アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第11話:周到な悪意*ネタバレあり [アニナナ感想]
アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」
第11話「周到な悪意」の感想です。
以下の記述には、先の展開を含むネタバレがあります。
アイドリッシュセブン Third BEAT! 1 (特装限定版) Blu-ray
- 出版社/メーカー: バンダイナムコアーツ
- 発売日: 2021/09/28
- メディア: Blu-ray
関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7
初回と前回の感想記事はこちら。
【アニナナ3期感想 第1話:星を覆う雲】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-07-07
【アニナナ3期感想 第10話:合宿開始!】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-09-06-2
第11話のあらすじはこちら。
https://idolish7.com/aninana/
Re:valeが曲、TRIGGERが振り付け、IDOLiSH7が衣装を担当する24時間合宿のテーマソング制作は、全員の奮闘でなんとか早朝には完成にこぎつけた。その頃、了のマンションには悠とトウマ、巳波、虎於が集結していた。
了さんの悪意がいよいよ表に出てきた回でした。
特にBパートは、見ていて胃が痛くなりそうでした。
その前に!
三グループ合同の熱海での合宿の様子も描かれました。
待望の八乙女楽くんのメロディ口ずさみのシーンもあって、
とてもとても嬉しかったです!
アプリゲーもフルボイスなのですが、
アニメ版は楽くん自身が手拍子をしていたこともあり、
より良くなっていたと思います。
面白かったです!
番組用の新曲に振付、衣装のデザイン……と、
一日をフルに使っても達成するのは難しいはずですが、
少ない残り時間で何とか終えられて良かったです。
そんな忙しい中でも、
アイドルたちが、一層、仲良くしている描写もあり、
ほっこりしました。
私が特に良いなと思ったのは、
和泉三月くんと四葉環くんが会話をするシーンです。
まさに兄と弟という感じ!
三月くんには和泉一織くんという実の弟がいますが、
幼い頃からずっと一緒にいるからこそ、
一織くんに嫉妬したり、煩く思ったりする時もあるでしょうし、
環くんに対してはそういう負の感情が無い分、
優しさを素直に出しやすいんだろうなと思いました。
(勿論、実の弟が故の一織くんの重さが有難い時もあるはず)
その後の、六弥ナギくんと二階堂大和くんの会話は、
今後の重要なネタに繋がることもあって、
私も少し緊張しながら視聴しました。
優しく言ってくれる大和くんに対して、
ナギくんは心を開いていないわけではないけれど
(それどころか大和くんには全幅の信頼を寄せている)
自分の秘密を明かす気は毛頭無かったんでしょう。
こういう状況でも話を逸らしてしまうナギくんには、
その心境を理解できるとはいえ、淋しさも感じました。
多分、その場にいた大和くんは
この淋しさをもっと強く感じていたと思います。
そして漢数字の大字(だいじ)の話!!!
六弥ナギの「六」を大字で書くと「陸」なので、
もしIDOLiSH7からナギくんがいなくなっても
七瀬陸くんがナギくんを兼ねられることから、
パーフェクトのままでいられる……わけはありません!!!
辛かったです。
ちなみに、ここでの二人の会話は
アプリゲーの第4部のストーリーに繋がります。
先が気になる方は、是非、遊んでみてください。
あと、千さんから刺激を受けて、
作曲に興味がある逢坂壮五くんがそわそわしていました。
回想シーンでのちびっこの壮五くんが、
とても可愛かったです。
千さんも壮五くんも、
音楽の魅力に取りつかれた者同士という感じでした。
特に千さんについては、
以前の過去回想を見たばかりもあって、
その執着ぶりはまるで呪いのようだとも感じますが、
そこまでの人だからこそ名曲が生まれるんでしょうね
今回もそうしていたとおり、
千さんはこの先も先輩として
壮五くんをフォローするようになりますが、
きっとかつての彼ではできなかったことだと思うので、
その成長も改めて感じられて嬉しかったです。
さて……
呼び集めたŹOOĻの意見を尊重した月雲了さんは、
わざわざ八乙女事務所に出向き、
TRIGGERが欲しいと突拍子もないことを言い出しましたが……。
そんな無茶な要望をいきなり聞かされて、
八乙女宗助さんが応じるわけがないのを踏まえると、
(あわよくば応じてもらえたらラッキーだと
思っているぐらいはあったのかもしれませんが)
この来訪は了さんなりの宣戦布告であり、
宗助さんに対する嫌がらせだなと思えました。
了さんは、
自分の言動で他人が不快な思いをするのを見るのが
何よりも大好きな人なので、
今回の宗助さんの強気な反応は楽しかったと思います。
宗助さんの発言は……
それだけの自信があったからでしょうが、
その後の展開を知った上で視聴していると、
「この時点でもっと警戒しておけば……」と思ってしまいます。
そして、宗助さんが姉鷺さんに塩を撒けと命令するシーン
(そして一度は断られるシーン)が無かったのは、
アプリゲーでのやり取りが面白かっただけに残念でした。
そして、TRIGGERが転落するきっかけとなった、
花巻すみれさんによる罠のシーン。
十龍之介くんの優しさが悪い方に利用されたのだとは
既にこの時点で明らかで、
喫茶店のシーンからもうはらはらしっぱなしでした。
たまたま出くわしたナギくんが
二人に変な感じに絡み始めるシーンは
とても面白かったのですが……。
龍之介くんがすみれさんの代わりに電話で話すシーンは、
「あー……」という低い声が漏れました。
もしアイナナがタイムリープ系の作品で
過去をやり直すことができるようになるなら、
まず間違いなくここが鍵ですよね。
なんとしてもすみれさんの携帯電話を奪い取り、
龍之介くんが彼女の事務所の問題に
関わらないようにする必要があります。
そのナギくん。
龍之介くんたちと話している時はいつもの彼だったのに、
アキバ系の友人を装ったソルヴァルドが現れた途端、
不機嫌そうになったのが大変良かったです。
ぶすっとしていても良い顔!
次週の予告に慄いていたら……
今回はその後にとんでもない爆弾がぶっ込まれました。
この先が非常に怖いです。とても。
続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第12話:簒奪の準備*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-09-20
タグ:周到な悪意 あらすじ 第11話 Zool ズール テレビ アニメ テレビアニメ ソシャゲ アプリゲー ゲーム アイナナ アイドリッシュセブン IDOLiSH7 アニナナ 感想 ネタバレ レビュー スクショ スクリーンショット 画像 trigger トリガー Re:vale リバーレ リヴァーレ
2021-09-13 23:06
共通テーマ:アニメ
共通テーマ:アニメ