さくらもちモチ

感想@NHKアニメ「バクマン。」第13話：速報と本ちゃん*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

NHKアニメ「バクマン。」の感想です。
今回は第13話「速報と本ちゃん」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んだことがありません。


前回の感想はこちら。
【第12話：御馳走と卒業】

各回の感想記事のURLは、他の作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：2010年10月 開始作品】

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まずはあらすじから。公式サイトより転載します。

締切りを3日後に控え、忙しい日々を送る最高と秋人だったが、無事に原稿を服部へ届けた夜、見吉の計らいで、最高は初めて亜豆にメールを送ることに!
谷草北高校の入学式を終え、ペンネームを「亜城木夢叶」と決めた最高・秋人・見吉。
服部から「NEXT！」の見本誌が刷り上がったと連絡が入り、最高、秋人は取りに編集部へ向かう。見本誌を手にした2人の目に飛び込んだものは「新妻エイジ」の文字だった！そして服部からは「速報」と「本ちゃん」のアンケートシステムについて説明を受ける・・・
引き続き、連載への望みを信じ連載用ネームへ取りかかる中、「NEXT!」が発売され「この世は金と知恵」の速報結果が2人に知らされる!!

入学式を経て、晴れて三人＋亜豆が高校生になりました！
亜豆が引っ越した事で、
さらに彼女とサイコーは会えなくなったわけですが、
携帯電話でのメール交換を頻繁に行なえるようになって、
同じクラスで隣の席だった頃より
むしろ会話ができている
（メールのやり取りを会話と見なして良いのなら）のが
おかしいです。
でも、初々しい二人ならではのエピソードで
見ていて大変微笑ましいなと思いました。

ここでようやく、“亜城木夢叶”のペンネームが出ました！
ちょっと気恥ずかしい名前だとは思いますが、
意味を考えると、凄く素敵です。


そして、アンケート結果の速報では一位だったので、
調子に乗って“この世は〜”の連載用のネームを切った辺りが
まだ子供だなぁと思います。
そりゃ、サイコーたちは新妻エイジを負かして一位になり、
連載の話を進めてもらう事で頭がいっぱいなので、
それ以外は考えられないのでしょうが、
たとえ、その通りに一位になったとしても、
“この世は〜”では連載にならなかったと思います。
服部さんがまず許さないでしょう。
サイコーたちにとって、自分たちの漫画が連載化する事は
一つの目標であり、通過点ですが、
編集者にとっては、
この先（未来）の雑誌を支える金の卵を育てている状況なわけで。
そう簡単にサイコーたちに潰れたら困りますし、
潰れるような要因はなるべく取り除きたいのが本音でしょう。
（だから、エイジにしても、
服部は高校生でデビューはさせたくない）
彼らをじっくり大事に育てていきたいはずです。
サイコーたちと服部の根本の考え方が違っているのだから、
こうして、何か大きな事がある度に
ぶつかってしまうのは仕方がないんでしょうが、
（連載用のネームを黙って作り、見せるなんて、
本人たちは「これを見たら、服部さん驚くぞ！」と悦んでいましたが、
騙し討ちで、話を無理に通そうとしているのと同じだと思います）
ここは一度、じっくりと話し合いをした方が
いいと思います……。


なので、アンケート結果の本ちゃんにおいて、
エイジに負け、他の漫画家一名にも負けて、三位で終わったのは、
サイコーたちが頭を冷やす上で絶好の機会だったと思います。
でも、あれだけ「むいてない」としていた
王道漫画に戻ろうとしているのは
余計な回り道のような気がしますww




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続きの感想はこちら。
【第14話：バトルと模写】

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