さくらもちモチ

感想@アニメ「君に届け（再放送）」第9話「新しい友達」第10話「協力」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「君に届け（再放送）」の感想です。
今回は、第9話「新しい友達」第10話「協力」についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。

私は本放送時も見ていて、感想も書いています。
【第9話：新しい友達】
【第10話：協力】


前回の感想はこちら。
【第7話「土曜の夜」第8話「自主練」】

各回の感想記事のURLは、他の作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：2010年10月 開始作品】

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くるみちゃんの台頭が著しい回です。
風早くんを手に入れる為に行なう
くるみちゃんの涙ぐましい努力（笑）が痛々しいです。
たとえば、体育祭の委員のように
風早くんの行動を逐一調べて、
それに合わせて自分も動いて「偶然〜」とやっている分には
まだいいのですが、
ライバルを蹴落とそうとして必死になっているのが
何だかなぁと思います。

でもまぁ、中学時代から今ぐらいに仲が良かったのに、
風早くんとは友達の域を超えられなくて
──でも、風早くんにも特に好きな人はいないみたいだから
今はまだ“みんなの風早”でもいいか！と思っていた＆
高校に上がったら本腰を入れて
猛アタックをしようかと思っていたところに、
爽子に横からかっ攫われたようなものですからね。
くるみちゃんが風早くんについて発した
「風早は、可哀相だと思った人には声をかける」発言に潜んだ、
「だからお前（爽子）は全然特別じゃねーんだよ」
「思い上がるんじゃねーよ」との牽制がおかしくてたまりません。
また、爽子も、
くるみちゃんの悪意に少しも気付いてないのがなぁ。


ただ、本放送時での感想でも何度か書きました通り、
私は、くるみちゃんが爽子を一度も「貞子」呼ばわりしなかったのが
好きです。
くるみちゃん自身が
「うめ」という自分の名前を嫌がっているからでしょうが
自分の胸の痛みを他人のそれとして無意識のうちに置き替えられる点、
くるみちゃんも本当は良い子だというのが分かります。



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続きの感想も書きました。
【第11話「とくべつ？」第12話「恋愛感情」】

宜しければ、合わせてどうぞ。