さくらもちモチ: 感想@ドラマ「ギルティ悪魔と契約した女」第5話：真犯人に天罰下る！*ネタバレあり: SSブログ

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感想@ドラマ「ギルティ悪魔と契約した女」第5話：真犯人に天罰下る！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「ギルティ悪魔と契約した女」の感想です。
今回は第5話「真犯人に天罰下る！」
以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の感想はこちら。
【第4話：私を罪に陥れた奴ら】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋放送開始作品】

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まず最初にあらすじです。公式サイトから転載します。

芽衣子（菅野美穂）は、ＩＴ会社社長・金谷（山崎裕太）の恋人・遥（岩佐真悠子）を誘拐と見せかけ連れ出した。さらに、覚せい剤を常用している証拠を世間に公表すると金谷を脅迫。５億円を要求し、会社の金を金谷の個人口座に移して待機するよう指示する。芽衣子が電話で金谷を脅しているまさにそのとき、金谷のオフィスビルに駆けつけた真島（玉木宏）は、社長に危険が迫っていると面会を求めるが、秘書の堀（桜井聖）や警備員たちに阻まれ、追い払われてしまう。
芽衣子の復讐計画に巻き込まれているとも知らず、遥が身を隠したのは金谷の祖母・ミエ（上岡紘子）が暮らす高級老人ホームだった。芽衣子は、金谷が明日にも逮捕されると遥に吹き込み、もうしばらくここに隠れているようにと言い含める。その頃、警視庁捜査一課では、宇喜田（吉田鋼太郎）が何者かに電話をかけていた。電話の相手をなだめるように「大事にならないよう、私が手を回す」と約束した宇喜田は「これ以上、好き放題にさせるつもりはない」といまいましげな表情で電話を切り…。
金谷のオフィスを追い出された真島を万里（吉瀬美智子）が待ち構えていた。覚せい剤絡みの事件を追っている部署から、真島が捜査の邪魔をしていると連絡があったらしい。万里はなぜ金谷を訪ねたのかと真島を問い詰めるが、真島は何も答えない。いら立つ万里は、芽衣子の事件を調べようと公判資料を請求。そんな折、真島の車の中から堂島（唐沢寿明）の名刺を見つける。
一方、芽衣子の指示で社長室から一歩も出ることができず、いら立ちを募らせる金谷は、芽衣子にゆすられていることを何者かに電話で報告。「警察の方はよろしく頼む」と懇願し…。同じ頃、真島はアンを預けにペットサロンを訪ねていた。芽衣子が応対に出るが、真島が思わず芽衣子を抱きしめてしまった日以来、真島を遠ざけるようになっていた芽衣子は目を合わせることもできない。そんな芽衣子に真島は、帰宅の遅い自分に代わってアンを部屋に送り届けて欲しいと、自宅の鍵を渡し…。

芽衣子による復讐だけでなく、
真島のエピソードもお話の主軸として
本格的に入ってきました。
真島の家が荒らされていたのは怖かったなぁ。
どう考えてもカタギの仕業じゃないですし、
その後にインサートされていた短い映像でも
それは明らかでしたし。

さて、芽衣子が、
他の復讐対象には命を持って過去の罪を償わせたのに、
五億円という大金とはいえ、復讐対象にお金をせびるだなんて
彼女にしては随分と俗っぽい事をするなぁと
思っていたのですが、
やはりお金そのものが目当てではなく、
対象のチャラ男（IT企業の社長）に
会社の金に手を付けさせる為だったんですね。
最終的に、やはり彼を自殺させた辺り、
芽衣子の考えにはぶれがないんだと
改めて実感させられました。

というか、サブタイトルの通り、
このチャラ男が真犯人の一人（実行犯）だったんですね。
チャラ男が、彼にそれを命じた人物の名を
最後まで明かさなかったあたり、
相当な大物が裏で絡んでいそうですね。
これについては、
芽衣子の冤罪が強引に成立させられた時点で
明らかでしたが、
今回はその駄目押しみたいな感じがしました。

そして、芽衣子は相変わらず、
真島への恋（？）によって、
まるでうぶな女の子みたいに気持ちを乱している時と、
復讐の対象者を追い込んでいる時の顔が全然違っていて、
見ていて面白いです。
多面性がある分、人間の描き方が生々しいなぁと思います。
また、どちらの芽衣子も自然なので、
私にも彼女の気持ちがよく分かります……。

今回の放送の最後で、
真島が刑事だと知った芽衣子が
ひどくショックを受けていましたが、
これも当然でしょう。
真島に怨みは無いけれど、
これでもう、彼とは一線を引かざるを得なくなりましたし。
芽衣子の心中はいかほどだったかと想像すると
私も苦しくなりました。

次回も楽しみです！