感想@舞台「弱虫ペダル」*ネタバレあり [弱虫ペダル]
BSスカパー!にて、「ペダステ」こと舞台「弱虫ペダル」が放送されました!
私も録画にて視聴しましたので、簡単ですが感想を記します。
この記事では、最初の舞台(第一弾)について綴ります。
キャストさんはこちら(敬称略)。
・小野田坂道:村井良大
・今泉俊輔:太田基裕
・鳴子章吉:鳥越裕貴
・巻島裕介:馬場良馬
・田所 迅:大山真志
・金城真護:郷本直也
・福富寿一:森本亮治
・荒北靖友:鈴木拡樹
・東堂尽八:玉城裕規
・寒咲通司:倉貫匡弘
・パズルライダー:石丸隆義・松井貴典・松川のりすけ
以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の漫画は一通り読んでいます。
特に好きなキャラクターは、総北の金城さんと箱学の荒北くんです。
でもみんな好き.゜+.゜ヽ(´ω`)ノ。゜+.
このブログでは敢えて触れてこなかったのですが、
実を言いますと、私、去年の6月からという遅さながら、
漫画「弱虫ペダル」にめちゃくちゃハマっています。
初めてペダルの単行本を買ったのは、小田原への日帰り旅行でした。
(http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-06-22-7)
登場する全ての学校の生徒が自転車競技に心血を注いでいて、
そういう青春とは全く無縁だった私も、
読むたびに激しく興奮し、深い感動で泣いてしまいます。
本当に大好きです。
なのに、何故あまり騒いでいないかというと……
「萌え」よりも「燃え」の方が断然勝っているのが一番の理由で、
珍しくカプ萌えしなかったというのが二番目の理由です。
原作だけでもうお腹いっぱいなので、同人誌も買っていないです。
そんな私でも、「ペダステが凄い」との噂はよく耳にしていました。
今やプラチナチケット化しているほどの人気作品で、
映画館でのライブビューイングですら外れるという状況では、
普通に観劇することもままならず、
かといって、いきなりDVDを買うのも躊躇いますので、
今回のBSスカパー!さんでの一挙放送は、とてもありがたかったです。
放送の概要はこちら(http://www.bs-sptv.com/program/883/)
渡辺航(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)による自転車ロードレース漫画の舞台化作品第一弾~第三弾を一挙放送!
自転車を使わず、ハンドルだけで自転車ロードレースを表現するという、他に類をみない演出で今話題の演劇作品がついにスカパー初登場!
今回は第一弾の舞台でしたので、序盤のみが描かれましたが、
相当なボリュームでした。
しかも、どのエピソードも濃いので、
テレビでの視聴とはいえ、結構、疲れました。
最初からまともに演じていると全く終わらない長さですので、
はしょったりまとめたり……と、上手く改変してあるなぁと思いました。
尤も、そのせいで感動シーンの連発になってしまった結果、
物語の起伏が無くなって平坦化し、
一つ一つの重みをあまり感じられないという、
実に勿体ない部分もありましたが、
お話の内容が元から濃いのを踏まえれば、
仕方のないことだと思います。
それと、見始まってすぐに思い出したのですが、
ペダステでは、キャストさんがモブとしても登場されるんですよね。
途中、何度かそちらに気を取られてしまい、
メインの話に集中できないことがありました。
正直に言いますと、物凄く期待していたせいか、
思っていたよりも楽しめなかったです。
でも、つまらなかったかと問われれば「違う」と答えます。
多分、劇場で観ていたら感動できていたと思います。
では、楽しめなかった原因は何だろうと考えたところ、
漫画では容易くできたキャラクターへの感情移入が、
今回の視聴ではできなかった点かなと思えました。
なんていうか……上手く言えないんですけれども、
割とさらっと
「あぁ、みんな頑張ってるなぁ。素敵だなぁ」と感心するだけで
終わってしまったという。
ただ、これはテレビで観たせいであるとも言えますので、
舞台の出来不出来についての感想に繋がるものではないです。
それと、これは他の舞台でも同じなのですが、
私は無理のあるお笑い要素があまり好きでなく、
キャストさんが途中で入れる寒いギャグが総じて好きでないので、
「これの何が一体面白いんだろう」と冷静になったのも
原因の一つかもしれません。
全然笑えないですし、興奮が冷めるので、苦手なんです。
歌については……うーん……ミュージカルじゃないんですから、
もっと少なくてもいいと思います。
数を絞れば、練習の精度も上がって上手くなるでしょうし、
お客さんの耳にも残りやすくなると思います。
最初のアキバのシーンが長かったのも、
この舞台を初めて見る私にはマイナスポイントでした。
坂道と鳴子くんの出会いをメインにして
もっと削っても良いと思います。
評判が高かったキャストさんの演技は、やはり素晴らしかったです。
どのキャストさんも皆、役にきっちり似せていましたし、
何より、あの運動量で台詞を喋れるのが凄いです。
ハンドルだけを持ち、太もも上げをひたすら行なうことで、
ロード(競技用の自転車)に乗る姿を観客に見せる……なんて、
冷静になって考えれば奇妙な図ですが、
違和感は全く無かったです。
「弱虫ペダルの舞台はこうでないと!」と言えるほど、
第一弾の段階でペダステの形が確立されたことからは、
スタッフさんたちからの作品への愛を深く感じます。
重複しますが、キャラクターが本当に似ていて嬉しかったです。
私の大好きな金城さん(郷本直也さん)も荒北くん(鈴木拡樹さん)も、
原作の漫画に出てくる彼らそのままでした。
そう挙げていったら、全員分の名前が出てしまうほどです。
いちファンとして、幸せでした。
そうそう、見ていて疲れてしまったのは、
この前にダンガンロンパの舞台の放送を見たせいでもあると思います。
【BSスカパー!「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」感想】 http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22-3
第二弾箱学編、第三弾のインターハイ編も録画してありますので、
それらは体調の良い時に見たいと思います。
(追記)
他の放送も観ましたので、感想を書きました。
面白かったです!
【感想@舞台「弱虫ペダル」箱根学園篇~眠れる直線鬼~*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-23-3
【感想@舞台「弱虫ペダル」インターハイ篇 The First Result】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-25-4
2015-03-22 21:16
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