感想@映画「ツレがうつになりまして」*ネタバレあり [映画・舞台]
映画「ツレがうつになりまして」をテレビで観ましたので
感想を記します。
ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: DVD
原作の漫画やテレビドラマ版は見ていません。
以下の記述にはネタバレを含みます。
————
少し前にNHK BSプレミアムで放送されていたのを
録画して観ました。
始まってから「しまった……」と思ったんですが、
こちら、主役の奥さん(ハルさん)を
宮崎あおいさんが演じられているんですね……。
私、宮崎さんが演じる自然体系の妻という役が
とても苦手なんです。
共通点として、たとえば
“夫から名前+敬称付きで呼ばれる妻”
“性を感じさせない友達系夫婦の妻”といった役です。
どうも彼女の演技に胡散臭く感じてしまうんです。
(宮崎あおいさん自体は好きな役者さんです。念のため。
彼女がそういう役をやると、演技臭さが鼻につくんです)
“神様のカルテ”や“舟を編む”も、同じ理由で駄目でした。
なので、初っ端から「あぁ駄目だ」と思ってしまいました。
作品そのものの良し悪しについては、
私が鬱というものをよく知らないので、すみませんが語れません。
ただ、鬱の一例として
「こういうこともあるんだ」と思いながら観る分には
良いと思います。
旦那のツレさん(堺雅人さん)については、
回復傾向にはあるようですが、全快までには至らないので、
最後まで観ても、
普通のハッピーエンドで味わえるような爽快感や充実感はありません。
せいぜい、ハルの本が売れて良かったねと思える程度です。
ツレさんの症状には突飛なものもあり、驚かされますが、
自分のことに置き換えると、とても笑える内容ではなく、
観ていて楽しいということも特に無かったです。
エンタメというより、
鬱についての入門書のような作品だと思います。
たとえば、自分や家族が「鬱です」と診断されたら、
心構えとして観るのが最も適しているのではないかと。
ただ、ハルの締切前の描写は、
私にとって他人事ではないので、
自然に共感することができました。
くそ忙しい時は、話し掛けられることすら煩わしいですww
2015-01-26 16:02
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