感想@ドラマ「黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-」第8話:裏切りの最終決戦へ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-」の感想です。
今回は第8話「裏切りの最終決戦へ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第7話:セレブ外交官に喝!】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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まずはあらすじです。フジテレビの公式サイトより転載します。
久留米(宇津井健)の推薦で優(岡田将生)が総理・樫永(伊武雅刀)の秘書官に抜擢された。ともに戦ってきた芯子(篠原涼子)たち会計検査庁のメンバーは複雑な思いで見守る。そんななか久留米から調査の指令がくる。対象は総理が力を入れて取り組んでいるタマリアへのODAだ。貧しいタマリアへ20年間にわたって毎年3億ドル(約252億)の援助がなされていた。調査に向かった芯子たちに応対するのは、いまやすっかり総理からの信頼も厚い優だった。
優はさすが元カイケンだけあり、芯子や角松(大泉洋)の用意した数々の疑問点をかわしてくる。「僕はいまも中立な立場です。カイケンの敵ではありません」という優に角松や金田(桐谷健太)は感心するが、芯子は明珍(生瀬勝久)の言葉を思い出していた。「人間は変わる、権力とはそういうものです」——その明珍はいまだ行方不明のままだった。
調査をすすめるうち、芯子はあることに気づいた。タマリアへの援助物資を買い付けた際の資金3億ドルは、その後の円高で18億円の円高差益を生み出している。その差額はどこに消えたのか?樫永総理は円高のタイミングを狙って、差額を不正に着服したのではないのか——?
芯子は再度、優に疑問をぶつけるが、優は帳簿上にも何も問題はないと突っぱねる。さらに上層部から芯子たちに調査を中止するよう圧力がかかった。やはり優は「あっち側」に行ってしまったのか…。芯子は優を呼び出し、その真意をたずねる。優は「自分の信じる正しい側に立つ」ときっぱり言い切る。安心した芯子は、思わず優を抱きしめていた。だが、優は後戻りできない権力という渦に巻き込まれていた。そして優を信じる芯子たちに最大の危機が訪れる——!
これまでのお話の流れ+今回のサブタイトルからいって、
工藤が芯子たちを裏切る展開になるのは
誰もが読めた事だと思います。
それでも、今回のお話は面白かったです。
工藤が、芯子の「信じてるから」との言葉を
ちゃんと思い出しながらも、
口舌巧みな総理の言葉に惑わされて
そちら側についてしまったり、
その裏切りを知った芯子たちに問い詰められた後、
去っていく彼らに対して少し淋しそうな表情を向けたり、
最後に、不正の手伝い(実行犯)を総理から命じられたのを受けて、
芯子に電話をして泣いたり……と、
見所が満載でした。
工藤は、普通のドラマなら主人公に当たる役割なのですが
(新人なので、仕事についてよく分かってない事から
視聴者と同じ視線を持てる)
このドラマではそれを芯子に奪われているせいで、
脇役になっています。
男性陣の中では、角松役の大泉さんがまず最初に来ますし、
工藤はずっと男性二番手として、中途半端な感じで
芯子や角松の後をふらふらと追いかけていましたが、
ここに来て、「良い役を貰ったなぁ」と思う事ができました。
また、その役を上手く演じられてますよね、岡田さん。
芯子たちに、
一度は裏切り者としてふてぶてしいところを見せつつも、
その後、本当に辛くなった時に彼女に電話を掛けて泣くなんて
せつないじゃないですか!!
凄く良かったです。
最終回である次回も、色々なことがあるようですが
とても楽しみです!!
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続きの感想も書きました。
【第9話(最終回):国家予算乗っ取り最終敵総理と決戦!】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-12-09 23:22
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