さくらもちモチ

感想「トリック劇場版 ラストステージ」*ネタバレあり　[映画・舞台] [編集]

「トリック劇場版 ラストステージ」をテレビで観ましたので
感想を記します。

以下の記述にはネタバレを含みます。


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私はこの“トリック”シリーズが好きで、
ドラマも劇場版も積極的に観ていました。
しかし、この胡散臭い世界に飽きてしまい、
また、作中でのつまらないギャグや小ネタ探しに
少しも魅力を感じなくなったことから、
前作の劇場版の三作目から距離を置いていました。
当然、この四作目（シリーズ完結編）についても
「あぁ、終わるんだ」と気にしつつ、
劇場で観ようとは全く思いませんでした。



そして昨日（1/25）、
テレビ初登場ということで、リアルタイムで視聴しましたが、
やっぱり駄目でした。
家での視聴ですと、劇場で観るより集中できませんし、
しかもこの時は、ブラウザゲーの“刀剣乱舞”を遊んでおり、
映画鑑賞については二の次の状態でした。
これらのせいもあって、全然面白くなかったです。
小ネタのギャグにくすっと笑うことはなく、
呪術師のトリック解明で驚かされることもなく、
上田次郎（阿部寛さん）と山田奈緒子（仲間由紀恵さん）の珍道中を
ただただ見守って終わりました。
この作品の魅力の一つは
くだらないマンネリズムのはずですが、
以前の私には普通に楽しめたこれが、
今回はつまらなく思えました。

とはいえ、最後はとても良かったです。
ラストステージに相応しい終わり方だったと思います。
シリーズがそこそこ好きで、
でもこの劇場版をまだ観ていないという方がいましたら、
最後の十分程度のみを観ることをお勧めします。



好きだった登場人物は谷岡将史（北村一輝さん）です！
大変素敵なオカマちゃんだったと思います。
加賀美慎一（東山紀之さん）はビミョーでした。
どうせこの人が裏切ってる/黒幕に近い存在なんだろうなと、
最初に登場した時から読めてしまっていましたので。