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感想&ご紹介@ゲーム「戦国無双 Chronicle(クロニクル)」 [戦国無双]

こちらは、3DSゲーム
「戦国無双 Chronicle(クロニクル)」の感想記事です。

戦国無双 Chronicle

戦国無双 Chronicle

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game

私は今年(2012年)になってから
戦国無双シリーズに手を付けたのですが、
この「クロニクル」をとても面白く遊べているので、
まだ遊ばれてない方へのご紹介も兼ねて、感想を記します。
(人によってはネタバレ的な内容になっているかもしれません)

メーカーさんの公式サイトはこちら。
http://www.gamecity.ne.jp/sengoku/3ds/


これを書いた現在の私は、こんな状況です。
・戦国無双2はちょっとだけ遊びました
(↑面白そうだと思えたので、ろくに遊ばないまま3に移りました)
・戦国無双3と猛将伝は、そこそこ遊んでいます
・アクションゲームが苦手です
・好きなキャラは佐和山主従&義トリオ&三馬鹿子飼いトリオ……と
見事なまでに西軍寄りです


────

「クロニクル」購入のきっかけは、
このソフトの石田三成のシナリオが
シリアスな感じでせつない……と聞いたからです。
私は3DSを持っていない上に、
戦国無双の2や3を遊んだ印象で、
SRPGならともかく、
携帯機のアクションゲームでキャラをちまちまと移動させるのは
あまり合わないんじゃないかと思い、
正直なところ、ゲームの出来としてはあまり宜しくないのでは?と
勝手な想像を抱いていました。

しかし、価格や内容を調べる為にアマゾンのレビューを見たら
意外や意外、このソフトはかなりの高評価を得ているんです。
調べてみるまで私は知らなかったのですが
このクロニクルは3DSのロンチソフトだったそうで
(新ハード発売に合わせて出されるソフト)。
ロンチというと、目玉的なタイトルが出されつつも、
その性能を生かしきれず、中途半端な出来との印象が強いのですが、
それでもクロニクルは評判が良いようで、
「買って損は無いのかな?」と思えたことから、すぐに買い求めました。
新品でもそう高くはなかったのですが、
家の近所にあるゲームショップに行ったら
中古で新品の半額以下だったので、即買いでした。



私は未だに3DSを持っていないのですが、
弟が貸してくれたので、早速プレイ。
初めは、複数のキャラを出撃させることから強いられるキャラチェンジを
面倒だと思っていました。
でも遊んでいるうちに、
Aのキャラを自分で操作させている間に
Bのキャラをとりあえずこっちに向かわせて、
Cのキャラにはこの敵と戦わせておこうかな……というような、
各キャラに大雑把な指示を出せることがとても楽しい
(やらされている感が無い)と思えるようになりました!
自分で操作していないキャラについては、
これから向かう先や攻撃対象をピンポイントで指示できるだけなので、
迎撃とかはあまり成功せずに、
いつの間にか敵にすり抜けられていることはよくありますが、
イラッとするというより、「あぁ、もう(苦笑)」となりますので、
素直に「次からはここにも気を配ろう」との反省に繋がります。



史実を元にしたマップで、指定の敵を倒すという内容は、
戦国無双2や3と同じです。
大きく違うのは、
戦国武将には主人公に対する“好感度”が存在することです。
この辺については、公式サイトなどを見て頂くと良いかもしれませんが、
たとえば、プレイヤーキャラとして選択したり、
戦闘の前後にあるイベントでの受け答えで、相手に好まれる返答をすると、
主人公に対するそのキャラの好感度が上がるという仕組みです。
ただ、乙女ゲーやギャルゲーほどシビアなものではなく、
あくまでおまけ的なものなので、
好感度が下がったからといってリセットする必要は全くありません。

配信を含めた全てのマップを登場させて、
好きなキャラのみ、イベントを全て集める──ぐらいですと、
プレイに掛かる時間は、おおよそ30〜40時間でしょうか。
携帯機なので、夜、お布団に入ってから遊んでいると
あっという間に時間が過ぎていくので、
総プレイ時間を見ると「え? こんなに遊んだんだ」とびっくりします。
muso.jpg
最近は積みゲーも多いので、
私にとって100時間超えは非常に珍しいです。
今はユニーク武器を収集している最中なので
この数字はもっと伸びると思いますww
お陰で「ポケナガ」が全然進みません。

ちなみに、3D要素は、イベントムービーが少し立体化する程度で、
ゲーム本編では全くありません。
私は3Dが苦手で、このゲームでは常にOFF(2D)にしていましたが
問題はありませんでした。
これなら普通のDSで出しても良かったんじゃ……と
思わないでもないですww



戦闘について。
このゲームも、戦国無双2や3と同様に“ボタン押しゲー”なので、
アクションが苦手な方も、ある程度までは
一つのボタンを押すのみのゴリ押しでいけます
(私がそうでした……w)。
ただ、ゲームの終盤(最終章)や難易度を上げてのプレイなると、
きちんと防御したり、チャージ技を狙って出したりしないと
かなりきついので、
敵が弱い初期段階で意識的に練習しておくと、後が楽だと思います。
私は、とにかく話を進めたかったので、
ユニーク武器を集め始めた今になって、慌てて練習していますww
一つの戦闘に掛かる時間は、マップや難易度にもよりますが、
10〜20分程度でしょうか。
戦闘の最中でも「途中保存」ができるのが有難いです。



すれ違い通信について。
私は田舎に住んでいるので、その恩恵にはあまり預かれてないのですが、
「すれ違い」要素にて、すれ違った人から武器を貰えます!
正確には、「すれ違い」した相手と対戦することができ、
そのおまけとして
相手が事前に設定してくれていた武器を貰うことができるんです。
(相手が武器を設定してくれていないと貰えません。
自分も事前に、相手にあげる武器を設定することができます/
武器をすれ違いで相手にあげることにしても
自分の手元から無くなることはありません)

私は、まだユニーク武器も揃えられておらず、
自力で必死に強くした中途半端な武器しか用意できてないのですが、
この「すれ違い」のお陰で
数値がカンスト状態の強い武器をいくつか得ることができました!
「ありがとう、通りすがりの親切な人ヽ(o゚ω゚o)ノ」という感じです。
当たり前ですが、武器が強いと戦闘が楽になるので、
自力で強い武器を作りやすくなるんです
(戦闘終了後に得られる武器の強さは、難易度に比例する)。
「すれ違い」は、やはり、
休日の都内(秋葉原とか)が狙い目だと思います。
あと、非常に個人的なことですが、
同人誌即売会会場でも結構貰えます。

主人公の武器は割と貰える(くださる方が多い)ので、
他のキャラの強い武器をあげるようにすると、喜ばれるかもしれません。
私も欲しいです。



シナリオについて。
Chronicle(クロニクル)という名前の通り、
日本の戦国時代の年代記を、主人公(男/女)として綴る話です。
第一章は、関東三国志(甲斐の武田/越後の上杉/相模の北条)がメイン。
第二章で戦国の梟雄・織田信長の話となり、
第三章では、豊臣秀吉が天下統一を成すまでが描かれます。
そして秀吉の死後である最終章では、徳川家康が覇権を握ります。
主人公は、一人のもののふとして戦場を駆け、
戦国武将たちと交流を深め、絆を強めていきます。

他の戦国無双シリーズのように
多少改変したり、誇張したりしている部分はありますが、
日本の歴史に沿って話が進みます。
ゲームではついつい自分の好きなように改変しがちですが、
この作品では戦国時代の大きな流れを自然に感じられるので、
日本史が苦手な人には勉強になると思います。

主要なキャラクターについては
後でプレイヤーキャラとして任意で自由に使えるようになるとはいえ、
デフォルトでは、死後には出てきません。
(例:武田信玄や上杉謙信は、
死後のイベントである「本能寺の変」にはデフォルトで出ないけれど、
デフォルトメンバーで一度クリアして、フリーマップ化させると
彼らを出陣させて遊べるようになる/
事前に彼らの好感度を高めておいて、
全てのマップで使えるようにする必要はある)

逆に、戦国時代の終盤に登場する伊達政宗などは、
最終章になるまでデフォルトでは全く出てきません。
政宗も、好感度を上げて全マップで出陣可能状態にすると、
第一章から自由に使えるようになります。

また、戦国無双2や3では、
三成や左近をプレイヤーキャラとして選び、
「関ヶ原の戦い」を遊んで勝つと、
彼らが生きて未来を紡ぐ話になりますが、
この「クロニクル」では、
彼らが中心となる「関ヶ原の戦い(西軍)」を遊んでも、
三成は必ず途中で撤退し(戦闘後に刑死)、
左近は東軍の本陣に単騎駆けをして行方不明という内容で終わります。
私がこのソフトを買うきっかけとなった
「三成がシリアスな感じでせつない」とは
まさにこの部分だったんだろうなと思います。
好きなキャラには、やはり生きていてほしい、
戦に勝ってほしいと思うので、
「関ヶ原の戦い」は、本当に遊んでいてせつないです。



戦闘の前後では、キャラ別のイベントが発生することがあります。
武器同様、これも収集ですww
上記の通り、私は佐和山主従が好きなのですが、
最初にコンプできたのは、何故か秀吉様でした。
次が三成。三番目が左近。

私は女主人公で遊んでいるので、
一部の男性の武将から想いを寄せられるようなイベントがあるのが
なんか乙女ゲーっぽくて照れます。
(乙女ゲーほどハッキリと言われるわけではなく、
肝心なところは曖昧にされているので、
この部分を強く求めると
実際に遊んだ時に肩すかしを食らうかもしれません)
三成は茶器関連のイベントがせつなかったなぁ。
左近は、なんといっても「仕官」でしょう。
戦国無双2の、三成が遊廓に踏み入るのとはまた違った勧誘方法が
必死すぎて素敵です。
清正は、最後の一つ手前がもろにプロポーズで、ちょっと吹きました。
彼のおねね様愛は凄いですね(おねね様イベントでの彼がおかしい)
しかも、ラストが厠事情って……ww

個人的に、3猛将伝の正則ストーリーが凄く好きだったので、
このクロニクルにおける、彼の終盤イベントには泣かされました。
正則といえば喧嘩番長でしょうが、
彼がそうなる旨を決意した経緯が分かりますし、
何より、三成と戦う羽目になった時の独り言は
もう号泣、号泣、大号泣なので、
彼を好きな人には猛烈にお勧めします。
「なんでこんなことになっちまったんだ」という正則の惑いが
とにかくせつないです。
三成も清正も、道が分かれてしまったことについては
諦めの念を抱いているようなのに、
正則だけが一人、最後まで悪あがきをしていて、
何とかしよう、何とかしてみせると奮闘しているのが
悲しくもあり、素晴らしいです。

他のキャラについても、意外な部分が垣間見れるのは勿論のこと、
くすっと笑えるイベントが多いので、
どのキャラのファンでも楽しめると思います。
個人的な萌えキャラは、麿こと今川義元!!!!
「蹴鞠団VS歌劇団」の話には笑わせてもらいました。
↑この話で、三成が「クズクズ」って仕方なさそうに唄っているのも好きww
ネタとしては、「ガラシャの乱」も良かったなぁ。
婿取りが、ガラシャにとっては何故か虫取りのようなものになってて、
面倒を見ている雑賀孫市が「もういい、離してやれ」って
彼女を諭しているのがおかしかったです。



公式からの新たな配信は終了していて
(既存のものは今も受け取れます)
マップの追加が無いのが残念ですが、
これだけ好評なら、きっとクロニクル2の発売もいつかあるよね!と
勝手に期待しています。
3DSのソフトはまだまだこれからという感じなので、
お目当ての新作と共に本体を買ったはいいけれど、
他に遊べるものはないかしら……と迷われた際には
是非、このソフトの購入を検討して頂きたいです。
私は戦国BASARAシリーズのファンでもあるのですが、
BSRとは違った感じで楽しいです!!
どちらが上ということではなく、どちらも良かったです。



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2012-04-03 17:42  nice!(0) 
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