NHK朝ドラ感想「エール」第13週:スター発掘オーディション!*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の感想です。
今回は第13週「スター発掘オーディション!」について記します。
連続テレビ小説 エール Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2020/03/25
- メディア: ムック
初回と前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週:初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1
【NHK朝ドラ感想「エール」第12週:アナザーストーリー *ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-06-20
第13週「スター発掘オーディション!」のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/yell/
安定した作曲家生活を送るようになった裕一(窪田正孝)は、廿日市(古田新太)からオーディションで発掘する新人歌手のデビュー曲の作曲を依頼される。裕一は、いまだ歌手デビューできていない久志(山崎育三郎)にオーディションへの応募を勧める。
一方、かつて音(二階堂ふみ)に歌を教えていた御手洗清太郎(古川雄大)も豊橋から上京。二人は、一つの合格枠をめぐってライバル心を燃やす。
そしていよいよオーディション当日!
今週は久志がメインとあって、
先週に引き続き番外編のような内容でしたが、
とても面白かったです!
今までの放送の中で最も好きだった週かもしれません。
今週早々に流れた、少年・久志の物語。
裕一や鉄男と同様に、久志も、
藤堂先生に才能を見出されていたんですね。
幼い頃に両親に離婚されて、母親が家を出た件は
残念なことでしたが、
新しい母親が久志に優しいのが救いでした。
藤堂先生+少年の久志と、
大人の久志の二種類が聞けた「ふるさと」の歌も
大変よく効いていたと思います。
そんな久志。
音楽学校を首席で卒業という圧倒的な実力に、
女性たちにモテまくっている魅力的な外見から、
当人は卒業後すぐにレコード会社からスカウトが来ると
思い込んでいたようで。
四年もぷらぷらと遊べていたのは実家の財力のお陰でしょう。
もしかしたら、あの母親が久志の才能をちゃんと認めていて、
彼の好きにさせていたのかなと思うと、
より、あの過去編が愛おしくなりました。
こちらは、ツイッターで流れてきた久志の履歴書。
凄いです。
さて、先週の予告を見た時から楽しみにしていた
ミュージックティーチャーこと御手洗先生の再登場!
彼と久志の歌のバトルは圧巻でした。
庭での発声練習の「バババババ~」のシーンでは、
朝から良いものを見せてもらえた気分になりました。
二人の間には火花がバチバチに飛び散っていたのに、
双方ともにちゃんと歌の実力を伴っていたから、
相手の実力もちゃんと認めることができていました。
金曜日の放送で、
熊次郎に酷くけなされたミュージックティを
久志がすかさず庇ったところや、
研究生待遇を断ろうとした久志のことを思って
ミュージックティが「駄目よ」と進言したシーンは、
二人の友情を強く感じました。
最後に二人で歌唱した「船頭かわいや」も、
本当に本当に素晴らしかったです。
熊次郎はいちいち鼻につくキャラクターでしたが、
久志が言っていたように顔は良いですし、
歌もそこそこ上手い
(でも久志やミュージックティほどではない)という
ビミョーなところが良かったと思います。
これだけでしたら、彼にムカついただけで終わったでしょうが、
最後に廿日市さんが彼にビシッと言ってくれたことで、
観ている私もすかっとできたのが、気持ち良かったです。
そうそう、オーディションでは、
他の歌い手さんもお上手だったことに朝からびっくりでした。
特にあの駅員さん!
凄かったです。
来週からも引き続き面白そうですが、
とうとう放送中止なんですね。
(代わりに第1回の再放送が行なわれる)
残念ですが、
キャストさんのオーコメを新たに聞けるということで、
復習も兼ねて楽しむつもりです。
続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第14~17週*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-10-10-1
2020-06-27 13:09
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