さくらもちモチ

感想@ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」第1話：東京都知事暗殺を阻止せよ*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の感想です。
今回は初回の第1話「東京都知事暗殺を阻止せよ」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、本放送時に一通り見ています。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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まずはあらすじです。

井上薫は、特殊な能力を持ったSP（要人警護官）。合コンをしていたところ上司・尾形総一郎から女性東京都知事・大川優子の護衛を命令される。都知事が俳優である甥のプロモーションのため向かったシネコンにて、井上は不審な大男を目撃、激闘の末大男を逮捕する。だがこの行為はSPの活動範囲外の行動であるため、警護課課長・中尾にその行動を咎められてしまう。
その後引き続き都知事の警護を続ける井上ら機動警護班。だが一方で一人の男が都知事への殺意を密かに募らせていた。

最初に放送された時にリアルタイムで見ていた時は、
作品がここまで
アクションメインになるとは思ってなかったので、
「これって何ドラマ？」と戸惑ったのを覚えています。
普通の警察/刑事ものでなく、
あくまでSP（要人警護）に徹しているのが面白いです。

それに、冒頭で、
主人公の井上薫（岡田准一さん）が
テロリストと思しき危険人物を逮捕したものの、
それは警察内部でも外部でもあまり喜ばれていない現実が
しっかりと描かれていて、
「これは犯人逮捕をメインとした
普通の刑事ドラマじゃないんだよ」
という制作側のメッセージが、よく表れています。
SPが犯人を逮捕したら、
普通の警察の面子が丸つぶれになるので駄目だって
とても理不尽な事ですよね。
一般市民だって、犯人を現行犯逮捕できるのにww
でも、これがまかり通ってしまうのが現実なわけです。


主要登場人物の説明もよく出来ていると思います。
最初から井上の能力をフルに発揮させるのではなく、
どうでもいい合コンで、
その観察眼の素晴らしさなどを見せて
（しかも、「嘘を吐く人は視線を左に向ける」という
一般人がよく食いつきそうな蘊蓄まで入れて）
視聴者の心をぐっと掴んでいるのは、
大変上手いです。

また、同僚間で、
「あいつ（井上）に向かって本気で殺してやるって念じてみて」
という実際の行為で
井上の特殊さを表わしているのも面白いです。
ここは、凄く説得力があります。


また、音楽が気持ちいいんだ！！
小気味良いですよね。
今回、映画版の宣伝での再放送で久し振りに見ましたが、
見ていて「これこれこれこれ」と思いました。


でも私は、本広克行監督があまり好きではないので、
「踊る〜」を思い出させるような「交渉人2」のポスターや、
それを臭わせるセットは好きになれませんでした。
そういう小ネタで沸かせないで、
普通に勝負しなよと思ってしまいます。


以下は、再放送視聴中に呟いていたツイートの転載です。

• sa9raribbon久し振りだなーSP。楽しみ楽しみ。岡田君のイケメンぷりを堪能しますヽ(´ω｀)ﾉ10/16 14:07
• sa9raribbon「人は嘘吐く時に視線を左に向けるんだよね」が好き。人が嘘をつく時の特徴は他にも色々あるけど、これはこのドラマのお陰で、放送後にやたら偉そうに言う人が多かったw10/16 14:11
• sa9raribbonタイトルバックきたー！「SPとしてテロリストを逮捕したのはお前が初めてだからな」と手柄をアピールしてタイトルバックに持ってくるこの流れも好き。かっけー！10/16 14:20
• sa9raribbon 第1話、あっという間に終わってしまった。再放送でも、面白いドラマはやっぱり見ていて楽しいな！ そして岡田君カッコよすヽ(oﾟωﾟo)ﾉ10/16 15:06

続きも楽しみ！





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続きの感想はこちら。
【第2話：元内閣総理大臣を警護せよ】

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