さくらもちモチ

感想@韓国ドラマ「シンデレラのお姉さん」第10話：父の死は姉のせい！？家族崩壊の危機に…*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビ韓流αで放送中の韓国ドラマ
「シンデレラのお姉さん」の感想です。
今回は第10話「父の死は姉のせい！？家族崩壊の危機に…」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第9話：姉妹が奪い合う一人の男は買収工作の張本人？】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ（２）】

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まずはあらすじです。公式サイトより転載します。

デソンの葬儀。最後まで父といえなかった罪悪感で涙流すこともできないウンジョ。ヒョソンは父の死をウンジョとガンスクのせいにするが、一人で残されたヒョソンが頼れるのは彼女たちしかいない。しかし、夫の死でパニック状態のガンスクはヒョソンを含めたデソン都家の人に本性を表し始める。一方、ギフンはデソンへの罪悪感とギジョンへの怒りで父が経営しているホン酒家を裏切ると決意する。

デソンが亡くなった後のお話でした。

会社が八方塞がりの状態で
心の頼りにしていた義父までをも亡くし、
もうどうしようもないほど辛い
ソン・ウンジョ（ムン・グニョンさん）については
痛々しくてたまりませんでしたが……
私には、ガンスクの悪女振りが
特に見ていられませんでした。

デソンが亡くなった途端に、
ガンスクにとってク・ヒョソン（ソウさん）は
赤の他人になったんですね。
これまで親子として暮らしてきた情など
全く無いんだなぁ。
皆で食事をするシーンで、
ガンスクが息子をひたすら甘やかす一方、
話し掛けてきたヒョソンを完全に無視したシーンは
本当に露骨だったと思います。
ガンスクには、息子とウンジョしか
家族としての認識がなかったようでした。

なのに、ヒョソンがいつもの調子で
彼女に「お母さん……」と甘えていたのが
可哀相でなりません。
ウンジョには甘える事を許されず、
心の頼りだったガンスクにも散々冷たくされて
激しくショックを受けているシーンは
私も見ていて辛かったなぁ。

ガンスクが初めてこの家に転がり込んできてから、
ヒョソンはガンスクによく懐いていましたし、
そのガンスクも、ヒョソンの甘えを敢えて許すどころか、
彼女が過剰にそうなるように煽ってきましたので、
ヒョソンが今の今までガンスクの本性を見抜けず、
ここまで来ちゃったのは
仕方がないと思います……。
尤も、ここで一番の問題になるのが
ヒョソンの甘ったれた性格なので、
彼女自身はもう大人な年齢であるのが
不幸中の幸いだと思いました。
子供の頃のウンジョと違い、今のヒョソンは大人なので、
独立すれば済む話ですから。
（その点、子供の頃のウンジョは、
ガンスクに頼らざるを得なかったので
本当に不幸だったと思います）

ガンスクの豹変に対して泣いてばかりのヒョソンに、
ウンジョが「あの人は元々そうだった」と冷たく言い、
これから家を追い出される可能性まで示唆して
彼女を遠回しに励ましていたのは
さすが姉だと思いました。
ヒョソンを本気で嫌っていたら、
泣く事しかしない彼女なんか
放っておくはずだと思いますので。


最後、ウンジョがようやく一人で
デソンと同じ酒を作れた事も良かったですが、
最後の最後、彼の写真に向かって「お父さん」と呼び、
彼に謝罪するシーンは
むちゃくちゃ良かったなぁ。
私も見ていてほろりとしてしまいました。
そして、そんなウンジョの最大の理解者が
もう亡くなってしまっている事が
本当に本当に残念でなりません。
ガンスクはもうどうしようもないでしょうから、
この先はヒョソンと二人三脚で頑張れるように
早くなってほしいです。

次回も楽しみ！





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続きの感想も書きました。
【第11話：姉が彼に駆け落ち迫る！！三角関係に終焉？】

宜しければ、合わせてどうぞ。