さくらもちモチ

アニメ「ゆるキャン△」　[アニメ感想] [編集]

BS11で再放送中のテレビアニメ「ゆるキャン△」を、毎週楽しく視聴しています！

こちらの作品、去年もBS11で放送されており、私も楽しく見ていました。
（原作の漫画は未読です）
レコーダーの残量の都合で、放送を見ては録画を消していたのですが、
半ばを過ぎる頃には「残しておけば良かった」と悔いていました。
そうしたら！　今年になって再放送が行なわれて……
勿論、毎週欠かさず録画しています。
内容は既に知っているのに、放送日が楽しみでなりません。


実を言いますと、去年、初回の放送を見ていた時は、
メインキャラクターの一人である各務原なでしこちゃんを
苦手だと感じてしまい、
その後の放送を見るのは無理かなと思った瞬間もありました。
私はマイペース過ぎるキャラを苦手としていて、
キャンプ地のトイレの前で眠り続けるなでしこちゃんに
「あ、これは駄目かもしれない」と思ったわけです。
でも、その後、
助けてもらった志摩リンちゃんにちゃんとお礼をしたところや、
気遣いも多々見える点に好感を持ち、
彼女に対する気持ちが大きく変わりました。
大好きになれました。
なでしこちゃんは確かにマイペースですが、
他人をないがしろにしない（他人に不快な思いをさせない）のが
凄く良いです。
そのうち「私もなでしこちゃんと友達になりたい！」とまで思いました。



最初に書くのを忘れてしまいましたが……
私、キャンプは勿論のこと、アウトドア全般に興味はありません。
今の私は栃木県に住んでいまして、
海こそ無いものの、山も川も近くにあり、
やろうと思えばきっとキャンプに気軽に出かけられる環境なのでしょうが、
そういうことを趣味とする友人もいないので、機会も無いです。
何より、虫が嫌いで日焼けなんて絶対に避けたい、寒いのも苦手なので、
（太っていた以前は冬の寒さが好きでしたが、
病気で痩せた今は冷え性が過度に進んでしまい、痛みが出るので、
寒いのが本当に駄目です）
ハイシーズンのキャンプも、アニメで描かれている冬キャンプも無理です。

ですが、このアニメを見ていると、
そんな私でも「キャンプっていいなぁ」と思ってしまいます。
実際にやろう！と行動には移さない（移せない）のも、残念です。



ただ、キャンプの魅力云々よりも、
私がこの作品に強く惹かれたのは、キャラクターたちの関係性です。
特に面白く感じたのは、リンちゃんに対する周囲の感情です。
小さいけれど、学校内に野クル（野外活動サークル）があるとなると、
野クルに属している部員は当然、その周りの人たちも、
リンちゃんに野クルに入るように勧めると思うのですが、
当の大垣千明ちゃんや犬山あおいちゃんを始め、
なでしこちゃんも斉藤さんも、
敢えて野クルと距離を置いているらしいリンちゃんに
それを強制しないのが、とても良かったです。
あきちゃん（千明ちゃん）は悪い子ではないとはいえ、
やはり言動にちょっと癖のある子なので、
当初のリンちゃんが多少なりとも彼女に苦手意識を持っていたのは
私にも共感できていました。
また、リンちゃんにとってキャンプが大事なことであるからこそ、
人間関係にきっぱりと線引きをしていたのも、理解できました。
そんな彼女が、人懐こいなでしこちゃんの影響を受けて、
あきちゃんやあおいちゃんとも少しずつ交流を持ち、
一緒にキャンプをする時もあるようになるというのが
（仲良くなってもリンちゃんは野クルに入らないところが）
とても素敵でした！
みんなの心境の変化というか、心の流れの描写が細かくて、
彼女らの距離感が縮まっていくことをテレビ越しに見守れたのが
楽しかったです。



キャラとして好きなのは、やっぱりなでしこちゃん！
あと、おっぱいがとっても凄い
（温泉回では見入ってしまいました……）あおいちゃん、
そしてそして、なでしこちゃんのお姉さんも好きです。



アニメでは、顧問ののんべえ先生の登場が少ししかなかったので、
今後に期待しています。
ゆるキャン△、大好きです！