感想@ドラマ「モリのアサガオ」第3話:死刑囚へ贈る花*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「モリのアサガオ」の感想です。
今回は第3話「死刑囚へ贈る花」です。
モリのアサガオ—新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)
- 作者: 郷田 マモラ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/12/06
- メディア: コミック
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第2話:死刑執行命令】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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今回は……前回以上に、深くて重い話だと思えました。
他の殺人もそうですが、
仇討ちはより感情的である分、
根底に「殺すのは(殺されても)仕方ない」という要素が
入ってしまい、
冷静に語れません。
今回の死刑囚も、
その罪からして、勿論、加害者ですが、
息子が同級生からのいじめを苦にして自殺したのなら、
言わば被害者家族になります。
そして、放送の終盤で鍵となる、
死刑囚の息子を虐めた生徒のご両親は、
まさに、加害者家族であり被害者家族でした。
彼らは、死刑囚の息子の命日に花を手向けると同時に、
自分の息子を殺した死刑囚への怨みを募らせるという
相反した気持ちを吐露していました。
これは本当に重かったです。
前回も、放送を見ながらあれこれと思いましたが
今回はそれ以上にそう思いました。
これは、何が正しい/何が悪いと
白黒はっきりつけて語れない問題だと
改めて実感しました。
次回も楽しみです。
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続きの感想も書きました。
【第4話:獄中結婚の花嫁】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-11-02 22:12
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