感想:ドラマ「相棒 Season9」第2話:顔のない男〜贖罪*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
テレビドラマ「相棒 Season9」の感想です。
今回は第2話「顔のない男〜贖罪」です。
下記にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【ドラマ「相棒 Season9」第1話:顔のない男】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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この第2話を見た後、
第1話を見直し、再び第2話も見ました。
この第9シーズンの初回は、
久しぶりに放送時間が通常の一時間弱だったわけですが、
結局、いつもの特番の内容を
二回に分けただけだったなぁと思いました。
また、第1話で右京さんが出した答え(事件の真相)を
第2話で否定するなら、
こういう話こそSPでやるべきなのでは?と思いました。
そして、これは
ゲストの徳重聡さんのせいではないのですが……
石原軍団といえばテレビ朝日なので、
徳重さんが大きな役で出るとなると
「石原軍団のゴリ押しキャスティングきたww」と
ついつい冷やかしてしまいます
(もしかしたら逆で、
制作側が石原プロにお願いしたかもしれませんが)。
加えて、徳重さんを大きな役で見る度に、
石原プロの売り出しの必死さをひしひしと感じる反面、
いつまでもいい役ばかりじゃ役者として大成しないだろうに……と
余計なお世話な事を思ってしまいます。
以前にも、キャスティングにおいて
石原プロがひどく幅を利かせているドラマにおいて、
徳重さんは何度も何度も抜擢されていますが
(何しろ「21世紀の石原裕次郎」ですから、
今後の為にも、彼に売れてもらわないと事務所が困る)
失礼ながらパッとせず、今に至ります。
知名度はそこそこあるでしょうが
役者としての評価はあまり高くない気がします。
なので、人気シリーズ作品である“相棒”のゲスト出演は
本人&事務所にとって、願ってもない機会だったと思います。
相棒の制作側・テレビ局側としても、
石原プロの若手スターである徳重さんが初回のメインゲストなら
それなりに体裁もつきますし。
ただ、徳重さんを完全な汚れ役にしてしまうと
完全なイメージダウンになりますので、
石原プロが許さないでしょう。
または、制作側が気を使ったかもしれません。
だからこそ、ああいう
──こちら“相棒”において、
メインゲストは基本的に犯人役なのですが、
あくまで上からの命令を聞く実行犯だっただけで、
彼自身は非常に純粋な人だった
……的な描写に至ったのかなと想像しました。
そして、この辺に「勇気が無いよなぁ」と思ってしまいます。
いい役ばかりやっていたのでは
役者として成長しないのでは??
また、放送の終盤で、あの男が反旗を翻した事で、
命令を聞くロボットで終わらなかった点は評価しますが、
悪人として描ききらなかった中途半端さは
お話の終盤の失速に繋がっていったのではないでしょうか。
普通は、種明かしをされると興奮するものなのに、
こちらに対しては「なんだ……」という肩すかしすら覚えました。
決して面白くなかったわけではないですが、
ビミョーな気持ちが残ったので、すっきりしなかったです。
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続きの感想も書きました。
【第3話:最後のアトリエ】
宜しければ合わせてどうぞ。
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2010-11-10 23:26
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