、音楽で気持ちが一つになった翌朝。部隊を悲劇が襲い…。
今週は、なんといっても水曜日(第88回)の放送でしょう。
裕一が藤堂先生との再会を果たした翌日(演奏会の本番前)、
敵軍による奇襲があり、部隊は全滅状態になりました。
その描写が凄くて、水曜日の朝は大きな衝撃を受けました。
日本が大東亜戦争に突入してから、
現代的な考えを持つ音の言動の影響が大きかったのか、
戦時下のはずなのにそうでないような違和感
(ふわふわと変に浮ついている印象)がありました。
でも水曜日の放送は全く違っていて、
「朝ドラでこれをやるの?!」と心底驚くほどリアルな描写が
放送されました。
リアルといっても、血しぶきはほぼ無く、肉片も飛ばなかった等、
映像表現としてはかなりマイルドだったと思います。
ただ、さっきまで生きていた人々が
短時間で次々と倒れていく様は衝撃的で、
音楽の使い方の巧みさも相まったこともあり、
奇襲が始まってからは私も息をのみました……。

藤堂先生については、つい歌に聞き惚れてしまい、
「先生ってば、歌がとってもお上手……ってそうか、
中の人はプロ歌手だ」と
当たり前のことを思ってしまいました。
森山直太朗さんが歌手であることを忘れるほど、
私にとって藤堂先生は藤堂先生でした。

最初に撃たれたギターの人の
「子供に会える資格」云々の話も良かったです。
一方、金曜日の放送で、
豊橋への空襲後に光子さんも歌いましたけれど、
こちらはちょっと尺が長すぎるのが気になりました。
薬師丸ひろ子さんの歌はとても好きなので、
自分でも「え? まだ続くの?」と思ったことが意外でした。
あそこはあの半分ぐらいの長さで良かったと思います。
音の音楽教室に通っていた少年が亡くなったり、
宗教に走った五郎さんが、結局、戻ってきたとはいえ、
途中で大変な状態にあったり、
梅たちも辛い思いをしたり……と、様々なことが起きました。
多くの人の心が傷付いたことで、
まだ暫くの間は刺々しい内容になるのかもしれませんが、
皆が音楽によって明るい気持ちになれるのを
ゆっくりと待ち望もうと思っています。
続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第19週:鐘よ響け*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-10-23-1


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2020-10-17 23:17
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