感想@ドラマ「CONTROL〜犯罪心理捜査〜」第2話:助教授殺害予告!守りたい嘘*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「CONTROL〜犯罪心理捜査〜」の感想です。
今回は第2話「助教授殺害予告!守りたい嘘」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第1話:顔は真実を隠せない!心理学でわかる事件の裏側】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2011年1月 放送開始作品】
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初回だった前回がビミョーだったので
(初回はどのドラマも力を入れて作ると思うので、
それが駄目ならその後もあまり期待できない)
今回に対しても期待してなかったのですが、
残念ながらその通りでした。
“刑事が主人公のミステリドラマなのに
作中で起きる事件がありきたり/面白くない”
“事件の関係者を見ただけで犯人の想像がつき、
どんでん返しもなくその通りの結末だった”
“主人公の相棒役である教授が披露する心理学が
全然大した事がない”
……と、面白くない要素が三つも重なったら
やっぱり駄目だと言わざるを得ません。
また、今回の真犯人や協力者は、
自分たちを“努力しても報われない者”として
憐れんでいましたが、
去年、ドラマ“相棒”で
“ボーダーライン”の回を見た者としては、
(http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2010-12-15-5)
悲惨さを全面に出して視聴者の同情を買うには
まだまだ甘いと言えると思います。
上記の“ボーダーライン”まで究極に描いちゃうと、
視聴者としてはもう見るのも辛いですし、
ミステリドラマとして崩れちゃう部分があるので、
そういうふうにするべし!とは決して言いませんが、
今回の真犯人の殺害動機は
他のミステリドラマで嫌というほど見てきた定番のネタなので、
もうちょっと何か独自要素を入れてほしかったです。
見ていて、「え?これで終わり?何か他にないの?」と
何も無い事に驚いてしまったので……。
ところで、何故、助教授なんですかね。
準教授との単語が、まだ一般的でないからでしょうか。
登場人物についても、
主人公の瀬川里央が変に感情に走った言動をしたり、
南雲準のパンを食べるシーンが
おざなりに入っていたりしていて、
どちらもお約束のエピソードにしたいのでしょうが、
「もうやめたら?」と勧めたくなりました。
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続きの感想も書きました。
【第3話:子供の心理と消えた犯人の謎】
宜しければ、合わせてご覧ください。
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