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感想@アニメ「あっちこっち」EPISODE1:あっち⇔こっち*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「あっちこっち」の感想です。
今回は初回の第1話(EPISODE1)である
「あっち⇔こっち」について記します。

あっちこっち (1) (まんがタイムKRコミックス)

あっちこっち (1) (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者: 異識
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2007/10/27
  • メディア: コミック


私は原作の漫画を読んでいません。
ネタバレとなる記述があるかもしれません。


────

前知識なく、いきなりアニメを見ましたので、
私が勝手に「らきすた系」と呼んでいる(←これに似た)絵柄であることと、
原作が「まんがタイムきらら」の作品であることを知って
「こりゃ駄目だなー」と思いました。
どちらの理由も、私には合わない(好きになれない)からです。

なので、初っ端から悪い印象を持って視聴し始めたのですが、
決定的だったのは、
主人公・御庭つみきの物凄いアホ毛だったかもしれません……。
あれは無い……私の中では「無い」です。
アホ毛を極端にデフォルメすればああなるんでしょうが
最後の「次回予告」まで見ても
つみきに対する違和感は少しも消えませんでした。
言葉がきつくてすみませんが、全然かわいくないです。
あんなアホ毛なら、いっそ無い方がいいのではとすら思えました。
登場人物の全てがあんな髪型だったらどうしようと
本気で困っていたので、
そうでなかったのが唯一の救いでした。

ただ、つみきの好きな人・音無伊御にもアホ毛があって、
ざっと見た限り、この二人以外にアホ気が生えているキャラはいないので、
視覚的に二人を差別化できることは評価します。
ただ、なぁ……。
伊御ぐらいのアホ毛なら、平均というか、よく見かけるので
気にも留めませんが、
つみきのアホ毛は、やっぱりあり得ないですww
キャラのインパクトとしては多大なので
主人公のアピールとしては成功しているのかもしれませんが、
私の中では、悪い意味で覚えてしまったキャラになるかも……。



お話は、「きらら」系の四コマ雑誌によくありがちな
(と、私が勝手に思っている)
どこにでもあるような微笑ましい日常を切り取ったものなので、
こういう世界観が好きな人には、安心して見られる王道な内容だと思います。
お話に対して喜怒哀楽や刺激を求める私は、
この手の話はわざわざアニメ(漫画)で見るまでもないと思っているので、
正直に言うと、もの足りなかったです。

友人以上で恋人未満だけれども「好き」という感情が確かに見られる……なんて
まさに少女漫画の話です。
少女漫画ですと、何か大きな事件が幾つか起こって、
紆余曲折の末に二人がくっつく(もしくは別れる)話になりますが、
「あっちこっち」みたいな作品の場合、
その事件が決して起こらないことから(起こる世界ではない)、
この曖昧な世界が延々と続いてしまうんですよね。
(私は、上記の「紆余曲折」にドキドキしたいので、
そういった要素が無いこの手の作品には面白味を感じられないんです)

逆に、作品への安定性(幸せな時間がいつまでも続く)を強く求める人は
ハマれるかもしれません。
それぐらい、この「あっちこっち」の箱庭はしっかりと作られているので、
充分に楽しめると思います。



悪い意味で気になったことがもう一つあります。
担任の先生がどじっ子という設定はよく見かけますので、
途中で「またかー」と思いました。

主人公たちが割と幼稚→先生は更に幼稚
→普段はボケ役の子も、先生にはツッコミ役になれる
→そのツッコミが変なので、
普段からツッコミ役の子がツッコんで、そのネタの締めの役割を担う
……という効果があるからでしょうが、
面白いと思う前に、飽きを感じてしまいます。



自分には合わないと思えたので、この作品の視聴は終わりにします。



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2012-04-06 11:30  nice!(0) 
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