さくらもちモチ

感想＆プレイ日記「戦国無双3Z」その12（無双演武：雑賀孫市の章）*ネタバレあり　[戦国無双3Z：プレイ日記] [編集]

ゲーム「戦国無双3Z」の感想＆プレイ日記を綴っています。

今回は、無双演武の雑賀孫市の章をクリアした件です。
（上田城の戦い/葛西大崎一揆/三成救出戦/長谷堂の戦い/大坂の陣）
シナリオのクリアのみが目的ですので、
今のところ難易度は“易しい”で固定しています。

以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の記事はこちら。
【感想＆プレイ日記「戦国無双3Z」その11（無双演武：くのいちの章）*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-06-21

感想＆プレイ日記のURLは、一覧として下記にまとめています。
【感想＆プレイ日記 記事一覧「戦国無双3Z」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/sengoku3


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今回は雑賀孫市です。
孫市は、女性に対して凄くチャラいところや、
でも実は生真面目でもあるところも好きなのですが、
いかんせんアクション的に使い辛いというか、
戦闘でやや弱いところが難点で、
あまり使う気になれないキャラクターです。


【第一話：上田城の戦い】
私が幸村好き、真田軍贔屓ということが
少なからず影響していると思いますが、
このシナリオでの味方武将が皆、いきいきとしているのが
凄く印象的です。
ここに至るまでの経緯はそれぞれにあるけれど、
この戦いでキャラ同士の関係ががっちり固められた後、
戦によっては共闘したり、敵対したり……と、
運命に翻弄されていくので、
ここは、彼らの気持ちや人間関係を描いていく上で
土台や根底になるシナリオなんだなと改めて思いました。



【第二話：葛西大崎一揆】
過去の出来事を後世から歴史として見てみると、
明らかに「これは間違いだったね」と言えることがあり、
史実的には、政宗がこの一揆に関わったこと
（とされているらしい事）もその一つだと思います。
でも、戦国ゲームのシナリオの一つとして遊ぶ分には
とても楽しいです。
孫市にとって秀吉は旧友ですし、
若さや短絡的な考えからくる政宗の愚かさについても
彼は分かっていたでしょうが、
それでも迷わずについていくと決められるほど
政宗に深く惚れ込んじゃったんですね……。
これ自体がもう、盲目的で駄目なのかもしれませんが、
当の孫市が幸せそうなので、
他人が口をはさめることではないんだなと思いました。



【第三話：三成救出戦】
孫市自身の台詞にもありましたが、
ここで政宗や孫市が三成側に就くのが不思議です。
ただ流されていると言えますし、
「日和見だ」とも言えますが、
こういうところが
歴史（と歴史系ゲーム）の面白さなのかなと思います。

人が偉くなると、単なる喧嘩も
思惑を持った色んな人に介入されてしまうことで、
大騒動になるんですね。
しかも、当事者である子飼い三人の場合、
それを諌めてくれる秀吉やねねがいないというのが
とても淋しくて残念なことです。



【第四話：長谷堂の戦い】
兼続と政宗による因縁の対決。
上杉謙信の後継である上杉景勝がモブ兵なので、
仕方がないのですが、
綾御前の台詞にあるように、
「もし謙信が生きていたら……」と
上杉軍の中で絶望的感情が漂っているのが印象的です。
その中でも、兼続はただならぬ気概を発していますが、
開き直りが元ですからね。
討つ方で遊ぶからといって、勝ってもすっきりしない戦いです。



【第五話：大坂の陣】
最後はやはり大坂の陣です。
政宗が徳川方に付きますので、
彼と共にいく孫市も旧友の城を攻めることになるんですが、
その点で全く迷ってないようなのが清々しいです。
また、死に花を咲かせようとしている幸村を
倒すことで諌めようとしている台詞も良かったです。
ただ、まぁ、くのいちには
最後まで飽きられていましたけれど。



EDムービーも含めて、
孫市が良い奴！なのは分かるのですが、
彼がそこまで惹かれている政宗の素晴らしさが
このシナリオではあまり感じられないのが
唯一残念でした。

ただ、普段から過剰に気負ってばかりいる政宗が、
EDムービーでは、一転、
孫市と子供っぽいことをしてじゃれあっているのが、
凄く楽しそうでしたので、
政宗にとって孫市が気の置けない友であるのがよく分かり、
良かったと思います。



続きます！
【感想＆プレイ日記「戦国無双3Z」その13（無双演武：武田信玄の章）*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-06-22