NHKよるドラ感想「いいね!光源氏くん」第七絵巻:ばっくとぅ京都?*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
NHKよるドラ「いいね!光源氏くん」
第七絵巻「ばっくとぅ京都?」の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の漫画は未読です。
いいね!光源氏くん(2)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)
- 作者: えすとえむ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2019/01/23
- メディア: Kindle版
初回と前回の感想記事はこちら。
【第一絵巻:平安のいけめん現る?*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-3
【第六絵巻:ないすとぅみーちゅー?*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-10
第七回のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/
多元宇宙論の研究者であるフィリップ(厚切りジェイソン)から、光源氏(千葉雄大)を元の源氏物語の世界に戻すため京都へ行くよう言われた沙織(伊藤沙莉)。早速、中将(桐山漣)も連れて訪れるが、光と中将は千年後の都に最初は戸惑いつつも、念願の抹茶パフェを食べて感動するなど観光気分に浸る。
一方、姉たちが宇治の源氏物語ミュージアムに行くことを知った詩織(入山杏奈)も追いかけてやって来るが、そこで波乱の展開に。
放送があと残り二回ということで、
物語もいよいよ佳境に入りました。
結局、フィリップさんの勧めで京都に行った意味が
ちゃんとあったのかは分かりませんでしたが、
光源氏くんや中将さんに真実を知らせるには
とても良い機会だったようで……。
中将さんの「何をやっても光源氏に及ばない」云々の台詞は、
聞いている私も辛かったです。
沙織のように「源氏物語」を読んだことがある人間ならば、
作中に登場する中将が
光源氏のためだけに存在するわけではないと言えるけれど、
当人からすれば
何となく感じていたそれに合点がいってしまったことで、
理不尽さをより強く認識してしまいますよね。
沙織の、八つ当たり的な光源氏くんへの暴言も、
大変痛々しくて、
見ていられない気分になりました。
でも「光源氏に愛された女性たちは総じて幸せでない」発言には
「あぁ、そうかもしれない」と納得してしまい、
思わず笑ってしまいました。
正妻の葵の上は勿論、
身代わりのように愛された紫の上も、
一時のなさけをかけられた他の女性たちも、
光源氏に翻弄され、苦しんだわけですし……。
来週はいよいよ最終回!
光源氏くんが無事に帰れるかどうかの他、
沙織との関係も気になります。
次週を迎えるのが楽しみですけれど、同時に淋しいです!
続きはこちら。
【NHKよるドラ感想「いいね!光源氏くん」最終絵巻:光くんばいばい?!*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-24
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2020-05-17 10:56
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