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感想@ドラマ「ケイゾク」Mystery6:史上最悪の爆弾魔*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「ケイゾク」の感想です。
今回は第6話(Mystery6)「史上最悪の爆弾魔」です。

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
Mystery5:未来が見える男

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴(2)

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まずはあらすじから。TBSの公式サイトより転載します。
二係に、かつて,“エンマの壺”の異名で恐れられた町田署捜査一課の警部補、壺坂邦男(泉谷しげる)がやって来た。野々村(竜雷太)の一期先輩でもある壺坂は、定年間近。刑事人生は残りあと1週間となっていたが、彼にはどうしても解決したい事件があったのだ。
その事件とは、昭和59年2月に町田の中学校で起きた小包爆弾事件。熱血教師、森田功作(平尾良樹)の元に届いた牛肉の小包みに爆弾が仕掛けられていて、死亡者がでたというものだ。死亡したのは森田とは関係のない富川桂一(秋吉信人)。中学校の事務員、赤羽さくら(宮崎淑子)の婚約者だった男だ。森田は「教師は物品授与禁止」の決まりを守り、事務員のさくらに肉をあげていたのだ。
この事件は時効まであと2週間となっていて、お蔵入り目前の難事件だが、犯人を見つけたい一心の壺坂は、過去に因縁浅からぬ真山(渡部篤郎)に手を貸して欲しいと頭を下げに来たのであった。しかし、真山はかたくなに拒否。事件の資料をゴミ箱に捨てる有様・・・。一方柴田(中谷美紀)は、壺坂に邪険にされながらも例のごとく捜査に首を突っ込む。そして小包爆弾事件の1ヶ月前におきた女子学生の自殺に疑問を抱く・・・。


今回の真犯人の犯行動機は
女である私にとって見ていて辛く、
つい彼女に同情してしまったのですが、
(というか、妊娠や中絶に限らず
子供が絡むネタには同情せざるを得ない)
真山の「こういうのが嫌なんだ!」との壊れっぷりが
一番印象に残りました。
これまでのお話の中で
彼が本性を出したのって、これが最初ですよね。
いつもは飄々としていて、
頭の良い柴田さんを小馬鹿にすらしていたのに
今回、「お前、頭いいんだろう」と絶叫しながら
早く事件を解いてくれと頼む彼は
まるで別人のようでした。
普段の彼が演技である
(わざと深入りしないように意識している)のは
分かっていましたので、
今回、スイッチが入った彼を見た時には
「とうとう来た!」と興奮しました。

これから、ドラマも後半戦に入っていって、
以前から伏線が張られている事も
いよいよ事件化するはずなので
ここにどんなふうに真山が関わっていくのかと思うと
楽しみでなりません。
でもあんなふうになっちゃったら
感情が行き過ぎた末に人間をやめる感じになりそうで、
ちょっと怖い気もします。


ところで、今回のサブタイトル“史上最悪”は
どこに引っ掛かるんでしょうか。
せつない話ではありましたが、
(壺坂さんの、真犯人に辿り着いていたのに
逮捕する気になれなかった点とか)
歴史上最悪だとまではさすがに思えませんでした。


次回も楽しみです。


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続きの感想も書きました。
Mystery7:死を呼ぶ呪いの油絵

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-10-06 22:15  nice!(0) 
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