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感想@ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」第1話:恋の仕方がわかりません!! 契約で結婚が出来ますか!?*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビの月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」
第1話「恋の仕方がわかりません!! 契約で結婚が出来ますか!?」の感想です。


主なキャストさんはこちら*敬称略
藪下依子:杏
谷口巧:長谷川博己

藪下俊雄:松重豊
藪下小夜子:和久井映見
鷲尾豊:中島裕翔
谷口留美:風吹ジュン
島田佳織:国仲涼子
島田宗太郎:松尾諭

以下の記述にはネタバレを含みます。


————

まずはあらすじから。

 東大大学院を卒業し、国家公務員として内閣府の研究所で働く藪下依子(杏)は、徹底的に効率を重視する超合理主義者で、学生時代に立てた計画通りにこれまでの人生を歩んできた。そんな依子が、30歳を目前にして父親の俊雄(松重豊)から見合いをすすめられる。今まで男性と付き合ったことはないが、亡くなった母親の小夜子(和久井映見)が29歳の時には結婚も出産もしていたこと、子供が生まれれば国の少子化対策にも貢献できると考えてそれを承諾。しかし、結婚を相手との「契約」ととらえる依子は、ことごとく見合いに失敗してしまう。

 一方、「高等遊民」を自称するが、実際は“ニート”と変わらない日々を送る谷口巧(長谷川博己)は、自宅で美術教室を営む母親の留美(風吹ジュン)と二人暮らし。昼過ぎに目覚めると、新聞を読みながら食事を済ませ、ソファに座り気取ったポーズで小説を読み始める。無職のため当然収入はなく、すべてを留美に頼っているが、働く代わりに文学や芸術の世界に好きなだけ触れられる自分の生き方に誇りを持っている。

 そんな巧を心配して幼なじみの島田宗太郎(松尾諭)が、結婚相談所の資料を持ってくる。しかし、巧は自分は理想が高いんだ、と猛反発。それでも内心では、母親に万一のことがあれば路頭に迷ってしまう自分を不安に感じていた。

 一度は結婚をあきらめた依子だが、俊雄が責任を感じていることを知り、結婚相談所に登録。そこで、一目ぼれした人とデートをすることにした、と報告する。その相手こそ、“出版社勤務”と経歴を偽った巧で…。


フジテレビの予告で見た藪下依子役の杏さんが
とても奇妙でしたので、
放送前から気にしていたドラマです!



見始めてすぐに、
その依子と谷口巧(長谷川博己さん)の痛々しさについていけず、
「だ……駄目かも……」と思いました。
実際、この時はリアルタイムで視聴せず、
録画したものをだらだらと見ていましたので、
途中で何度も停止させていました。

見ていくうちに二人の奇妙さに馴れたようで、
自然と楽しく視聴できるようになっていました。
終盤、二人が意気投合して結婚の約束(契約)を交わすくだりでは、
思わず笑うまでになりました。
それぞれ「人としてどうなの?」と思ってしまう人物ですが、
物に対する価値観が同じなら、
上手くやっていけると思います!



どちらも決して好きではない……
自分の近くにいたら絶対に避けるような人物なのですが、
何故か憎めません。
特に依子がそうです。
後で明かされるお寿司屋さんでの珍妙な行動を踏まえると、
巧とのデートで、どれだけ彼女が頑張っていたのかが
よく分かります。
昼食を「妥協する」と言えたのは、
彼女なりにここに賭けていたんだなぁと実感できました。
恋愛を否定しながらも、
同僚の恋愛話を無視できなかったあたりは
いかにも妙齢の女性といった感じで、私も好感を持てました。

あと、依子が着ていた赤いコートが可愛くて、
私もちょっと欲しかったです。
頭のコサージュは……
私は普段から花をモチーフとした髪飾りを付けているので、
一瞬、あれでも可愛いと思ってしまいましたw



それと、このドラマの視聴を最後まで達成できたのは、
二人を取り巻く人々がとても優しくて、
良い人ばかりだったからです。
二人の言動が突拍子もない分、
まっとうな彼らが出てくると、凄くホッとします。
それに、二人とも本当に愛されていて、
大事にされていますよね。
ただ、巧はそれに甘え切っている現状がありますので、
最終話までには何とかなってほしいです。
依子はそう簡単に「次の寄生先」とはならないはずですので、
彼の腐った性根が依子によってどう変わっていくのかも
(もしくは、全然変わらないのかも)見ものだと思い、
楽しみにしています。


続きの感想はこちら。
【第2話:あなたに寄生したい!! 高等遊民に恋出来ますか?*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-01-27-3

宜しければ、合わせてご覧ください。



2015-01-26 14:16  nice!(0) 
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