さくらもちモチ

感想＆プレイ日記「戦国BASARA4」その26：戦国創世モード（竹中半兵衛ドラマルート）*ネタバレあり　[戦国BASARA4：プレイ日記] [編集]

ゲーム「戦国BASARA4」の感想＆プレイ日記を綴っています。

今回は、戦国創世モードの竹中半兵衛のドラマルートを終えた件です。
（三河・小牧長久手/近江 佐和山城）
難易度は普通です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の記事はこちら。
【その25：戦国創世モード（豊臣秀吉ドラマルート）*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-28-6

感想＆プレイ日記記事のURLは、下記のページでまとめています。
【感想＆プレイ日記一覧「戦国BASARA4」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/bsr4


私の最愛キャラクターは竹中半兵衛です。
豊臣軍ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ･×･ζ復活万歳！

————

前田慶次そして豊臣秀吉のドラマルートを終えた後、
今回は覚悟を決めて遊びました。
竹中半兵衛のドラマルートです。

半兵衛のメインルートの記事はこちらです。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-23-4



己に死が迫っているのをひしひしと感じつつ、
豊臣そして秀吉の為に何かを遺そうとする半兵衛。
通常ルートでの彼は、戦闘中、
自嘲気味に「何も遺せなかった」と言っていましたが、
今回のドラマルートは見事にそれを成した話でした。

その舞台となったのは、
“三河・小牧長久手”と“近江 佐和山城”。
かつて豊臣にいた徳川家康が総大将を務めるステージと、
今も秀吉に仕え続けている石田三成が総大将のステージです。
そう、半兵衛は、
ドラマルート第一戦目（第四戦目）で家康に会いにいき、
豊臣への帰参を促しました。
そして、ドラマルートの最終決戦では、
三成が守る佐和山城をわざわざ攻めて、
精神的に危ういところがある三成を実戦で教育しました。
その結果、半兵衛は三成の腕の中で亡くなりました……。



もう、ドラマルートへの分岐が
家康の三河ステージだと思い出した瞬間、
半兵衛の狙いが分かってしまい、
また、絶対に彼は死ぬだろうとの想像もできましたので、
凄く複雑な気持ちになりました。
半兵衛が家康を連れ戻しに行くだなんて、
関ヶ原コンビの大団円を望む私としては、
物凄く嬉しい展開だったんですけれども、
このせいで半兵衛の死が一段と近くなったことが怖くて、
また、嫌で嫌でしょうがなかったんです。
私、死にネタや不幸ネタが大好きなんですけれど、
一回ぐらい、半兵衛の病気が治って長生きしたという夢も
この戦国BASARA4で見たかったので……。



ドラマルートでの最終決戦“近江 佐和山城”。
半兵衛が仕掛けた嘘にあっさりと引っ掛かり、
「竹中……半兵衛ぇぇぇ！！！！」と
シリーズで初めて彼を呼び捨てにした三成に対して
微笑ましさを感じて笑う——余裕は全く無く、
最初から最後まで泣きながら遊びました。

多分、半兵衛のことですから、
以前から三成には
「戦では常に冷静であれ」と躾けていたはずです。
でも、言っても言っても三成のそれは直らず、
これでは自分がいなくなった後が駄目と判断したので、
彼はとうとう、
自分が彼の敵に回るという奥の手を出したんですね。
途中で登場する刑部（大谷吉継）と島左近が、
半兵衛の狙いにすぐに気付いていたのは、さすがでした。

その刑部も、
今回は珍しく半兵衛にきついことを言われたのを受けて、
ちくりと嫌味っぽい返事をしていたのが
凄く凄く良かったです。
「軍師を任せられるのは君しかいないから」という
半兵衛の返答も、とても良かったです。
刑部も嬉しかったと思います。

半兵衛は左近ちゃんにもちゃんと言葉を贈っていて……
「左は力だよ」の意味を左近ちゃんが知る瞬間が
とても楽しみでした。



メインルートでは秀吉の眼前で、
このドラマルートでは、三成の腕の中で息絶えた半兵衛。
泣かない秀吉に、慟哭する三成。
でも、どちらの心痛も想像しがたいほど辛いのが分かって、
私も涙が止まりませんでした。

最後、秀吉と三成、刑部に左近と揃った他、
家康の姿もそこにちゃんとあったのが、
素晴らしかったです。
ずっと見たかった関ヶ原コンビの大団円エンドに
繋がりそうでした。

もしこの後に秀吉のドラマルートに続くのなら、
半兵衛のお墓は、
彼との過去も捨てるという悲痛な決意を固めた秀吉により
壊されてしまうんですね。
私は、秀吉の強がりが見られるこのEDも好きなので、
それもいいなと思いました。



先に慶次くんと秀吉のドラマルートを遊んで
瞼が腫れるぐらい散々泣いたのに、
半兵衛のドラマルートでは、更に、
一体どこから涙が出るのかと思うほど泣きました。
泣きすぎて頭が痛くなりました。
遊び終えた後、すぐにこの記事を書く気にはなれなかったので、
深夜だったこともあり、入浴したのですが、
髪を洗いながらえぐえぐ泣いたのは久し振りでした。
妄想も止まらず、今回は珍しく、
この記事を書く前に、勝手な補足として小説を仕上げました。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3351816
*ほも注意/三半です



こうして感想を書いている今も、胸がいっぱいです。
また泣いています。
半兵衛が命を削って遺した物は、とても大きく、
きっと秀吉に天下を与えたでしょう。
でも肝心の半兵衛がいないのは、あまりにも淋しいです。
こんな半兵衛と常に一緒にいたら、
秀吉の中で天下を統一する理由が変わるのも
仕方がないことかもしれません。
（秀吉のドラマルートでの彼は、完全に、
半兵衛との約束を果たす為に天下統一を成そうとしています）



次は蒼紅のどちらかのドラマルートを遊ぶつもりです。



続きます！
【その27：戦国創世モード（真田幸村ドラマルート）*ネタバレあり】
川中島・上杉布陣/武田漢道場
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-29-1