さくらもちモチ

NHK朝ドラ感想「スカーレット」第13週：愛いっぱいの器*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「スカーレット」の感想です。
今回は、第13週「愛いっぱいの器」について記します。

初回と前回の感想はこちら。
【感想「スカーレット」第1週：はじめまして信楽（しがらき）*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-10-11
【感想「スカーレット」第12週：幸せへの大きな一歩*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-12-22-3



第13週「愛いっぱいの器」のあらすじはこちら。

　昭和40年夏。27歳の喜美子（戸田恵梨香）には八郎（松下洸平）との間に、4歳になる武志がいる。独立した八郎と喜美子は、作業場「かわはら工房」を自宅脇に建てた。八郎が作品づくりにいそしむかたわらで、喜美子は食器をたくさん作って家計を支える忙しい日々。武志の世話はむしろ八郎が多く担っているくらいだ。
　常治（北村一輝）の体調が悪く、もう長くないことがわかる。マツ（富田靖子）、百合子（福田麻由子）とともに、喜美子も大きな衝撃を受けるが、しっかり支えようと誓う。
　常治を励まそうと家族みんなで絵付けした皿を作る。そこに盛られたのは大野（マギー）、陽子（財前直見）、信作（林遣都）の心づくしのマツタケご飯だ。常治はまもなく亡くなるが、喜美子は気丈にふるまう。
　葬儀が終わって直子（桜庭ななみ）が、見知らぬ男・鮫島（正門良規）を連れてようやく帰ってくるが、間に合わなかった理由は意外なものだった。
　そんな中、照子（大島優子）が頼んで、信楽にジョージ富士川（西川貴教）が現れる。再会に驚く喜美子。かわはら工房を訪れたジョージ富士川は自由なものづくりについて語り、喜美子と八郎に大きな影響を与える。喜美子にも、自らの作品を作りたいという気持ちが芽生えるが…。

常治さんがとうとう亡くなりました。
その予兆はありましたので、驚くことはなかったですが、
やはりショックでした。
朝ドラは仕事に出かける前に化粧をしながら視聴していますので、
この日はもう、涙ぐんではティッシュで目をおさえることの繰り返しで、
大変でした。



特に常治さんが喜美子の頭をぽんぽんとしたシーン。
以前、喜美子が八郎さんとの交際を認めてもらおうとした時に、
常治さんが
「『お父たん、お父たん』言ってた三歳の喜美子でよろしく」云々と
言っていたように、
親にとって子はいくつになっても子供なんだなぁと思いました。
最期の言葉も淋しかったです。



直子が戻ってこなかった件について。
ずっと常治さんに反発していた直子だからこそ、
やはり帰ってきてほしくて、
敢えて「帰ってくるな」と言った部分もあったようにも思えました。
ただ、直子が言っていたことも分かりますので……
これについては正解が無いなと思いました。

その直子。
常治さんに逆らってばかりいたのに、
やっていることは、姉妹で一番、常治さんに似ていて
思わず笑ってしまいました。
新しい商売については、失敗する未来しか見えませんw



喜美子と八郎さんについては、単なる仲良し夫婦でなく、
将来へのぼんやりとした不安も含めた不穏な描写もあり、
少しはらはらしながら見守っているような気分で視聴しています。
更に今回、公式サイトの次週予告を見たことで
びっくりさせられました！！
モデルとなっている女性陶芸家のような人生になるんでしょうか。
朝からあまり不快な思いはしたくないので、かなり心配です。



次週の楽しみは、信作と百合子です！
悪い人じゃないんだけど、女性に対するクズっぷりが凄かった信作。
百合子についてはまんざらでもなさそうですし、
彼女に落ち着くのかなぁと期待しています。
何より、大野一家が出てくると和むので、
川原家と家族になってほしいという願いがあります。



続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「スカーレット」第14週：新しい風が吹いて*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-01-13-3