感想:ドラマ「相棒 Season9」第9話:予兆*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
テレビドラマ「相棒 Season9」の感想です。
今回は第9話「予兆」です。
下記にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第8話:ボーダーライン】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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まずはあらすじです。テレビ朝日の公式サイトより転載します。
2010年夏—。
朝帰りの途中、尊(及川光博)が女性の遺体を発見した。遺体に「妙なものを感じた」という尊に右京(水谷豊)も動き出す。 被害者が警察庁長官官房付き総務課に勤務する絵利子と判明。右京と尊は小野田官房長(岸部一徳)に連絡するがあいにく不在。やはり敵対する警視庁の捜査は拒否…!?
絵利子の所持品から警視庁警務部に勤務する藤崎(志村東吾)の指紋が検出された。昨年、警視総監の田丸(品川徹)を媒酌人に結婚した超エリート藤崎が、警察庁の絵利子と不倫!?右京と尊は藤崎から事情を聞くが…。
さらに右京らの捜査を「面白い」と見守っていた金子警察庁長官(宇津井健)から右京と尊に謎の呼び出しが・・・。背景に見え隠れする警視庁と警察庁の対立・・・。事態は予想外の急展開を見せつつ、やがて発生する衝撃の大事件の“予兆”となっていく…。
私は劇場版IIを鑑賞した後ですので
(感想@相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜*ネタバレあり)
今回、感想を書く為に改めて見たら、
これはまさに映画に繋がるお話だなぁと思いました。
神戸さんが指摘した、服装や化粧がちぐはぐな死体が
右京さんたち特命係に捜査された事で、
余計な真実まで明るみになる……というのは
“相棒”の鉄板の内容ですが、
劇場版のテーマの一つである
警視庁と警察庁の現状および対立が
ここでも紹介されているのが感慨深いです。
何より、ラストシーンが
劇場版にそのまま繋がっているので
「ああああ……」となります。
(あの直後、警視庁が犯人によって占拠される)
そして、このSeason9の時間軸が
第9話「予兆(このお話)」
→劇場版II
→第1〜8話であるのを思うと、
この話ではまだあの方がご健在であるのが
ちょっとせつないです。
また、最近はロケの都合上、
秋〜冬の設定が多い“相棒”ですが、
こちらは、劇場版の直前という事で
夏の設定という珍しさもあります。
本当は、単なる嫉妬からくる殺人だったのに、
被害者を含めた関係者が警察の人間だった事から
変なふうに面倒臭い事になっているのが面白いです。
民間人としては
警察関係者には清く正しくあってほしいのが本音ですが、
こういうのを見ると
警察関係者だって普通の人間だよなぁと
思わずにはいられなくなります。
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続きの感想も書きました。
【元旦SP:聖戦】
宜しければ合わせてどうぞ。
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2011-01-05 20:58
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