さくらもちモチ

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第9～10週 感想*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「おちょやん」の感想です。
今回はこちらについて記します。
第9週：絶対笑かしたる
第10週：役者辞めたらあかん！

以前の感想はこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1～2週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-12-13-1
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第8週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-01-30-1



千代ちゃんが再び大阪に戻ってきました。
道頓堀には芝居茶屋「岡安」がまだあったものの、
廃れつつある現状には抗えず、
あまりよろしくない意味で変化が起こっていました。
シズさんの一家は勿論、そこで働いている人にも
大きく関わってくることなので、
どうにか踏ん張ってほしいものですが、
限界にかなり近いようで、10週目を見終えた今も不安です。
一方、かつて「福富」を営んでいた菊さんは、
それを畳んで新たな商売の道に進んでいました。
朝ドラと言えば皆が集える場が必要なので、
菊さん家がそうなったことが嬉しかったです。
何より、福助くんが変わらずトランペットを吹いている点に
ホッとしました。

みつえちゃんと福助くんは、
いがみ合っていた年少時代が嘘のように、
お互いに気にしあっているようで何よりです。
親が反発している以上、恋愛成就はいばらの道でしょうが、
本当に好き合っているなら結婚してほしいです。



さて、千代ちゃんと一平くんの件ですが……
新たな劇団に、みりおさん（明日海りおさん）がいて、
めちゃくちゃびっくりしました……！！
みりおさんが宝塚時代に何度か舞台を拝見していたので、
9週目の月曜日にみりおさんの姿を初めて見た時は、
まだ朝だというのにテレビの前で黄色い声を発してしまいました。
大好きです！

あと、千之助さんのお付きの人（ひゃっくりさん？）を、
どこかで見たことがあるなぁ、何だったっけ……と思ったら、
前作の朝ドラ「エール」で、音と見合いをした人ですよね。
お顔にインパクトがあり過ぎて、存在感が凄いです。



千代ちゃんだけでなく、一平くんも
新たな劇団の立ち上げに尽力していたのには、好感を持てました。
どんなに頑張っても千之助さんを笑わせられなかった末に、
ぼこぼこに殴られた顔を晒した一平くんが
図らずもそれに成功してしまったというオチも
大変良かったと思います。

また、10週目で、
せっかく人情喜劇をやろうとしていたのに、
千之助さんの力が強すぎてただの喜劇にしかならなかった時は、
一体どうなるのかと不安になりましたが、
金曜日の放送で目指していたものにちゃんと仕上げられていたのも
良かったです。
山村千鳥さんの登場については、
私は全く予想していなかったので驚かされました！

芝居がかった彼女の言い方には、未だに苦手感を覚えますが、
彼女が本気で千代ちゃんたちを心配し、
鍛えようとしていたのは伝わってきましたので、
今回は心穏やかに視聴することができました。
最後、千鳥さんが立ち去る時に
「何も言う事は無い」と言っていたあたりは、
最高の誉め言葉でした！



次は、みつえちゃんと福助くんの恋バナでしょうか。
この先のキャスト発表で、
成長したヨシヲくんの俳優さんの名が発表されたこともあり、
それが終わったら、ヨシヲくんやテルヲさんもまた出てくるのかなと
不安半分、期待もしています。



続きはこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第11週：親は子の幸せを願うもんやろ？ 感想】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-20