感想@アニメ「GOSICK -ゴシック-」第1話:黒い死神は金色の妖精を見つける*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「GOSICK -ゴシック-」の感想です。
今回は初回の第1話「黒い死神は金色の妖精を見つける」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
各話の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらのインデックスページでまとめていきます。
【アニメ感想記事 一覧:2011年1月 開始作品】
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私は、世間でゴスロリ(笑)と呼ばれてしまう
ロリータ服を昔から好んで着用しているので、
アニメや漫画や小説、ドラマや映画などで
そういう格好をしたキャラクターを見ると
過敏に反応してしまいます。
で、このヴィクトリカに限らず、大体そうなのですが、
なんでロリータ服を着用しているキャラって
常に変人系として描かれるんですかね。
時代や設定で、全員がそういう服を自然に着ている作品はともかく、
登場人物の一人として描かれる時は必ず
一癖も二癖もある人物にされているよなぁと思ってしまいます。
なので、かわいらしい容姿に反して大人びた言葉を発したり、
他人とは距離を置くような物の言い方をするヴィクトリカには
(これは、あそこに一人でいる設定のせいでもあるのでしょうが)
テンプレというか、
ゴスロリ少女(笑)系のキャラの典型の域を出てないなと
思いました。
さて、私が何故、ゴスロリ(笑)に“(笑)”を付けるかというと、
この単語が好きではない&苦手だからです。
真面目にロリータ服を着用している人に
「それってゴスロリ?」と聞くと思いきり不快感を露にされますので
知らない方は注意をした方が良いです。
(ゴシックとロリータは別ものであって、
ヴィクトリカが着用した服を呼ぶなら、
「ロリータ/ロリィタ」か、「黒ロリさん」が適切だと思います。
間違ってもゴスロリじゃないww)
私は原作を知らないので、
キャラ紹介が中心だったAパートについては、私も手探りで見ました。
淡々と紹介がなされていた上に、
久城一弥が、変わったあだ名が付けられていた以外は
凡人そのものだったので、
お話の初回の冒頭としては掴みが弱いかな?と思いましたが、
この回では、主要登場人物が三人しか出ていないので、
この人数の少なさなら辛うじて大丈夫だったと思います。
そしてこのお話は推理もので、
この回でのヴィクトリカは安楽椅子探偵
(人の話を聞いて推理するタイプ)なんですね。
私もミステリものが好きなので、
ヴィクトリカが刑事に手がかりを与える辺りから
急に興味を持ち始めました。
(それまでの久城一弥の自己紹介&世界観や設定の紹介は退屈で、
ちょっと眠かったです)
最後、久城一弥と共に外に出ようとしたヴィクトリカが
コンパスやら救命胴衣やらを持っていこうとしていたのは
可愛かったなぁ。
着替えや食器セットを省いた久城一弥に対しては
私も「ロマンがないなww」と思いましたが
(この辺は、必要がなくても持っていくのが少女の心意気)
ヴィクトリカが、頭でっかちな状態で、
本などで知識は豊富に得ているものの、実際に体験した事がないのが
よく分かります。
上記で、ヴィクトリカは安楽椅子探偵だと書きましたが、
あそこに囚われていたのも同然だったような状況を思えば、
彼女はそうならざるを得なかったわけで、
久城一弥との出会いが、彼女にとって良い変化になっていたのが
大変素敵だと思いました。
ロリータ少女が主人公という事で、
こちらも一応、萌えアニメに入るのかもしれませんが、
とりあえず変なお色気は無いし、パンツも見えませんし、
下品なネタも無さそうなので、
それらがあまり好きではない私にも楽しめそうです。
とりあえず次回に期待します。
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続きの感想も書きました。
【第2話:死者の魂が難破船をおしあげる】
宜しければ合わせてご覧下さい。
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2011-01-09 22:30
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