さくらもちモチ

プレイ日記＆感想「逆転検事2」第2話：獄中の逆転（後編2）*ネタバレあり　[逆転検事2：プレイ日記＆感想] [編集]

ゲーム“逆転検事2”のプレイ日記と感想です。
今回は第2話「獄中の逆転（後編2」についてです。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、GBA時代からの逆転シリーズのファンです。


前回の感想はこちら。
【第2話：獄中の逆転（後編1）】

各章のプレイ日記＆感想記事のURLは
こちらの一覧ページでまとめています。
【プレイ日記＆感想記事 一覧：逆転検事2】

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解決編でした！

美和マリー所長が、
あんな外見をしているのに
（見るからに、何かダメージモーションがありそうなのに）
これまで御剣の尋問を受ける事が一切無かった事と、
留置所←→刑務所の行き来において
所長なら、高圧電流が流されている鉄条網の問題をクリアすれば
何とかなるのが明らかだったのと
（他の人だと、鉄条網に加えて、所長室への侵入という問題が出てくる）、
彼女のお気に入りであるワニのアリーが
何やら飲み込んでいるらしい事から
彼女がこの事件において
何らかの形で深く関わっているのは明らかでしたが……。

まだこの段階では、
内藤と了賢の関係は“通信チェス友”でしかなく、
内藤が了賢の部下であるという考えは
マリーの妄想の域を出てませんが、
これ、もし彼女の誤解だったら、内藤が可哀相すぎるなぁ。
それだけ、了賢がマリーを追い詰めていた事になりますので、
（もしマリーが普通の精神状態だったなら、
内藤が了賢の部下だとは思わず、
彼を殺害する事もなかったかもしれない）
了賢に非が無いとは言い切れないのも
やりきれない気がします。

これは、私が見落としたかもしれないのですが、
そもそも、内藤と了賢って
お互いに相手がそうだと知ってたんですかね？？
二人が以前からの知り合いで、
ついでにチェス友でもあった可能性もあるでしょうが、
お互いに正体を知らなくて
単純なチェス友だった可能性もあるとなると、
内藤は本当にとばっちりを受けただけになってしまうので、
大統領暗殺未遂の濡れ衣を着せられた事といい、
この亡くなり方といい、
“ツイてない”では済まされないなぁと思いました。

ところで、内藤は草太を信用して、
ノミ入りの携帯チェス盤を
差し入れとして持ってきてもらいましたが、
普通に考えて、ノミって一般的じゃないですよね。
仕事で使うか、趣味で木工をやらない限り、
ノミってまず家に無いと思うんです。
内藤がボディガードを仕事にしているなら尚更、
普段から秘かに身近な物に仕込ませておくなら
使い勝手の良いナイフか銃にするよなぁと思います。
まぁ、今回は、作中でも指摘されていましたが、
ノミは、了賢を指し示すアイテムとして
強く印象付けられていますので、
制作側の都合で、
内藤はノミを仕込ませられる展開になったと思うんです。
でも、内藤が了賢をよく知っていたならば、
内藤は彼の影響を受けて
以前からノミを仕込んでいた可能性もあったのかな？と
想像しました。

……ちょっと分かり辛いので、整理して書き直すと、
普通に考えて、ああいったものに武器を仕込むなら
ナイフや銃が普通でしょうが、
内藤が普段から了賢をよく知っていたなら
彼の影響でノミを仕込む事もあったかもしれない
→今回の最後で、内藤は脱獄の手段として
ノミを欲したとありますが
（草太に、それが入った携帯チェス盤を差し入れさせた）、
草太が何も知らなかった
＆彼がチェス盤の中にノミを入れたわけではない以上、
内藤は、逮捕される前から
そこにノミを入れていたはずとなります。

なので、内藤は、
了賢の部下だったかどうかはともかく、
ある程度、彼のことを知っている設定でないと、
ノミを携帯チェス盤に仕込ませた事に不自然さが出るなぁと
思いました。
尤も、彼ら二人の関係については
今後の話で出るかもしれませんので、
とりあえずはそれ待ちです。


あ、そうそう、
やっとイトノコさんの秘密兵器の金属探知機を使えたのが
嬉しかったです。
ミサイルは、アリーに怯えていたのがかわいい。
それとそれと！
今回も美雲ちゃんの秘密兵器（？）
“ぬすみちゃん”がしっかりと登場してくれて
ホッとしました。
第1話で登場しなかったので、
「もしかしたら、あれは前作（1）限りなのかな？」と
思わなくもなかったので……。
また、御剣が礼儀正しく“ぬすみさん”と言っていたのも
相変わらずでおかしいww
さすが御剣。


前回の感想にも書きましたが、
水鏡秤が
御剣の前に立ちはだかる障壁であるのは確かなのに、
顔を覗かせた事件の真実に対しては
ちゃんと受け入れられる素直さがあるのが面白いです。
敵は敵なんですが、
御剣の捜査を認めている部分があって、
決して、御剣を悪い方にハメているわけでもないのが
敵キャラとして新鮮です。
彼女の相棒（？）の一柳が、口ばかりで
検事としては駄目駄目なのも良いですね。
彼ら二人は、メリハリのあるいいコンビだと思います。




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続きの感想＆プレイ日記も書きました。
【第3話：受け継がれし逆転（前編1）】

宜しければ合わせてご覧ください。