さくらもちモチ

[ハイキュー!!]第400話「妖怪大戦争・2」感想 *週刊少年ジャンプ2020年31号　[ハイキュー!!] [編集]

週刊少年ジャンプ2020年31号（7月20日号）に掲載された、
古舘春一先生の漫画「ハイキュー!!」
第400話「妖怪大戦争・2」の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。

7/6（月）の朝、いつものようにTwitterを見ると
「ハイキュー」の単語がトレンドに入っていました。
終章まっただ中ということで、もしやと思い、
いつもは仕事終わりの夕方に買っているジャンプ本誌を
お昼休みに購入しました。
明確な記載は一切記されていませんでしたが、
ネット上であれこれ推測されているように、
「次号・次々号での2週連続カラー＆大増」というアオリには、
私も本誌連載の終わりを強く感じました……。



熱い展開が続くアドラーズとブラックジャッカルの試合。
今週は、とうとう第4セットのマッチポイントを迎えました。
続々と明らかになった皆の進路も勿論ですが、
「ハイキュー!!オールスターズ」と呼べるメンバーでの
気迫のある試合内容に、私は興奮しっぱなしで、
時々泣きそうにもなっていましたが、
今週は横断幕を用いた演出に心を持っていかれました。

各高校の個性が出ていた横断幕。
今週は、主要キャラの背景にそれが描かれたことによって、
今、彼らの目覚ましい活躍があるのは、
それまでのひたむきな頑張りやバレーへの情熱があったからだと
再認識することができました。
その横断幕には、高校生だった彼らの時間は勿論のこと、
同じバレー仲間や指導者、保護者といった
バレーに関する全てが凝縮されていると感じられました。
最後の、ネット越しに日向くんと影山くんが飛んでいる時に
（スパイクをする日向くんと、ブロックしようとする影山くんが、
ネット越しに対峙している）
烏野高校の「飛べ」の横断幕が出たシーンは、
本当に感動しました……！！


日向くんと影山くんに関しては、
ＢＪの攻撃で宮くんがトスを上げた際に、
先にマイナステンポで飛んだ日向くんに対して、
影山くんが「今こそだよな」とブロックに入ったシーンにも
ぐっときました。
他の子も気付いていたように、
日向くんの武器をよく知る人なら、
「ここ！」と思う、どんぴしゃなタイミングなんでしょうね。
それを、影山くんが今でもちゃんと分かっているのが、
私にはとても嬉しかったです。

同様に、木兎さんの活躍に対する赤葦くんの
「世界！！！　梟谷（うち）のエースを見てくれ！！！」の
モノローグも良かったです。
今週は本当に本当に暑かった！！
泣けた！！！



毎週、深く感動させられながらとても面白く読んでいるだけに、
試合がもうすぐ終わりそうなのが残念です。
そして、本当に連載も終わりを迎えてしまうのか……。
一年延びましたし、
いっそこのままオリンピック編をやってほしいとも願ってしまいます。



続きはこちら。
[ハイキュー!!]第401話「約束」感想 *週刊少年ジャンプ2020年32号
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-07-13