さくらもちモチ

NHKよるドラ感想「いいね！光源氏くん」最終絵巻：光くんばいばい？！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

NHKよるドラ「いいね！光源氏くん」
最終絵巻「光くんばいばい？！」の感想です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の漫画は未読です。

初回と前回の感想記事はこちら。
【第一絵巻：平安のいけめん現る？*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-3
【第七絵巻：ばっくとぅ京都？*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-17



最終回のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/

　光源氏（千葉雄大）は沙織（伊藤沙莉）との気まずい空気を何とかしようと、中将（桐山漣）を誘って居酒屋で酒をともにする。源氏物語の平安の世界では、契りを交わしたすべての女人を幸せにしたいと思っていた光だが、今は一人の女人だけを幸せにできればと思い直したことを中将に告げる。
　一方、沙織は、多元宇宙論の研究者であるフィリップ（厚切りジェイソン）からの電話を受け、光が源氏物語の世界に戻る方法を知るが…

とうとう終わってしまいました。
毎週土曜日の夜に（録画したものを日曜日の朝に）観るのが
とても楽しみだったので、
もうそれが無いのかと思うと、非常に非常に淋しいです。

とはいえ、ハッピーエンドで良かったです！

個人的には、あのまま光源氏くんが帰ったままで戻ってこず、
沙織の鞄の中にはすっかり愛読書となった源氏物語があって、
一人でしんみりと花火を楽しむ……方が好みでしたが、
これはこれですんなりと納得でき、楽しめました。
光源氏くんも沙織も幸せそうだったのが一番です！
本当に良かった。
中将さんはどうなったのかが気がかりです。



その前の、仲直りをしたい気持ちの表れとして、
沙織が光源氏くんの好物である抹茶スイーツを買い、
光源氏くんが沙織の好物のモンブランを作ったところも、
見ていてきゅんきゅんしました。
それぞれの優しい気持ちが伝わってきましたし、
二人の本気もしっかり出ていました。
最後のデートもせつなかったなぁ。
沙織が光源氏くんに、いつもの黒いニット帽でなく
本来の烏帽子をかぶるようにと勧めたシーンは
ちょっと泣きそうになりました。



世間でも話題となり好評だったらしいこちらの作品。
私も、続編の制作を強く望みます。
機会があれば、原作の漫画もちゃんと読んでみたいです。