さくらもちモチ

感想@NHKドラマ「セカンドバージン」第3回：正直な体*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

NHKドラマ10「セカンドバージン」の感想です。
今回は第3回「正直な体」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第2回：キスして】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

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まずはあらすじです。公式サイトより転載します。

シンガポールで結ばれたるい（鈴木京香）と行（長谷川博己）。しかし帰路の機中で、るいは行と出会う前の自分に戻ると決めていた。一方、行が子どもを欲しがらないことで悩む万理江（深田恭子）は、るいに夫への説得を依頼する。ある夜、るいの家に、息子の亮(綾野剛)が年上の恋人・愛子（YOU）を連れてくる。ずけずけと「るいが恋している」と言い出す愛子。そこに夫婦喧嘩の仲裁を求めて万理江が駆け込んでくる。万理江の背後に立つ行の姿を見て凍りつくるい。同じく衝撃を受ける行。その日から、るいは行との関係を断ち切ろうとするが、るいへの思いを募らせる行は「万理江とは別れる」と言い出す･･･。

体位ww

こちらのドラマでは、
妊娠を積極的に希望しているという設定だからか
万理江役の深田恭子さんが
きわどい台詞を少なからず発されていますが、
まさか鈴木京香さんと
「あの人、体位を変えないんです……」
「私の時は変えたけど」
との会話を聞けるとは思ってもみませんでした。
この時の、るいの内心のツッコミ
（なので、万理江には聞こえてない）には噴いたなぁ。
おかしくてたまりませんでした。


さて、これまで何度もニアミスを繰り返しながらも
お互いがご近所さんだとは知らなかった
るいと行（長谷川博己さん）。
まさか不妊治療で万理江から相談を受けていた
問題の相手が行だとは
るいも思ってなかったでしょう。
身体の関係を持った後でその事実を知り、
お互いに引けなくなってしまう……というのがポイントですね。


まぁ、るいと行が感情の勢いに任せて寝てしまったのは
仕方がないとはいえ、
万理江の言動には、私も呆れてしまいました。

夫婦喧嘩した流れで、
夜中にるいの家に乗り込み、
彼女に説得してもらおうとしたのは、
私にもまだ分かります。
あれは感情的なものなので、
もうどうしようもないでしょう。
あの時の万理江は、理性の箍が外れている状態でしたし。
でも、万理江がるいの出版社に乗り込んで云々は
私も駄目でした。
るいは忙しい仕事の最中に、無理に時間を作って対応したのに、
万理江は「（るいが）私の話を聞いてくれない」
「（るいが）私に協力してくれない」って
被害者ぶっていたのが駄目でした。
そういう環境で育ち、今もいるからなのでしょうが、
万理江は世界が自分中心で回っていると思っているんですね。
そして、るいに対して
「実家のお母さんみたい」と
無防備に心を開いているのも、どうかと……。
万理江にしてみれば
これは親しみを込めた賛辞なのでしょうが、
当のるいにしてみれば「はぁ？」って感じですよね。
私は、二人のこの辺に気持ちの温度差を感じていたので、
るいと行がそれぞれの立場を知った後の展開は
見ていて楽しかったです。

次回も楽しみ！
いいぞNHK！




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続きの感想も書きました。
【第4回：二番目の女】

宜しければ、合わせてどうぞ。