さくらもちモチ

感想＆プレイ日記「戦国BASARA4」その14：戦国創世モード（前田慶次）*ネタバレあり　[戦国BASARA4：プレイ日記] [編集]

ゲーム「戦国BASARA4」の感想＆プレイ日記を綴っています。

今回は、戦国創世モードの前田慶次の一周目を終えた件です。
（賎ヶ岳・織田尖兵進攻/丹後・泉源寺/日ノ本穴道・如水線/備前・烏城/応仁の跡 吟芽/大坂・竜虎の陣）
難易度は普通です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の記事はこちら。
【その13：戦国創世モード（井伊直虎）*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-26-1

感想＆プレイ日記記事のURLは、下記のページでまとめています。
【感想＆プレイ日記一覧「戦国BASARA4」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/bsr4


私の最愛キャラクターは竹中半兵衛です。
豊臣軍ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ･×･ζ復活万歳！

————

今回は前田慶次を操作キャラとして選びました。

ツイッターで何度か呟きました通り、
私は豊臣主従萌えで、友垣萌えでもありますので、
実を言いますと、
今回は慶次くんのシナリオを遊ぶのがちょっと怖かったんです。
友垣（豊臣秀吉＋竹中半兵衛＋慶次くん）は、
戦国BASARA2で登場した関係性で、
前作の戦国BASARA3では、
秀吉もはんべも亡くなった後の世界ということで、
慶次くんのルートによっては、
一人取り残された彼が鬱々としている描写もありました。

そして、今回の戦国BASARA4。
慶次くんと秀吉がかつて松永久秀に挑んで負けた戦を踏まえて、
“豊臣回顧闘争”ステージでのはんべが
「あの日、僕も君（秀吉）の隣にいたかった」と言うだけでなく、
そこにいない慶次くんに向かって
「何故、君はこんな簡単なことができなかったんだい」と責めて、
もし自分がその場にいたなら、
慶次くん以上の力になれたであろうことを
暗に強調していました。
そしてそして、終盤になってようやく、
秀吉と共に戦う為に慶次くんが登場しましたが、
私のプレイでは間に合いませんでした。
秀吉の死を知って絶叫する慶次くんの無念さが
ひしひしと伝わってきて、とても辛かったです……。
そのせいで、
これは私にとって萌えシナリオであるにもかかわらず、
今のところは積極的に遊ぶ気になれないでいます。
（一度目【http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-24-1】、
二度目【http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-25-2】）

BSR4での慶次くんは、遊び人の風来坊から成長し、
叔父の前田利家から家督を引き継いだという設定のようです。
敵として戦った彼から、こうだと分かりましたので、
今回の彼のシナリオは
これがメインに描かれるはずだとの推測はできていました。
それでも、友垣ネタは、
慶次くんというキャラクターの一部分ですので、
彼のシナリオでの友垣ネタの描かれようが、
本当に本当に怖かったんです。
もししっかりと触れられているとしたら、
友垣ファンとして嬉しく思いつつも、怖いですし、
もしスルーされていたら、
安堵しつつも残念に感じたと思います。
友垣ネタがあっても無くても動じてしまうことが明白だったので、
私の心は不安でいっぱいでした。

でも結果は……
まだ一周目ですが、遊んで良かった！と心から思いました。
“豊臣回顧闘争”のような特別な戦場は無く、
秀吉やはんべと直接対決をするわけでもなく、
利家とまつ様との会話でその過去に少し触れただけですが、
慶次くんが本当に、それを乗り越えられつつあると分かったのが、
とても嬉しかったです。
これは石田三成のシナリオでも感じたことですが、
やはり、この世界では秀吉がまだ生きているというのが
非常に大きいように思えました。
戦国BASARA3の時は、慶次くんがその過去を昇華する前に
当の秀吉に先立たれてしまったので、
彼は立ち止まらざるを得なかったんですよね……。

こうなってくると、
事ある毎に「過去を捨てた/乗り越えた」と言い、
「情も愛も捨てた」と言い張る秀吉の方が
過去を引きずっているように思えますが、
三成のEDムービーで、
彼に「忘れられない大事な過去もある」と言われたことで、
ちょっと目がさめたような描写がありましたので、
遠い未来、年月がたくさん経過した後で
慶次くんと秀吉が再会できたなら、
偶然会った時に、普通の挨拶ができる程度には
仲が復活しているのかなと想像できました。
尤も、その頃は、はんべがとっくに病没していそうなので、
私が本当に望む友垣大団円にはならないんですけれども。

個人的に、友垣については、
アニメ戦国BASARA弐の最終話の終盤で、
遠く離れた地でそれぞれ死んだ秀吉とはんべと、
まだ生きている慶次くんが、
謎の不思議空間で一堂に会する描写が一番好きです。

生きているうちに仲直りできなかったのは、
本当に残念ですが、
ここでの三人の会話がとても穏やかだったので、
救われました。


前置きが長くなっただけでなく、
締めも先に語ってしまいましたが、
慶次くんルート一周目の感想＆プレイ日記を以下に綴ります。



第一戦目は“賎ヶ岳・織田尖兵進攻”でした。
面倒見の良い慶次くんなら、
心の闇を抱える柴田勝家の世話も進んで焼きそうですが、
今回のその役は筆頭（伊達政宗）に一任されているからか、
この二人の接点は無いんですね……。
あっさりと終わったのが、ちょっと残念でした。

戦闘後の会話で、慶次くんが
「散っても胸からちっとも消えない友垣の花」と言っていたのが
凄く凄く印象的でした。
これが慶次くんと秀吉のことであるとは、
勿論、分かったのですが、
はんべが病没した後の秀吉とはんべや、
慶次くんとはんべのことでもあるなぁと思うと、
ちょっと泣けてきました。



第二戦目は“丹後・泉源寺”でした。
京極宅配便の全撃破は、またしても失敗しました。
ここで、初期設定の戦友の雑賀孫市との戯画バサラ技を
初めて出しました。
名前は“花吹誇烏〜”でした。

なままささま（浅井長政）との会話が面白かったですww
あの程度の優しい言葉で、
慶次くんへの評価をあっさり変えてしまうあたり、
なままささまは本当に苦労しているんだなと分かりました。

戦闘後の会話で、
慶次くんがねねと秀吉の名を挙げてきましたので、
「うわー……」と思いました。
慶次くんは、自分の中で怒りや悲しみが薄れていることに
少し動じているようですが、
事情を知っている周りの者からすれば、
やっとこの日が来たと、喜ばしく思っていると思います。



第三戦目は“日ノ本穴道・如水線”を選びました。
大岩壊しに初めて成功しました！！！！！
とても嬉しかったです。



第四戦目は、“備前・烏城”を選びました。
金吾さんはねねを知っていて、
彼女のご飯を食べたことがあるんですね……！
ここはギャグ系のイロモノステージなのに、
急に感傷に襲われました。



第五戦目は、初めて登場した“応仁の跡 吟芽”でした。
ラスボスが剣豪将軍・足利義輝であることを踏まえて、
事前の準備をしっかりと整えました。
武器を強くしただけでなく、
強化印籠を使い、慶次くん自身のレベルも少し上げました。

心・技・体のうち、技のみ失敗しました。
私が下手だったせいで、
1000ヒットも繋げられませんでした。

不安だった足利義輝との一騎討ちは、難無くクリア。
ホッとしました。
良かったです。



慶次くんの最終決戦は、“大坂・竜虎の陣”でした。
このステージは、
BSR4を遊び始めた頃に早々と登場したものの、
その後なかなか出なかったので、
今回ようやく遊ぶことができました。

伊達軍と武田軍の共闘ということで、
協力しつつも張り合っている彼らに和みました。
特に好きなのは、
それぞれの従者（片倉小十郎と猿飛佐助）が倒された時に、
不本意さをありありと滲ませながらも、
もう片方の主に勝利を託すところです。
最初から最後まで、楽しんで遊べました。



慶次くんのEDムービーは、
天下を取ったけれど、根はいつもと変わらない彼の良さが
よく描かれていました。
慶次くんを優しく見守る前田夫婦も素敵でした。

新たな国主として民を預かる身となっただけでなく、
辛い過去を乗り越えて、目を未来に向けるという
王道の内容だったからか、
慶次くんがBSR4の主人公といってもおかしくないほど、
清々しくて気持ちの良いストーリーでした。
「慶次くんのシナリオが怖くて遊べない」と言って
遊ぶ前に本気で怖がっていたのが、馬鹿だと思えるほど、
最後は幸せな気持ちになれました。
楽しかったです。

慶次くんルートをクリアしたことで、
山中鹿之介が新武将として登場しました！
せっかくなので、早速、彼で遊んでみようかと思っています。



続きます！
その15：戦国創世モード（山中鹿之介）*ネタバレあり
織田・安土城/近江 佐和山城/大坂・豊臣覇城/甲斐武田恨み節/加賀・前田花吹祭/丹後・泉源寺
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