さくらもちモチ

ドラマ感想「木ドラ25 ゆるキャン△」　[テレビドラマ感想] [編集]

テレビ東京のドラマ（木ドラ25）「ゆるキャン△」が大変良かったので
感想を記します。

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【アニメ「ゆるキャン△」】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-02-15-3



「ゆるキャン△」のドラマ化を最初にネットで知った時、
私は期待するどころか失望していました。
私は原作の漫画を読んでおらず、
アニメでしかこの世界を知らないのですが、
キャンプブームに乗っかった安易な三次元化だと勝手に思い込み、
「どうせ『こんなの、見なきゃよかった』と思うんだろな」と
ひどいことを考えていました。


特に、放送前に各務原なでしこちゃんの実写画像を見た時は、
「あ、髪の毛がピンクじゃない。地毛でいくんだ？」と思い、
軽いショックを受けました。
尤もこれは、
私が普段から2.5次元の舞台に触れているせいだったのですが。
（2.5次元の舞台ですと
髪の毛の色も完璧に再現されることが基本なので）
すぐに、「そうだよね、これは単なるコスプレじゃないし、
そもそも2.5次元系じゃないし」と思いましたが、
違和感があるのは否めませんでした。



そんな私の気持ちが変わったのは、第1話を観た時です。
観る直前までは、興味よりも、
恐る恐るといった気持ちの方が大きかったのですが、
実際に観てみたところ、拒否反応は全く出ませんでした。
違和感を覚えたなでしこちゃんについても
最初からすんなりと受け入れることができ、
EDになった時には
「これ、アニメのまんまじゃん。
わざわざドラマ化する必要は無くない？」とさえ思いました。
そう、私が大好きなアニメがそのまま、
ドラマとして三次元化されていたんです！

当初こそ
「アニメそのままの出来具合なら、私はアニメを見るから、
別にドラマの方は見なくてもいいかな……」
と思っていたものの、
第2話、第3話と視聴を重ねるにつれて、
このドラマ「ゆるキャン△」にずぶずぶとハマっていきました。
いつしか、毎週の放送を楽しみにするようになっていました。
結局、大好きなアニメがそのままドラマとして作られていたので、
私がドラマ版も好きになっちゃったのは必然だったんです。



「アニメがそのままドラマになっていた！」というのは
文字としては簡単に書けますが、
キャストさんを含めたスタッフさんには
相当なご苦労があったと思います。
同時に、作品への愛も相当あったんだろうなと伝わってきました。
どの登場人物も、私がアニメで見てきたキャラクターそのままで
本当に本当に感動しました。
髪の毛の色の違いなんて全く気にならないぐらい、
リンちゃんが、なでしこちゃんが、斉藤さんが、
あきちゃんが、犬山さんが……ぐび姉こと先生も、ちくわも
テレビの中に存在していました。
二次元のキャラクターが、ちゃんとリアルに三次元にいました！！
こんなに忠実で凄くて素晴らしい実写化作品は
なかなかないと思います。
いちファンとしてとても嬉しかったです！

最終回を前に、
久し振りにアニメの「ゆるキャン△」を見直してみたところ、
やはりドラマの再現度の高さに感動しました。
それと同時に、私はやはりこの作品が
（アニメもドラマも）好きだなぁと、再確認できました。



アニメは続編の放送が決定したそうで……
いつでも良いので、是非、ドラマ版も続編を作っていただきたいです。
本当に、とってもとっても良い作品でした。