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プレイ感想@ゲーム「真・三國無双6」*ネタバレあり [真・三國無双]

PS3ゲーム“真・三國無双6”を遊びましたので
プレイ感想を記します。

真・三國無双6 PS3 the Best

真・三國無双6 PS3 the Best

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game

三國シリーズを本格的に遊んだのはこの6が初めてです。
アクションゲームは苦手です。

三国志についての知識は、
数年前に見ていたアニメ“蒼天航路”と
映画“レッドクリフ”をぼんやりと覚えている程度です。


————

約一年前……去年の正月明け、
今更ながら、戦国無双シリーズを初めて遊びました。
その流れで昨秋から“無双OROCHI”シリーズにも手を付け、
三國無双のキャラクターにも興味を持つようになったことから
とうとう三國にも手を出してしまいましたww

OROCHIは当初、PS2の“再臨”を遊んだんですけれども、
それが凄く面白かったので、
PS3本体とほぼ同時に“OROCHIZ”を買い、
“OROCHI2”と“三國6”も同時期に買ったという次第です。

実はその前に、PS2の“三國5”をちらっと遊んだことがあります。
プレイ中に酔ってしまった&敵を倒す爽快感に欠けていると感じた
(これでも、当時のゲームとしては爽快感があった方なのでしょうが)
……という理由で、止めてしまいました。



三國6をプレイする前に(OROCHIを遊んだ段階で)
気になっていたキャラクターはこちら。
・曹丕
(しっぽ付きの髪型で王子という外見+設定が
私の好みにドンピシャ/
戦国の好きキャラ・石田三成と一応馬が合うっぽい位置付けなので)

・趙雲
(OROCHI再臨で使いやすかった/
三國シリーズのメインな立ち位置で、
戦国無双でいう真田幸村ポジっぽいので気になる)

・鍾会
(黙っていればいい男……なところがかわいい。
鍾会でぐぐると、検索候補で“鍾会 残念なイケメン”と出るところもいい)

・陸遜
(OROCHI2で、石田三成と曹丕にかかわりがあったので/単純にかわいい)



さて、実際にプレイした感想です。
現在は、ストーリーモードを一通りクリアしたばかりで、
クロニクルモードは五分の三ぐらいやりました。

まず驚いたのが、三國6の特色らしいシームレスプレイです。
これ凄い!!!
キャラクター別に話を追っていくのではなく、
魏・呉・蜀・晋の勢力別に進めていって、
その話によって操作できるキャラクターが替わるというのは
OROCHIシリーズで慣れていましたので、
違和感や新鮮味を覚えることは特にありませんでした。
でも、ムービーと戦闘に切れ目の無いこのシームレスは
本当に止め時を見つけられなくて、嬉しい悲鳴が出ましたww
私は目が疲れやすいので、
この三國6も連続プレイは一時間ぐらいが限度なのですが
毎回、泣く泣く中断していました。

また、ストーリーモードはオートセーブが基本ということで、
戦闘後のナレーションムービーを見聞きしている間に
セーブが勝手になされるのは大変有り難かったんですが、
どこだったか……
呉の序盤でセーブされているものと思ってゲームを中断したら、
実はされてなくて、
もう一度、同じ戦闘をやり直す羽目になり、
テンションがむちゃくちゃ下がったこともありました。

キャラクターが切り替わる際、武器の装備が、
リストの一番下のものに勝手になされてしまうのも、
ちょっと困りものでした。
リストの一番下が一番強い場合は問題無かったんですが、
私の場合、一部のキャラは
下から二番目の武器を使うことが多かったので
いちいち装備し直さなきゃいけないのが面倒臭くて。

武器を二つ装備できるシステムや、
色んな種類の中から武器を自由に選べるシステムについては、
当初、利点が全く分からなかったんですけれども、
(低い難易度で遊んでいるので、影響がほぼ無い)
弓といった癖のある武器を使用するキャラクターを操作する時に
使い辛いから刀に換えさせてもらうといった
救済措置扱いで利用していました。
上記にも書きました通り、
私はアクションゲームが得意でないので、
ヴァリアブル攻撃の楽しさまでは見出せなかったです。

クロニクルモードは、難易度が低いマップはさくっと終わりますし、
難易度が高いマップはそれなりに手ごたえもあるので
遊んでいて楽しいんですが、
戦闘をするにも都に入るにも
いちいちローディングに時間が掛かるのが
ちょっと鬱陶しかったです。
今回、セーブではストレス無しだったので
余計にローディングの長さが気になりました。



次はストーリーモードについて。
魏→蜀→呉→晋の順で遊びました。
以下、それぞれの勢力別に簡単な感想を記します。


・魏
私は「蒼天航路」のアニメを見ていましたが
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-26-3
内容をほとんど覚えておらず、
三国志そのものの知識も欠けていたことから
非常に楽しく、興味深く遊ぶことができました。

まず驚いたのが、キャラクターが呆気無く死ぬことです。
史実を元にしたシナリオなんですから、
遅かれ早かれ全員が死ぬのは当たり前なんですが、
直前まで遊んでいたOROCHIZおよびOROCHI2では
全員が元気に生存していたので、
誰かが話の途中で死ぬということに
注目していなかったんです。
なので、曹操を逃がす為に典韋が亡くなった時は
「え? もう死んじゃうの?」とびっくりしました。
彼、仲間になったばかりじゃないですか。
夏侯淵については、
黄忠(でしたっけ?)が放った矢が頬をかすめる
「ついてないな」ムービーがありましたので、
「あぁ、今度は夏侯淵が死にそう」との覚悟があったこともあり、
実際にそうなった時はしんみりとしてしまいました。
やはり、積極的に使わない
(それほど気にしていない)キャラクターでも、
自分で操作すれば、最低限の愛着が湧きますので、
死んじゃうシーンを見るのは寂しいです。

魏ストーリーの最後である曹操の死もせつなかったなぁ。
ただ、EDムービーは
最後で司馬懿がほくそ笑んでいるのに
全て持っていかれましたけれどww
その分、曹丕がちょっと不憫でした。

そうそう、曹丕と言えば、
作中で彼がナンパしていておかしかったです。
甄姫が当初、他の武将の奥さんで、
曹丕が戦の最中に見初めて奪っただなんて、
OROCHIシリーズを遊んだだけでは知らなかったので、
遊んでいて「へぇ」との声が出ました。

それと、OROCHIを遊んでいた時から
キャラクター同士の会話で
「どうも強いらしい?」と察することができていた張遼。
彼についての認識は、
この三國6を遊んだことで大きく変わりました+見直しました。
跳梁、とても強いですね〜〜!!
実際、へっぽこプレイヤーである私でも使いやすかったですし、
強かったです。
さすが“泣く子も黙る”張遼!!

もう一つ、驚いたことと言えば、郭嘉(モブ)です。
OROCHI2では金髪の美青年だったのに
このモブ郭嘉は普通のおっさんで、
「え? これが郭嘉? あの郭嘉?」と驚きました……。
6猛将伝を買うと、
このモブ郭嘉もあの金髪美青年に変わるらしいので、
今から楽しみです。
真・三國無双6 猛将伝(通常版)

真・三國無双6 猛将伝(通常版)

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game


・蜀
オープニングで、趙雲が阿斗(劉禅)を救う冒頭では、
「私、これ知ってる!」と興奮しましたww
映画“レッドクリフ”で印象的なシーンでしたので……。
他にも、“蒼天航路”で初めて知った義兄弟の“桃園の誓い”や、
超有名な三顧の礼、民をぞろぞろと連れた劉備の逃避行など、
三国志をろくに知らない私でも
知っていることがぽろぽろとあって、
さすが主人公系の勢力だなぁと思いました。

そして関羽が強い!! さすが!!
関羽が強いということは私も以前から知っていましたが、
この三國6を遊んだことにより、改めて深く思い知りました。
それだけに、関羽が亡くなるシーンはせつなかった……!!
その前に魏ストーリーをやっていたこともあり、
あそこにいた関羽がいかに邪魔で目障りだったかも分かっていたので、
本当に、巨星が墜ちたんだということを実感しました。
また、この展開では残された関索が辛いよなぁと同情しました……。

みんな劉備が大好きなんですね。
特に、諸葛亮が劉備を好きすぎる!!
関羽を亡くして荒れた劉備ですら認めちゃう諸葛亮は
凄いなぁと思いました。
まさしく愛ですよ、愛。
心が深いです。
また、これを遊ぶまでは、
どこの勢力に属しているのかも覚えていないほど
姜維のことをよく知らなかったんですが、
蜀のエンディングを見たら
彼が執拗に北を攻めるのも仕方ないなぁと
晋のストーリーを遊びながら思いました。
姜維は諸葛亮のことが好きすぎるww



・呉
家族ネタは戦国無双でもうお腹いっぱいなところがあって、
正直「またか……」と思ったのですが
(順序としては三國の方が早いはずなので
本来は逆なのでしょうが)
孫堅の言動は好きでした。
ただ、それは、私が戦国無双の北条氏康が好きで、
孫堅の飄々とした言動が氏康に似ていて、
OROCHI2でもその共通点が強調されていたので、
私が孫堅に氏康を重ねて見た部分があったかもしれません。

孫策が意外に早く亡くなったのにも驚きました。
父や兄のようなカリスマも実力も無く、
ただの凡人であることを自覚していた孫権が
地道に国を作っていく様を
プレイヤーとして見守っていくのは、
楽しかったです

ただ、関羽の死に繋がる蜀への裏切りは
どう描こうとも府に落ちない気がします。
この事実がある限り、
呉の家族ネタは不完全だと思います。

それと、これは個人的な好みによるものなんですが、
孫尚香の声の高さがどうも苦手です。
三國6に限らず、OROCHIでも駄目だったので
どうしようもないんですが、
頭に突き刺さる感じの高音が、聞いていてちょっと辛いです。

呉では相変わらず陸遜が好きでした!
陸遜かわいいわー!
お腹つんつんしたい。
陸遜を見ていると、子犬を飼ったような気分になります。



・晋
良くも悪くも晋については全く知らなかったので、
見るもの聞くもの全てが面白かったです。
私、司馬懿の字が“仲達”だと知らなくて……
(ローディングの合間の説明文で初めて知ったww)
仲達と言えば簒奪じゃないですか!!
で、先に魏のEDムービーを見ていたこともあって
「うおおおお」と興奮していたんですが、
司馬懿がすぐに晋の国を作ったわけではないんですね。
晋云々というより、
彼等を通して魏の最期を見る為のお話だなぁと思いながら
遊びました。

優秀でやる気に満ちた父と兄が亡くなって、
弟がその後を継いだというのは
呉の話のようで、
これが完全な創作だったら駄作になるのでしょうが、
史実を元にしているあたり、
現実は凄いなぁと思いました。

晋勢力で好きなのは、鍾会ちゃんです!
鍾会ちゃんくせ毛かわいい!!!
鍾会は見た目も性格も言動も好きです。
おまけに使いやすい。
晋ストーリーの終盤は鍾会ちゃん可愛いで
終わってしまいました。



この三國6を遊んだことで
新たに興味を持てたキャラクターもいますので、
これからちょっとOROCHIに戻って遊んでから、
6猛将伝、6エンパ、そして三國無双7に進むつもりです。

遊ぶソフトがいっぱいあって、ほんと幸せです。

三国志という超有名な作品の名前を知っていても
その全般を具体的に知る人はあまり多くない気がします。
勿論、これはあくまでもゲームで、
創作された部分もあるのを承知しなければいけないでしょうが、
三国志に興味を持つ為の入口としては
充分に役目を果たしていると思います。
また、単純に、ゲームとしても面白いです。
無双の他のシリーズで興味を持った方にもそうでない方にも
お勧めします。


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2013-02-05 20:53  nice!(0) 
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