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感想@映画「BRAVE HEARTS 海猿」*ネタバレあり [映画・舞台]

映画「BRAVE HEARTS 海猿」をDVDで観ましたので
感想を記します。

BRAVE HEARTS 海猿 スタンダード・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray


以下の記述にはネタバレを含みます。

私は映画の1〜2作目、
フジテレビのドラマ版を観ていますが
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2010-09-16-11
映画版の前作である「THE LAST MESSAGE 海猿」は未視聴です。


————

今回、この「BRAVE HEARTS 海猿」を見ていて
上記の通り、前作の映画「THE LAST MESSAGE 海猿」を
まだ見ていなかったのを思い出しました。
テレビの地上派でも既に放送されているはずですが、
たまたまタイミングが合わなかったみたいです。
THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]

THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

なので、この映画に対する前知識を入れてなかったこともあり、
仙崎大輔(伊藤英明さん)と環菜(加藤あいさん)の間に
子供が一人既に生まれていて、
しかも環菜のお腹には二人目がいる……という状況に
感慨深くなりました。



見ていてまず思ったんですが……
言葉は悪いですが、
この映画——というより映画版の海猿シリーズは
“人命救助をテーマにした娯楽作品”だと強く思いました。

映画ならではの大規模な事故が起こり、
主人公の仙崎が勇敢に動く。
仲間との絆の実感、反発している人間との和解を経て、
次から次へと襲い掛かってくる困難に立ち向かい、
最終的には無事に生還して大団円!!!
……という王道パターンが、
良くも悪くもしっかりと確立しているなと感じたんです。

読んで頂いている方に誤解してほしくないのは、
私はこう書くことで“海猿”をけなすつもりはないことです。
海猿というタイトルを聞けば、
多くの人が「あぁ」と言って
伊藤英明さんのお顔や海難救助の話であることを
ぼんやりと思い出せるほど
メジャーになってしまった作品ならではのことだなと思い、
評価しています。

というのも、海難救助の原因となる事故がしょぼかったり、
人間関係が最後まで宜しくないまま生還してしまって
キャラクター同士のギスギス感が後味悪く残ったり、
誰かが死んで悲愴感が強く漂ったりする海猿なんて、
誰も見たくないと思いますし、望んでないと思うんです。
派手な事故、救助を通して好転する人間関係、
仙崎の必死さ、熱意、筋肉美(笑)、
仲間との熱い友情・信頼・対立そして和解——と、
“観客が観たい”と思う要素をちゃんと盛り込んで作ってあるのは
凄いです。
まさに娯楽。エンターティメント作品。

なので、終盤、吉岡哲也(佐藤隆太さん)が窮地に陥りますが、
「絶対に死なないはず」との安心感を持って見ることができました。
主要キャラクターの危機を安心しながら見守れるだなんて、
映画の楽しみが半減しているようなものですが、
これはこれでもう正解なんだと思えています。



話のテンポも良いです。
序盤の日常話は、仙崎の親馬鹿っぷりが凄かったり、
吉岡と矢部美香(仲里依紗さん)の恋愛が描かれたりと
観ているこっちが気恥ずかしくなるようなところもありますが、
助けを求めていた要救助者を助けられなかったという事実と、
その厳しい現実を突き付けられて悩む仙崎が
いいアクセントになっていたと思います。
また、メインの事故であるジャンボ機のトラブルは
予兆なく突然起こるので、びっくりしました。
そこからはジェットコースターに乗ったみたいな感じです。
登場人物たちの言動を追っていくと
あっという間に進んで、上記の吉岡の危機の場面になります。

飛行機のワゴン(ジュースなどを運ぶやつ)と
CAさんが調理する場所は危険ですね……!
何でもない物が凶器となるんだと、しみじみと思いました。

吉岡の危機は、状況的にそうである以外にないのですが、
仙崎も吉岡もずっと無言で、台詞無しで見せるのが
大変良かったです。

事故を起こしたジャンボ機の車輪が下りなくて、
通常の着陸ができない……となった時に、
私はすぐに「じゃあ、海に緊急着陸すればいいのに」と思ったので、
何故そう決断するまでに時間が掛かったのかに違和感がありました。
でも、滑走路での胴体着陸に爆発の危険性があるのと同様に、
海(水面)での胴体着陸も大変危険なんですね……!
その後、大変なことになっている機内の様子を見ていたら、
安易に「海に〜」とは言えないなと思いました。



海猿という世界観が好きな人も、
テレビでちょろちょろと見る程度の興味しかない人も、
見始まってしまえば、
“お約束”満載の娯楽として充分に楽しめると思います。



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2013-02-06 11:08  nice!(0) 
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