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感想&レポート@ 宝塚歌劇 花組公演「戦国BASARA −真田幸村編−」*ネタバレあり [舞台 戦国BASARA]

現在、東急シアターオーブで上演中の
宝塚歌劇 花組公演
“ミュージカル・ロマン「戦国BASARA」−真田幸村編−”を
観てきましたので、
感想を記します。


主な配役はこちら(敬称略)
真田幸村:蘭寿とむ
いのり:蘭乃はな
上杉謙信:明日海りお

山本勘助:高翔みず希
武田信玄:華形ひかる
伊達政宗:春風弥里
真田昌幸:月央和沙
猿飛佐助:望海風斗
夢:芽吹幸奈
小山田信茂:冴月瑠那
宇佐美定満:鳳真由
直江兼続:大河凜
かすが:桜咲彩花
小助:こと華千乃
幸村(少年):春妃うらら


以下の記述にはネタバレを含みます。

私は原作のゲームの大ファンで、
別の舞台版も観劇しています。


————

先に公演プログラムとスチール写真のみ買っていましたが
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-06-17
ようやくようやく舞台を観てきました!
03zuka.jpg


ゲーム“戦国BASARA”シリーズを元々遊んでいて、
宝塚歌劇の舞台も以前からちょくちょく見ていた私にとって、
今回のヅカ舞台化はとても嬉しい出来事でした。
ただ、別の舞台版の出来がとても良く、
まさにゲームそのもの!といった素晴らしさで
毎回毎回、深く感動させられてきましたので
(特に殺陣が凄いです)
良くも悪くもアレンジ部分が強調されるヅカ版は大丈夫かなという
不安もありました。



まず、舞台の解説とあらすじを、宝塚歌劇公式サイトより転載します。
【宝塚歌劇 公演案内】
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/326/

2005年の発売以降330万本もの販売を誇る人気ゲーム作品「戦国BASARA」を宝塚歌劇が初のミュージカル化!戦国武将をスタイリッシュに描いた原作は、ゲームだけでなく、アニメ、映画、舞台、ドラマと様々なコラボレーションでも人気を集めています。今回のミュージカル化では、戦国武将の生き様をドラマティックに描くとともに、宝塚歌劇ならではのロマンも加味し、より華やかな舞台をお届けします。東急シアターオーブでの初の宝塚歌劇公演となる本作品の主演に、花組トップコンビ、蘭寿とむ、蘭乃はなが挑みます。

時は戦国時代—。様々な群雄が割拠し領地争いにしのぎを削る中、甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信もまた、互いの雌雄を決するべく、川中島で幾度となく烈しい合戦を繰り広げていた。
甲斐の虎、武田信玄から厚く信頼されている、武田軍の若き闘将、真田幸村は、情熱的で忠誠心が強く、合戦の場では二本槍を自在に駆使する圧倒的な力で、武田軍の攻撃の要として活躍していた。
幸村の幼馴染として密かに想いを寄せる、いのりは、甲斐の国で幸村の戦果を耳にするたび、彼のあまりにも実直すぎる生き方や、わが身も顧みない烈しい戦い方にその身を案じていた。
一方、武田軍と相対する上杉謙信は、人智を超越した戦いぶりから軍神として畏怖されていたが、戦場を疾風迅雷の勢いで進撃する幸村の姿に瞠目し、敵ながらその力を認めるのであった。

戦国の世に異なる夢を描きながら、直接対決へと向かっていく幸村と謙信。それぞれの運命がまた大きく動き出していく・・・・。


公演前に配役が発表された時に、
ゲームには出てこないモブ武将が多かったので、
私も含めたゲームファンは
「おいおい、これって大丈夫なの」と不安になっていましたが、
少なくとも私は杞憂に終わりました。
最後まで楽しく観劇できました!!



まず、詳細なあらすじと全般的な感想を記します。

物語の前半である第一幕では、
真田幸村(蘭寿とむさん)といのり(蘭乃はなさん)の出会い、
川中島の戦いにおける啄木鳥戦法の失敗、
妻女山での幸村と伊達政宗(春風弥里さん)の出会い、
そして甲斐の虎・武田信玄(華形ひかるさん)の負傷が
描かれました。
若き虎として、そして次代を担う後継者として
戦場で熱く燃えていた幸村ですが、
主である信玄が負傷し、甲斐の国をいきなり任されたことにより、
激しく戸惑い、思い悩みます。

……というように、第一幕は
状況説明と、幸村の運命的な出会い二つが描かれただけですので、
内容が薄いです。
BSRを知らない普通のお客さんたちに
「つまらない」と思われても仕方がないと思います。
ただ、私は、ゲームの大ファンですので、
ゲームに登場するキャラクターが舞台上に出てくる度に
内心でキャーキャー言って興奮していたので、
とても楽しかったです。


そして第二幕。
ここで、ヒロイン・いのりの正体が判明します。
実は織田軍の忍であるいのりは、
明智光秀の手先として幸村に近付き、
武田軍を窮地に追いやった張本人なのですが、
愛する幸村との間で板挟みになっています。
しかも、上杉謙信を討てとの新たな命令が
彼女に下されてしまいます。
生きる為に仕方なく忍になったという経緯があるいのりは、
その場ではそれを承諾しますが、
実際に取った行動は異なり、謙信を生かす為に彼を訪ねます。
いのりの気持ちを汲み取った謙信は撤退し、
彼女は彼を生かす為に一人残ります。
その後、そこにやって来た幸村が見たものは
既に事切れているいのりでした。
いのりの死によって精神的に成長する幸村。
そして、八幡原で待つという信玄からの文を受け取った謙信が、
宿敵との戦いに胸を踊らせながら向かうと、
信玄の扮装をした幸村が待ち受けていました。
自分を見事に騙した件は勿論ですが、
幸村の虎としての熱い気概を賞賛した謙信は、
いざ、彼との対決に臨みます。
幸村も臆することなく槍を振るいます。
戦いの末、辛うじて謙信を倒した幸村は、
甲斐の新しい虎として未来を強く見据え——て、終わりです。

第二幕は、第一幕よりも内容が濃く、
話がぽんぽんと小気味良く進んでいくので、
「この先どうなるんだろう」とドキドキしながら
楽しく観ることができました。

いのりの正体が第二幕の序盤で分かるのは良いのですが、
前触れもなくいきなりでしたので、
唐突だったのは否めないです。
(小鳥を手なずけていたのがそうなんでしょうが、
いささか苦しい)
また、第一幕の途中で、
織田軍が美濃に侵攻したとの台詞を聞くことができましたが、
それだけで織田軍の勢いや恐怖を感じろというのには
無理があると思います。
また、いのりに命令を下す明智光秀が声のみの出演だったのは
物足りないというか、安っぽいというか……。
光秀の出番はそれだけですので、
安易に登場人物を増やさない点は高く評価したいですが、
声の出演は無くても良かったんじゃないかと思いました。
特に、いのりが命令を受けるところは、
彼女が文を密かに読むことなどでも済ませられますし。

ずっと見ている夢に幸村が惑うシーンは、
今回の作品の要でしょうし、
“夢”と“夢の精”の群舞で主人公を翻弄するのは
宝塚歌劇ならではの表現ですので、
作品的に無くてはならない事なんでしょうが、
(宝塚では、死や闇といったマイナスイメージを表す際に、
群舞でわーっと出てきて
登場人物を飲み込んだり翻弄したりという表現が
毎回のように出てきます。
“コロス”と言われているものです)
何度もあると、見ていて飽きます。
それと、常々“夢”が幸村に言っていた言葉が
最後の最後に彼女の台詞として聞けますが、
私には、それが要らないなと思えました。

とても良かったなと思ったのは、
第二幕の中盤で、いのりが謙信に姿を変えて戦うシーンです。
ここ、舞台の手前(低)には謙信がいて、
舞台奥(高)にはいのりがいるんです。
二人が同時に同じ動きをすることで、
いのりが謙信に化けて戦っているのを表しているんですが、
状況が分かりやすかったですし、
なにより、いのりの辛さが凄く伝わってくるのが良かったです。
思わず見入ってしまいました。



次はキャラクター(キャストさん)について。

宝塚歌劇の作品と言えば
男役トップと娘役トップが繰り広げるラブロマンスがメインです。
今回、オリジナルキャラクターであるヒロインのいのりが
主人公の幸村にどう絡んでくるのかが不安でしたが、
二人が抱き合うどころか、
好きだと互いに告げ合うシーンもなかったので、
ゲームファンへの配慮が多大になされた内容だったと思います。
いのりは、けなげで、とても可愛かったです。
私は、いのりを演じる蘭はなちゃんを元々好きなので、
彼女に対する評価が甘めであるのを自覚していますが、
贔屓目を差っ引いても、
いのりというキャラクターは良かったと思います。
「愛くるしい」という言葉がぴったりでした。
「オリキャラとのラブ!」が嫌なゲームの幸村ファンの人も、
多分、抵抗無く観られると思います。


蘭とむさんの幸村は……うーん……
逆転裁判のニック(なるほどくん)の時もそうでしたが、
宝塚作品の主人公として描かれたことで、
ゲームの幸村とはイメージが異なっていました。
いや、メイクや衣裳は幸村そのものですし、
戦に心を燃やす彼の心情もよく表現されていましたが、
ゲームの彼が持つ強い個性(馬鹿っぽいところ)が
今回の舞台ではまるっと削られていた分、
幸村らしさも失われていたと思います。
多分、この舞台でBSRの幸村を初めて知った人が
ゲームを遊んだら
「え? 幸村ってこんなキャラなの?」と面食らったり、
意外に思ったりするはずです。
でも、宝塚歌劇の舞台である以上、
これはどうしようもないことなんですよね。
なんて言えばいいのか、
適切な言葉を見つけられないんですけれども、
宝塚歌劇の作品の主人公には、
“主人公とはこうあるべき”みたいな美学が必ずあります。
非常に濃いキャラクターであるBSRの幸村も
宝塚歌劇作品の主人公として描かれちゃうと
こうなっちゃうんだなーと思った次第です。
凄く格好良かったですし、素敵でしたけど、
これがBSRの幸村かと問われれば、
「方向性がちょっと違う」と答えると思います。
蘭とむさんの幸村は、
ゲームの彼よりやや大人だという印象を受けました。

ちなみに、逆転裁判の場合は、
キャラクターの名前がゲームの北米版のものだったこともあり、
「これはなるほどくんとは別だ」
という意識を持つことが可能でした。

個人的に、この時は席が凄く良くて、
蘭とむさんが私の真横で足を止めて、
歌をうたって下さったので
「うわー!!!!!」と感激しました。
また、耳に馴染んでいる“真田幸村のテーマ”に
歌詞が付けられていることに
興奮しました。

そうそう、宝塚歌劇の舞台を観たことが無い人には
“歌い踊る幸村”というのが想像できないと思うんですが、
この手のものを苦手としていない限り、
実際に観てしまえば結構いける……んじゃないかと思います。
個人的には、数年前、
ドラマ“相棒”がヅカ化されると発表された時に
「あの杉下右京が歌うの? 踊るの? 大丈夫なの?」と
真剣に心配していたのですが、
全く問題無かったです。


ハマりにハマりまくっていたのが、
けんしんさま(明日海りおさん)です。
公演前に見たスチール写真では、
長い白髪のカツラをかぶっているのが印象的で、
そこが「ん?」と引っ掛からないでもなかったのですが、
実際に生で観たら全く気にならなかったというか、
まさにけんしんさまそのもので、びっくりしました。
かすがが凄く羨ましかったです。
美しくなくてもなれるなら、
私もけんしんさまのつるぎになりたいと本気で思いましたww
いやー……凄かった。
とにかく素晴らしかったです。
美しかった。麗しかった。

そもそも、けんしんさま自体、
ゲームでも中性的な存在として描かれています。
「性別けんしんさま」と言われるほど
男性なのか女性なのかが敢えて伏せられているんです。
また、けんしんさまの直属軍として“雪組”が登場するあたり、
宝塚歌劇を強く意識して作られているであろうキャラクターなので、
男装が基本のタカラジェンヌさんが演じれば、
まずハマらないわけがないのですが、
みりおさんのけんしんさまは、期待以上に良かったです。
舞台版でも、けんしんさまは女性が演じていて、
声も含めて「本物のけんしんさま!」だったのですが、
みりおさんのけんしんさまも、それに匹敵するぐらい、
充分に「本物のけんしんさま!」でした。

友達がツイッターで私宛に、
「みりおさんはけんしんさまを演じる為に花組に来た!」と
冗談で言っていたのですが
みりおさんをよく知らない私にも
(別の作品で何度か観たことはあるのですが、ノーマークでした)
本当にそう思えました。
みりおさんでけんしんさまを観られて良かったです。
凄く良かった。
見目だけでなく、洒脱な動きにも心が奪われましたww

ちなみに、「けんしんさま」という名前を
何故、私がひらがなで表記しているかというと、
ゲームでの彼は、台詞を平仮名で読むからなんです。
(彼が発する台詞の字幕が全て平仮名)


伊達政宗(春風弥里さん)は、
片言英語の台詞を喋る度に
会場からほのかな笑いが起こっていたのが、
私には非常に新鮮だと思えました。
ぶっちゃけ、BSRファンは
筆頭(政宗のこと)の言葉使いに慣れてますからね。
で、会場で笑いが起こっていることがおかしくて、
つい笑っちゃうという。
六爪(六本の刀)も抜いていて、頑張っていたと思いますが、
彼の存在自体、この話では唐突でした。
ただ、BSRでは、あのように、
関係の無い武将がいきなり出てくるのが普通なので、
本来は奥州にいる彼が甲斐まで出てきちゃう時点で
私には「あぁ、これはBSRだww」と感じられました。


猿飛佐助(望海風斗さん)も美しかった!!
目力が強くてびっくりしました。
あと、佐助立ちをやってくれたのが嬉しかったです。
(片足で立ちながら膝を軽く曲げて、
もう片方の足もくの字に曲げる)
殺陣も頑張ってましたね。
見応えがありました。

かすが(桜咲彩花さん)も、凄くかすがらしかったです。
美しかった。
「ヅカ版の“かすがヘブン”はこんな感じなんだ〜」と思いながら
笑っちゃいました。
(かすがヘブン:けんしんさまの魅力に参ったかすがが
「あ〜ん」と言いながら悶える、BSRお約束のお色気シーン)

個人的には、子供時代の幸村が
かわいくてかわいくてたまりませんでした。
あのワンコっぽいところだけを挙げれば、
蘭とむさんの青年幸村より好きです。
それと、なにげに無敵が目立ってておかしかったです。
(ゲームの直江兼続はモブ兵なんですが、
あんな感じのお笑い担当なんです。
「無敵」という口癖がそのまま愛称になっているキャラです)



最後に、その他の細かい感想を記します。

舞台初日の幕が開いてから、
ネットでは「テーマソングが耳に残る」と噂になっていましたが、
私も今、その通りの症状に襲われていますww
「ばーさらー、ばっさらー♪」と歌いたくなります。

今回は、千住明さんが作曲家として加わっていて、
大河ドラマ「風林火山」のオープニングテーマで感動して以来、
(「コッペパーン、ジャム塗ったらあーんぱん!」の歌)
彼のファンである私は、
この作品で彼の曲を聞けるのを凄く楽しみにしていました。
で、やたらと耳に残るこのテーマソングも千住さんの作品かと思い、
「さすが“コッペパン”の作曲家だわ!」と感動していたら、
千住さんが作られたのは、
作品の中盤で幸村がソロで歌う「無限の夢」のみなんですね。
ぶっちゃけ、テーマソングのサビの印象が強すぎて、
この曲はほとんど覚えていません……。


公演前に、脚本・演出ご担当の鈴木圭先生が
「使えるものは全て使う」と仰っていたらしいのですが、
その通り、水(雨)や炎、CO2と色々な特効があって、
迫力がありました。
特に雨は良いですね!
背景として降っているだけなので、
基本的にタカラジェンヌさんは濡れないのですが、
情感たっぷりでした。

また、映像も頑張っていたと思います。
BSRの戦闘シーンは超人的なもの(非人間的とも言う)ですので、
映像で表現するのも「あり」だなぁと思いました。
ただ、別の舞台版で本格的な殺陣を見なれている私には、
ちょっと物足りなかったです。
宝塚歌劇の作品での戦闘シーンは、
群舞で踊ったり走ったりしながら列の位置を切り替えるのと、
一騎討ちなどのシーンになると
スローモーションで武器をぶつけ合うのが基本なので、
今回の舞台だけがこうだったというわけではないです。
多分、宝塚歌劇の舞台を見なれている人には
「あぁ、いつもの感じね」と思えたはずです。
でも私は、
殺陣を売りの一つにしている別の舞台版も観ていますので、
舞台のテイストがそれぞれ違うことを理解しているとはいえ、
物足りないと感じてしまいました。



フィナーレは和ものでした。
男役さんも娘役さんも群舞は美しくて、
特に私は、みりおさんに恋に落ちそうでした。
蘭蘭コンビも素敵でした。
それぞれの役のテーマカラーを元にした衣裳でしたので、
蘭とむさんのは赤、蘭はなちゃんのは黄が
差し色として使われていました。
勝手な印象を綴るならば、鴛鴦っぽいなーと思いました。

ただ、宝塚歌劇の舞台を観たことがないBSRファンが
「ヅカらしいもの」として求めるのは
やっぱりゴージャスな衣裳+派手な羽!!だと思うんです。
以前にちょっとでも公演を観たことがあったり、
ネットで予習をしたりした人なら、
「今回は羽を背負わない」と分かるでしょうが、
そうでない人は、
羽を背負ったタカラジェンヌさんを生で観られないことを
結構、残念がると思うんですよね。
(実際、このヅカBSRの制作が発表された後、
BSRファンの知人から
「豪華な羽を背負うんだよね? 楽しみ!」と言われ、
私は心苦しく思いながら否定しまくっていました)
で、ジェンヌさんがこの公演で羽を背負うのは無理だとしても、
男役さんが燕尾っぽいかちっとした黒のスーツで
洒脱に踊ってくれるだけで、
BSRファンには
「おお、なんか、いかにも宝塚っぽいぞ!」と
思ってもらえる気がしますので、
今回のフィナーレは、和装でなく、スーツ系の方が
BSRファンを宝塚に取り込みやすいのでは?と思いました。
 ↑
というのも、私自身が、
逆転裁判の最初の舞台を初めて観た時に、
黒のスーツでキメキメに踊ってらした男役さんの群舞に
すっかり参ってしまったからなんです。
その前(第二幕終了時点)でもう、充分、ハマっていたのに、
このフィナーレで更に駄目押しをされて、
「うわー! 宝塚って素敵!」と思ったんですよ。
今回のBSRは、
内容がはっちゃけているとはいえ、
れっきとした日本ものですし、
フィナーレもそれに準じるとは分かっているのですが、
ついついこう思わずにはいられませんでした。



なんだか、今回の記述は、
舞台に対してあまり宜しくない事の方が多くなってしまいましたが、
実際には、宝塚歌劇で演じられたという新鮮味もあり、
最初に書きました通り、最後まで楽しく観ることができました。
BSRファンなら、観て損はしないと思います。
映像化されるのが楽しみです!
(プログラムの宣伝ページによると、9/17に発売だそうです)



ちなみに。
ヅカファンの方で、
これからBSRのゲームを遊んでみようかなと思われている方には、
戦国BASARA2(以下「BSR2」)が
一番遊びやすくて面白いので、お勧めです。

PS3をお持ちの方には、
「戦国BASARA HD Collection」をお勧めします。
BSR無印+BSR2+BSR2英雄外伝のセットです。
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うっかりはまっちゃうかもしれない予感がしている方には、
BSR無印+BSR2+BSR2英雄外伝+BSR3+BSR3宴
……と、歴代のナンバリングタイトルが一通り入っている
トリプルパックをどうぞ。
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Wii派の方にはこちらをお勧めします。
BSR2+BSR2英雄外伝のセットです。
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PS3なんて買ってないよ!
うちはまだPS2だよ!という方は、
BSR(無印)・BSR2・BSR2英雄外伝で遊ぶことができます。
中古でなら格安で探せるはずです。
(BSR3とBSR3宴はPS3とWiiです)

また、PS2で格闘ゲームが一本、
PSPで二本のソフトが出ていますが、
こちらはあまりお勧めできないので、
(ぶっちゃけて言うと、遊んでいてあまり楽しくない出来です)
もし購入を検討されるようであれば
後回しにしてしまって大丈夫だと思います。


私、ゲームなんてやらないし……という方は、アニメでどうぞ。
アニメは第一期と第二期、そして劇場版がありますが、
とりあえず第一期のみで大丈夫だと思います。
(劇場版は、第二期後の話ですので要注意)
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でも、アニメ第二期は、
私の最愛キャラ・竹中半兵衛が凄く美麗に描かれているので、
余裕があったら是非観てみて下さい。
「戦国BASARA弐」 Blu-ray BOX【初回限定生産限定版】

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竹中半兵衛も、作中で“美しい男”として表現されているので、
多分、ヅカでやったら凄くハマると思います。
豊臣編(というか前田慶次編)をやってくれないかなーと
今から切望しています。
戦国BASARA弐 其の四 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: CD

はんべζ・×・ζ大好き!
声は石田彰さんですー。

公演を機に新たに興味を持つというのが
コラボの妙ですので、
これでBSRファンもヅカファンも増えてくれたら嬉しいです!


ヅカ版の「逆転裁判3」の舞台の千秋楽のロビーで、
たまたま鈴木先生をお見かけしたので、
思いきって「BSRの舞台も楽しみにしています!」と
お声がけさせて頂いたのですが、
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-29
宝塚で演じてもらえて本当に良かったです。
生で観ることができて幸せでした。


戦国BASARA HD Collection戦国BASARA トリプルパック戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY- Blu-ray BOX舞台 戦国BASARA2 [DVD]戦国BASARA (バサラ) マガジン 2013春 2013年 06月号 [雑誌]まめ戦国BASARA 3 (電撃コミックス EX 151-5)TVアニメ戦国BASARAシリーズ公式イラスト集




2013-06-25 16:53  nice!(0) 
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