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感想@進撃の巨人 第137話「巨人」*ネタバレあり [アニメ・ゲーム・漫画・小説]

諫山創先生の漫画「進撃の巨人」第137話 巨人の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。

進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者: 諫山創
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/01/08
  • メディア: Kindle版

関連記事
【「進撃の巨人」と私】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-01-29



上記のリンク先の記事のとおり、
私が「進撃の巨人」という作品にハマったのは、ごく最近です。
現在放送中のアニメFinal Seasonを全力で楽しんでいるのもあり、
諫山先生の原作漫画にはまだ手を出していないのですが、
続きが知りたい欲が募り、ネタバレを全力で踏んでいます。

原作が完結したら単行本を揃えようかと思っていたのですが、
最新の第137話が出た本日、とうとう我慢ができなくなり、
ここだけマガポケで読んでしまいました……。
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269632237246535969
よく分からない部分があったものの、大変面白かったです。



まず、きっと今に始まったことではないのでしょうが、
アルミンの主人公感がめちゃくちゃ強くてびっくりしました。
道と呼ばれる場所でジークと交わした会話は、
にわか進撃の巨人ファンの私にも沁みました……。
他愛のない、ごく当たり前に存在していた日常を思い出しながら
「この時のために生まれてきた」と実感できたのは、
その時間がいかに幸せだったかを痛感したからでしょうし、
無意識でその時間を過ごせていた当時は
まぎれもなく幸福だったという事実でもあったように思えました。
そして、アルミンの言葉で心が震えたからこそ、
ジークも幸せな過去を思い出し、道から戻ってきたんですよね。
ジークが実の父の名を挙げていたのは、嬉しい衝撃でした。
ちょっと素直じゃない言い方をしていたのも
彼らしくて好ましかったです。



そして……わざわざリヴァイを呼び寄せたジーク。
これ、兵長はやっとエルヴィン団長との約束を果たしたんですよね。
しかも、ジークの様子からいって、
彼は望んで兵長に攻撃されたように見えました。
(これまでの話が分からないので、違っていたらすみません)
現実世界に戻ってからのジークは、とにかく達観しているようで、
何より幸せに満ちているようで、
兵長にあっけなく仕留められたというのに悲壮感が全く無く、
清々しさまで伝わってきたのが、非常に印象的でした。



満身創痍という言葉以外での表現が見つからないほど
全身がぼろぼろの状態であるのに、
一撃でジークの首を刎ねた兵長が凄かったです。
さすがでした。
ただ、ようやく任務を完了させて、念願を叶え、
大きな未練を消すことに成功した今、
兵長がどうなってしまうのかが、これまで以上に気がかりです。
辛いかもしれないけれど、
やっぱり「生きている」ことは幸福だと思うので、
兵長には最後まで生きてほしいです。
幸せになってほしいです。



他、いろんな巨人が復活したり、
皆が戦いで危ない目に遭ったりしていましたが、
凄すぎて(そして私が分かっていないことが多すぎて)
私の頭にはクエスチョンマークがたくさん浮かびました。
そんな私でも、やはり最後のページにはぐっときました……!
辛いですが、続きが楽しみです。
この作品を全力で楽しんでいる読者(アニメ視聴者)にとっては、
「進撃の巨人を読む/見るために生まれてきたんだ」と言いたくなる
素晴らしい内容でした。



(3/9追記)翌月号の感想も書きました。しんどい……。
【感想@進撃の巨人 第138話「長い夢」*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-03-09-2



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2021-02-09 13:47 
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