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NHK朝ドラ感想「エール」第14~17週*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の感想です。
今回は第14~17週について記します。
・第14週:弟子がやって来た
・第15週:先生のうた
・第16週:不協和音
・第17週:歌の力

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初回と前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週:初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1
【NHK朝ドラ感想「エール」第13週:スター発掘オーディション!*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-06-27



約一か月前からようやく放送が再開された朝ドラ「エール」。
ずっとリアルタイムで追いかけていましたが、
感想を記すのを怠ってしまっていました。
色々と思うことがあるのに、このまま終わらせるのは
やはりすっきりとしないことから、
こちらの記事では四週まとめて書いてみます。



【第14週:弟子がやって来た】あらすじ
https://www.nhk.or.jp/yell/
 ある日、古山家に田ノ上五郎(岡部 大)という青年がやって来る。五郎は作曲家を目指していて裕一(窪田正孝)の弟子になりたいという。裕一は悩んだ末、古山家に居候させることにする。
 時を同じくして、音(二階堂ふみ)の妹・梅(森 七菜)が文学の新人賞を受賞し、上京。五郎と梅は夢に向かって古山家で修行の日々を過ごすが、お互いのことが気になり…。
 そこへ久志(山崎育三郎)が梅に一目ぼれし、大騒動が巻き起こる?!

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久志回だった前週に続き、
この週の中心は末の妹の梅と
新たな登場人物の五郎さんの物語でした。
やたらと声が大きく、馬鹿真面目といった感じの五郎さん。
当初はあまり良い印象を抱けませんでしたが、
転んでしまった梅をかばって「笑うな!」と一喝したところは
大変男らしく、
「これは惚れるわ……」と私も思いました。
梅ちゃんも、かつての旧友との会話では
一方的に放たれた嫉妬から、
バチバチと火花が散っているのを感じましたが、
最後の二人の会話からすると
良きライバルとして互いに高めあっていける可能性を
強く感じました。



【第15週:先生のうた】あらすじ
https://www.nhk.or.jp/yell/
 世の中に戦時色が漂い始める中、裕一(窪田正孝)は「露営の歌」を作曲し大ヒット。はからずも戦時歌謡の旗手として注目されると、吟(松井玲奈)の夫で陸軍に勤める智彦(奥野瑛太)から作曲を依頼される。詞を鉄男(中村 蒼)、歌を久志(山崎育三郎)が担当する“福島三羽ガラス”がついに始動するが、曲作りは難航。
 きっかけをつかもうと三人は福島へ帰郷し恩師・藤堂先生(森山直太朗)に再会するが、意外なことを聞き…。

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真珠湾攻撃が始まり、いよいよ太平洋戦争が始まりました。
戦中というとどうしても強い貧困をイメージしてしまいますが、
日本への空襲がまだ無かった頃は、そうでもなかったようで、
庶民にとって戦争はまだまだ遠いものという印象を受けました。
裕一たちの願いが叶い、福島三羽烏で仕事ができたことは
とても喜ばしいことでしたが、
先生の出征が絡んでいたのは複雑な心境でした。
とはいえ、久しぶりに福島の人々を見られたのは嬉しかったです。
そこに三郎さんがいなかったのが、残念でした。



【第16週:不協和音】あらすじ
https://www.nhk.or.jp/yell/
 昭和16年に太平洋戦争が勃発、裕一(窪田正孝)は戦時歌謡に加え、ニュース歌謡の作曲にも携わるようになる。久志(山崎育三郎)は福島に帰郷し慰問活動、鉄男(中村 蒼)は新聞記者の仕事に戻って、三人のタッグによる活動は休止するなど、時代の荒波が押し寄せていた。
 音(二階堂ふみ)も自宅で開いていた音楽教室を閉めざるを得なくなり落ち込んでいたが、戦意高揚の音楽活動を行う“音楽挺身隊”に参加することになり…。

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徐々に戦時色が強くなってきましたが、
裕一の周りではあまりそうでもなさそうなのに
違和感を持ちました。
特に、音の言動については
「ん?」と首を傾げることが何度もありました。
今の時代であれば、音のような生き方もあるでしょうが、
この時代はやはり、良くも悪くも吟さんのような生き方の方が
すんなりと受け入れられます。
特に、配給を多く貰えるチャンスなのに
行きたくないからといって婦人会に積極的に参加しないとか、
未だに理解できません。
家の中でこっそりと悪態をつきつつも、
表面上は喜んで参加している体を取るとか、
他に描きようはあった気がします。

吟さんは辛いですよね……。
彼女の心情が分かるからこそ、余計に、
あの時代でも自由きままな音の言動が
いちいち癇に障った感じです。



【第17週:歌の力】あらすじ
https://www.nhk.or.jp/yell/
 召集令状が届き、戦地で戦うことを覚悟した裕一(窪田正孝)だったが、作曲活動での戦争への貢献が認められる形で召集解除となる。音(二階堂ふみ)は一安心するが、裕一の心中は複雑だった。
 そして海軍の航空機搭乗員となるために学ぶ“予科練”の若者たちをテーマにした「若鷲の歌」を作曲することになり、訓練に励む若者たちに会いに行く。死を覚悟する若者の心に触れた裕一は…。
 そして、古山家にある知らせが届く。

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裕一が予科練での生活を体験し、
「若鷲の歌」を完成させるくだりはとても良かったです。
でも裕一に戦地への慰問の話が出て、
これまで比較的安穏としていた音が急に焦って取り乱す姿には
あまり共感できなかったというか
彼女に気持ちを寄せることができませんでした。
他人事と自分の事では心境が全く違うのは当然ですが、
音が自分勝手なように思えてなりませんでした。
その前の、裕一に召集令状が届いた直後に
音が吟さんのところを単身で訪れて
どうにかならないかと頼むシーンは、
いたたまれない気持ちになって見ていられなかったです。



来週はいよいよ裕一の戦地到着に加えて、
藤堂先生との再会もあるようですが、
見ていて楽しい話だけで終わらないようで……。
ここら辺が物語全体の山場であるのは確かでしょうから、
辛くてもしっかりと見ていきたいです。



続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第18週:戦場の歌*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-10-17-1



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2020-10-10 16:09 
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