さくらもちモチ

感想@ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」第2話：復讐の鬼・愛を捨てる*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の感想です。
今回は第2話「復讐の鬼・愛を捨てる」
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第1話：復讐の幕が開く!】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

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まず最初にあらすじです。公式サイトから転載します。

芽衣子（菅野美穂）が15年前に起こった毒殺事件の被疑者だったことを知った真島（玉木宏）は、彼女が毒物を混入したケーキを購入した洋菓子店へ。事件について店主にたずねるが、今さら過去を蒸し返さないで欲しいと追い返されてしまう。
芽衣子はアンを連れて病院に来ていた。子どもの患者を犬と遊ばせることで癒す“アニマルセラピー”のボランティアに参加していたのだ。そんな中、重い心臓病を患い、子どもたちの輪に入れない車いすの少女・美咲（美山加恋）を見つけた芽衣子は彼女に歩み寄り、やさしい言葉をかけて親しくなる。
同じ頃、弁護士の松永征一（石丸謙二郎）の事務所に菓子折が届く。松永の名前で注文されていたらしいが、本人には身に覚えがない。不審に菓子折を見つめていた松永だが、あることに気づいてハッとなり…。
数時間後、ペットサロンに戻った芽衣子を真島が訪ねて来た。職業を聞かれ、とっさにシステムエンジニアだと嘘をついた真島は、パソコンの苦手な芽衣子に指導をある思惑を持って引き受ける。
まもなく、真島は相次いで不審な自殺を遂げた北村（浜田晃）と菅沼（波岡一喜）の接点が「桜葉館学園」であることを突き止める。真島はこの学校を訪ねるが、手がかりは何も得られない。
一方、芽衣子は次のターゲットである松永をじわじわと追い詰め始めていた。松永が弁護士の資格を持たない事務員の田辺厚（戸田昌宏）に違法と知りながら法律相談の業務を押しつけていることを知った芽衣子は、田辺に接近し、揺さぶりをかける。
その頃、真島は宇喜田（吉田鋼太郎）から、後輩の宏太（川野直輝）を殺した溝口（金井勇太）の意外な判決について知らされ…。

前回、二人の人間を死に追いやった芽衣子が
今回も新たな人間を脅迫していました。
過去回想でちらっと出ていた当時の映像は
見ていてきつかったなぁ。
自分（芽衣子）が殺人を本当に犯したかどうかは関係ないって
本当に酷過ぎます。
芽衣子は今後もこうして、あの事件の関係者を
一人一人追い込んでいくのでしょうか。
凄くやるせないし、哀しいことだけれど
その心情は理解できます。
芽衣子は彼らによって
人間として否定されたのも同然なんですよね。
だから、その復讐として
彼らを人間として否定する事に抵抗が無いんだと思います。

殺処分すると決められた犬に向けた優しさと、
人を躊躇い無く死に追いやられる冷たさは
人の心に同時に存在できるんだなと、
今回の放送を見て、改めて思いました。
殺処分が決まった犬を
自分が連れていくと芽衣子が名乗り出たのも、
命の重さを分かっている証のようなエピソードでしたし。


そして、最後には驚かされました！！
前回から嫌な感じでうろちょろしていた堂島基一が、
芽衣子の冤罪を決定付ける記事を書いた張本人だったとは。
しかも、当時、一躍“時の人”となったとあっては
金銭的にさぞおいしい思いをしたんでしょうね。
……尤も、あの様子では、泡銭の名前通り、
得られた大金はあっという間になくなったのでしょうが。
最終的には、芽衣子と堂島基一が対決するだけでは
お話があまりにも簡単すぎるので
もうちょっと二、三転するのかな？？
続きがとても楽しみです。


正直なところ、
ドラマから受けるインパクトは前回には劣ったと思います。
但しこれは、内容が駄目だったというわけではなく、
私が前回の放送で馴れてしまったからかなぁと
感じました。
また、私は、フジテレビの午後の韓国ドラマを
録画して毎日視聴しているのですが、
放送中に何度も何度もＣＭが入るので、
もう放送を見た気になり、
既にお腹が膨れた状態になっていたのも
関係していたかもしれません。
前回の放送を見逃してしまった場合や
その週の放送を見られない場合は、
丁寧すぎるCMも有難いものですが、
そうでない場合は弊害もあるよなぁと思いました。




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続きの感想も書きました。
【第3話：追い込め・悪徳弁護士】

宜しければ、合わせてどうぞ。