感想@月9ドラマ「流れ星」第3話:二人の秘密…*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
フジテレビの月9ドラマ「流れ星」の感想です。
今回は第3話「二人の秘密…」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第2話:命がけの想い】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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いよいよ岡田健吾(竹野内豊さん)と
槇原梨沙(上戸彩さん)が
婚姻届を役所に提出し、
晴れて(?)夫婦となりました。
この二人の間には、
「ドナーになる代わりに大金を貰う」という契約が
あくまで前提にありますので、
健吾と梨沙の会話にぎこちない部分があったり、
日常の買い物ですら新しい発見ばかりだったりと
新生活の船出は大変そうですが、
それでも今回の岡田家の朝食のシーンを見ると、
前回よりは、梨沙の心も健吾の母親の心も
少しずつ寄ってきているなぁと思います。
その朝食のシーンでの梨沙は、
相変わらず挨拶すらまともにできてないですし、
フォークを持たない手をテーブルの下に遣ったままで、
「美味しい」という言葉を
「ヤベぇ」という単語で代用していましたが
前回のぶすっとした様子よりは大分軟化していました。
健吾のお母さんが、梨沙の「ヤベぇ」に驚く事なく、
同じ言葉を返す事でコミュニケーションをはかっていたのも
良いエピソードだと思いました。
今は擬似家族ですが、
健吾のお母さんが梨沙の喫煙を注意したように、
彼女の行儀の悪さについてもきちんと指摘できるようになるか、
もしくは、梨沙自身がそんな自分を恥じて改善するようになって
ほしいです。
そう、梨沙は、根は良い子なのですが
恥をあまり知らないんですよね。
というか、無知の無知
──恥が何であるかも分かってないほど荒んでいるので、
それがいつか改善されるといいなと思います。
ところで、今回は梨沙の兄・修一が健吾に接触しました。
今まで金づるとして妹を利用するばかりだった彼ですが、
梨沙がお金の為に肝臓を提供すると知ったら
少しは改心してくれないかなぁ。
これまでの修一の言動を見た限りでは、
彼がそれを知ったら、まず間違いなく岡田家を強請るでしょうが、
その前に「俺の妹の肌にメスを入れさせるのか!」と
健吾たちを怒ってほしいです。
それぐらいの描写がないと、
本当、修一という登場人物には救いが無さ過ぎます。
そして、神谷先生が梨沙に対して
疑念を抱いてしまいました。
他の事なら、
「妹さんが入院している間に、
お兄さんは婚約者と別れちゃったのかな?」と
自然に思ったのかもしれませんが、
マリアのドナーがいない
(ドナーを探している)という事情がある上に、
健吾と梨沙が吐いた嘘を直に耳にしていますからね。
今回の一件をもって、神谷先生は、
言わば犯罪に走った健吾や梨沙以上に
苦しい立場になってしまいました。
彼が今後どうするのかに、私は一番興味があります。
次回も楽しみです。
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