さくらもちモチ

感想＠ドラマ「僕の生きる道」第2話：読まなかった本*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「僕の生きる道」の感想です。
今回は第2話「読まなかった本」です。

以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第1話：告知、余命一年】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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病と死という重い現実に
中村先生が押しつぶされている回です。

無理をして国立大に行きたいと高望みする生徒に
「馬鹿らしい」と言ってしまったのは
やはり乱暴ですが、
生徒には数多くの未来があって（失敗してもやり直せる）、
自分にはそれがないと思うと、
中村先生からそういう言葉が出るのも
当然だろうなぁと思いました。


そして、サブタイトルにもなっている“読まなかった本”。
本を読まなかったのは、自分にその意思がなかったからという
中村先生の言葉は、
その後に「頑張ってみよう」という生徒への呼びかけや、
「僕に未来がないのなら、今を生きる」とのモノローグに
深く繋がっていて、感動的でした。
最後、覚悟を決めた中村先生のモノローグは
何度聞いても泣けます。

「何度」と言えば……
中盤、中村先生が断崖絶壁から飛び下りるシーンは、
一見、イメージ映像風なので、
彼が何かから解放された？と思いきや
実はリアルな飛び下り自殺を図ったと分かるのは、
シリアスな内容なのに、何度見ても笑ってしまいます。
その前の、キャバクラでの豪勇も同様です。






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続きの感想も書きました（第3〜6話の感想は書いていません）。
【第7話：間違われた婚約者】

宜しければ、合わせてご覧ください。