さくらもちモチ

感想@ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」第4話：私を罪に陥れた奴ら*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の感想です。
今回は第4話「私を罪に陥れた奴ら」
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第3話：追い込め・悪徳弁護士】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

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まず最初にあらすじです。公式サイトから転載します。

15年前の事件を担当した鑑識は三輪（モロ師岡）だった。三輪が失踪前に現れたという女子刑務所を訪れた万里（吉瀬美智子）は、三輪がそこに収監されていた芽衣子（菅野美穂）についてたずね、「かわいそうなことをした」ともらしていたことを知る。
真島はアンを預けようとペットサロンに向かうが、芽衣子はいなかった。彩乃（滝沢沙織）によれば、真島の来店を待たずに出かけてしまったという。真島を避けるような芽衣子の行動を不審がる彩乃に、琴美（横山めぐみ）は真島の「彼女」と名乗る万里（吉瀬美智子）が店に現れたことを告げ、２人の間に何かあったのではないかと気を揉む。
芽衣子はＩＴ会社の社長・金谷文則（山崎裕太）に狙いを定め、復讐の準備を進めていた。金谷の恋人でタレントの高橋遥（岩佐真悠子）に近づき、彼女の愛犬・シルクのトリミングを担当。自宅マンションに通ってシルクの手入れやしつけのアドバイスをしながら、遥の信頼を勝ちとっていたのだ。この日も遥のマンションに来ていた芽衣子は彼女の目を盗み、部屋にあった男物のジャケットのポケットにビスケットと白い粉薬が入った袋をしのばせる。
同じ頃、オフィスに出勤した金谷は、秘書の堀陽介（桜井聖）から人気タレントの野村匡が覚せい剤で逮捕されたことを知らされる。芸能人と派手に遊び回り、野村とも親しかった金谷にも捜査が及ぶのではないかと心配する堀。だが、まったく動じる様子もない金谷は「俺は絶対捕まらない」と自信ありげに言い放ち、「金持ってるやつは法律でもなんでも曲げられる」とうそぶく。
一方、真島は不審な死を遂げた松永（石丸謙二郎）が弁護士だったことから、15年前の事件の裁判に着目。東京地方検察庁に出向き、公判記録を調べようとするが…。
その頃、遥のマンションでは、金谷のジャケットから粉薬の袋を見つけた遥が血相を変えていた。さらに芽衣子が、金谷が覚せい剤に手を出していることはすでに噂になっていると吹き込むと、遥は自分も疑われるのではないかと激しく動揺。金谷と連絡を断って身を隠すよう遥に助言した芽衣子は、見つかった薬の処分を引き受けると「その代わり、私の言うとおりにしてください」とあることを提案し…。

今回、芽衣子の過去がペットサロンの顧客にバレてしまい、
よりにもよって真島の目の前で詰られるシーンがありました……。
真島を男として気にしているらしい芽衣子にとっては
本当に辛い事ですよね。
真島が、実は刑事でそれを知っているのが
（だから、今さらそれを聞いても全然動じない）
逆に救いになっているなぁと思いました。
しかも、過去の芽衣子が本当に何もしていないなら
冤罪という過去の影響が、
未来である現在に及んでいるわけですし。
真島に「コーヒー飲みに行くぞ」と誘われて、
小さな声で「はい」と答えた芽衣子は、
なんだか小さな女の子みたいで、
見ていた私でも、何とか励ましてあげたいと思いました。


さて今回は、薬物疑惑のある（実は薬物をやっている）
IT会社のチャラ男がターゲットになったようでした。
芽衣子は、ああやって対象に電話を掛けて
接触してるんですね。
こういう脅しって、普通、
犯人の身元がバレると元も子もないので
偽名だったり名を名乗らなかったりするのが普通でしょうが、
“復讐”という大前提があるからか、
芽衣子が本名で行動しているのが凄いです。
他の復讐ものの作品も、総じてそうであるように、
犯人が本名を名乗る事で、
対象者（脅される側）の記憶の中で、
過去の罪が恐怖となって返ってきているのが面白いです。


面白いと言えば、芽衣子と榎本万里の女の戦い！！
万里は分かりやす過ぎるww
前回、芽衣子と真島が二人して
彼の家に犬用のサークルなどを運び込んでいる時に、
凄い顔をして盗み見をしていましたが、
あれはやはり嫉妬だったんだなぁ。


そして堂島基一。
どうやらまともな生活は送れてないっぽいと思ったら
彼はホームレスなんでしょうか。
息子の写真が痛々しかったです。
でも、もし、今回のスクープで堂島が大金を得られたとしても、
もうあの息子さんと一緒に暮らす事は無理なんじゃないかなぁ。
堂島の事情は分かりませんが、
息子の母親（堂島の元妻）に避けられたり、
彼に顔を忘れられてて
「おじちゃん、誰？」と言われたりしそうだと思いました。


以下は、放送を視聴中に呟いていたツイートの転載です。

• sa9raribbonええ……この状態で逮捕ってあり得ない。確かに芽衣子も容疑者になるけど、普通は製造・販売元が疑われるよね。やっぱり部屋にあった薬が決め手になっちゃったのかな。11/02 22:02
• sa9raribbonチョコレートケーキ殺人事件の関係者（証言者含む）の全員が全員、芽衣子を犯人に仕立て上げてたみたいだけど、そこには明確な意図（悪意）がないと、こうはならないよね。なんか気持ち悪いなー11/02 22:04
• sa9raribbonここまで一方的に冤罪要素が入ってくると、寧ろ、芽衣子が実は多重人格者で、メインの人格がサブの人格の犯罪を自覚してないだけ…という方が自然な気がする。でもこうなると、芽衣子は自分自身に死という罰を与えなきゃいけなくなるけど11/02 22:07
• sa9raribbon うおおお、ドラマタイトルきたー！ すっぱ抜き記事のタイトルだったのね「悪魔と契約した女」って11/02 22:20
• sa9raribbon こうやって電話が掛かってくるのね……怖いよ11/02 22:22
• sa9raribbon 菅野さん、閉じた口を歪ませてにぃっと笑う顔が凄いな！ゾッとした(三´ω｀)11/02 22:24

次回も楽しみ！




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続きの感想も書きました。
【第5話：真犯人に天罰下る！】

宜しければ、合わせてどうぞ。