感想@ドラマ「ナサケの女 〜国税局査察官〜」第2話:マルサvs7億脱税の時効!*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「ナサケの女 〜国税局査察官〜」の感想です。
今回は第2話「マルサvs7億脱税の時効!」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第1話:マルサの女帝vs10億円脱税主婦!】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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完璧な経営コンサルタントの人間が
実は脱税をしていて、
今もしらを切っているという展開は面白かったです。
前回の主婦が、黒幕といった感じで
中途半端な時間帯から登場したのと違い、
今回は最初からターゲットが明確だった分、
松平松子(米倉涼子さん)との対決も露で
見ていて面白かったです。
緊張感もありました。
でも肝心のオチというか、
締めが、見ていて物足りなかったです。
前日に他局で放送されたドラマ
【「黄金の豚」第2話:警察ヤミ宴会に喝!】もそうでしたが、
中盤までがいかに面白くても──お話が盛り上がっていても、
最後、一番良いところで視聴者が爽快感を得られないと
その回全体の印象も冴えないものになります。
対象者が“絶対に裏切らない”と信じていた人間に裏切られ、
それまでの報いを受けるのは、
確かに、対象者にとっては予想外で、
まさに“あり得ない事が起こった”ので
意外性もあったのでしょうが、
視聴者からすると、そんなでもないというか、
男性の重要性をあまり感じられないまま
「あぁ、この人が共犯者だったのね」程度の認識で
最後を迎えてしまったので、
意外でも何でもないのが問題だったと思いました
(そこまでの信頼感が伝わってこなかったので、
彼が裏切った事に対して、別段、驚かない)。
百円をないがしろにしていたという対象者の経緯から、
松子が完璧な書類に対して疑問を抱くというのには
説得力があったと思います。
私個人の好みですと、
対象者の自宅かオフィスで
一円玉や五円玉が転がっていたというような
駄目押しのシーンがあっても良かった気がしますが
蛇足で終わったかもしれません。
とりあえず次回に期待します。
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続きの感想も書きました。
【第3話:5歳が運ぶ…お受験脱税!?】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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